だんだんと気温は上がってきたのですがツマキチョウは現れません。白い蝶がかなり飛んでいるのですが、スジグロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウなどです。
そのうちに、トンボを見つけたカメラマンがいました。カワトンボのようでした。このあたりでカワトンボと言えばアサヒナカワトンボです。光を浴びると金属光沢のある緑色の胴体できれいです。
だんだんと気温は上がってきたのですがツマキチョウは現れません。白い蝶がかなり飛んでいるのですが、スジグロチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウなどです。
そのうちに、トンボを見つけたカメラマンがいました。カワトンボのようでした。このあたりでカワトンボと言えばアサヒナカワトンボです。光を浴びると金属光沢のある緑色の胴体できれいです。
平潟湾に沿って並んでいる工業団地の端のほうから海沿いに鷹取川のほうに向かい歩きました。もちろんシギ・チドリの類はいるのですが、ほかにはウとコサギがいました。
横浜側の近くまで行ってから戻る途中、岸に近い水面の上をギンヤンマが飛んでいます。ここは鷹取川が湾に流れ込んでいるところなので淡水域なのでしょう。先日の台風の名残か水面には葦の類の植物が浮いています。
タンデムで飛んでいたギンヤンマの一対が浮いている葦の上に留まりました。産卵のようです。見ているところから水面までは5m以上はありそうです。それでもかなり近くから見ています。光のあたり具合もよく色がよく出ています。
池をほぼ一周してバードウオッチングのための目隠しのある方の出口付近の草むらに青い尾のイトトンボがいました。昨年もこのあたりにアオモンイトトンボがいたんだよね、と思いながら歩いていました。
その先にも数頭のアオモンイトトンボがいましたが、みなオスのようでした。
アジアイトトンボはアオモンイトトンボに似ているということを最近知ったので、少し注意してみました。アジアイトトンボのほうが尾の先の青い部分が多いようです。
暑い日が続くので寝ているうちに熱中症になってはいけないので、2階は窓を大きく開けています。でも、夜半に突然の土砂降りの音で飛び起きました。(雷鳴もありましたが家人は気づかずに寝ていました)
朝はどこに行こうか迷いました。あれだけ降れば足元はあまりよくないはずです。久しぶりにYRP光の丘の「水辺公園」に行って見ました。
入口から池に沿って進みます。動くものはあまりいないように思えました。でも、よく見るといろいろといます。
池の端の枯れ木の上にヤンマがじっとしています。オニヤンマかと思いましたが尾の先から2節ほど前に突起があります。この形はウチワヤンマです。尾の先の部分がわかりにくいので角度を変えて撮ってみました。
色合いは良かったけれど、もうすこしはっきりとさせたかったです。
うれしいことに「みんなの公園」にはコシアキトンボもいました。
前回は少し暗いのでもう少しきれいに撮りたいと思って出かけました。
朝方、雨は残っていましたが風はほとんどありませんでした。やがて雨もやしばらくしたので出かけようと思ったらまた降り始めました。しかたないのでまたしばらくやむのを待ちました。
雨で足元が悪いでしょうし、遠くへはいけないので近場の「みんなの公園」に行きました。
先日、ここではギンヤンマの産卵を撮っていますが、逆光だったので朝のうちに撮ることができればと思いました。
水かさは増していますが、池はそれほど荒れた様子も見えません。やはり、風は大したことはなかったようです。
水面を赤っぽいトンボ、青っぼいトンボが低く、高く行きかっています。
しばらく飛んでいるところを撮ろうと試しました。撮れているかどうかはわかりませんが何回かシャッターは切りました。
先日、産卵していたそばに雄雌が一直線につながった状態のタンデムのギンヤンマがとまりました。双眼鏡で確認し、急いでカメラを向け、2枚だけ撮ることができました。
暑気払いの会まで少しだけ時間があります。
熱中症になったりするといけないので外出は避けようと思っていましたが手持無沙汰です。近くのみんなの公園に行くことにしました。こんな炎天下になにもいないかもしれませんがいるかもしれません。
松林から大きいほうの池を眺めるとギンヤンマが悠々と行き来しています。飛んでいる姿を撮りたいとは思いますがコンパクトデジカメではピントを合わせることも難しく諦めました。
でも、足元近くの水面から顔を出している枯れ木にトンボがとまったようです。どうせ今盛りのシオカラトンボだろうと思いましたが念のため双眼鏡で確かめました。
なんと、当初の目標のギンヤンマのタンデムです。こんな近場でこんなものに出会えるとは思ってもいませんでした。枯れ木に留まったギンヤンマは上が雄でしたが雌です。雌の尾を水につけて産卵をしています。尾のほとんどが水につかるくらいまで潜らせることもありました。飛び上がってはほかの場所に留まり、そんなことを何回か繰り返しました。
早いものでもう8月も最後になりました。台風15号が近づいているということで朝から弱い雨ふりでした。1日家の中で足止めです。
8月の初めの方でシオカラトンボの雌雄が結合した様子の写真を掲載しました。そこでトンボの交尾?の説明をしようと思っていましたが、いろいろと紹介したいものが続いてそのままになってしまいました。
今回のシオカラトンボは小松が池で撮ったものです。ほかにもショウジョウトンボ、コシアキトンボ、ヤンマの仲間などがいたのですがいいものが撮れませんでした。
胸部の色の違いから分かりますが、頭部が左側にあるのが雌で右側になるのが雄です。昆虫の交尾の写真はいままでにもいろいろ紹介していますが、トンボ以外の昆虫はその文字通りに尾を交わらせています。
でも、上の写真でトンボでは尾を交わらせていません。雄の尾の先端は雌の目の後ろ側を捕まえています。メスの尾の先端は雄の腹部前部に結合しています。
生殖口は雌雄ともに腹部後端、つまり尾部先端です。でも、雄の尾部は雌を捕まえるのに使っています。そのため、雄は事前に尾部から腹部前部の貯精嚢に精子を移動して蓄えておきます。
雄は尾の先端で雌の頭部後ろをつかみ、雌は尾部の生殖弁を貯精嚢に付属する雄の生殖弁と結合し、精子の授受をします。
トンボがなぜこんなややこしいことをするのか不思議です。詳しくは知らないのですが、どんな進化の過程があったのかとても興味深いです。
東京の実家に行きました。
横須賀から実家に行く途中に新横浜公園があります。新横浜公園は第三京浜道路の港北インターチェンジのすぐ近くです。
新横浜公園でチョウトンボを見てから第三京浜道路に乗り、環状八号線で実家まで行けばいいわけです。
新横浜公園は大きな公園で日産スタジアムがその一角にあります。
そういうわけで実家に行くのが主なのかチョウトンボを見るのが主なのかがわからなくなりそうです。
駐車場からチョウトンボのいる場所まで歩きます。5分くらいでしょうか。とにかく広いところです。池に沿って歩きますがアシやガマの茂みを重点的に目視します。池の表面はびっしりとヒシの葉が埋めています。
中ごろまで行くとチョウトンボが飛んでいる姿を見てほっとしました。
とまったところにゆっくりと近づきます。でも、トンボはほぼ全周を見ることができるので近づきすぎると逃げます。チョウトンボは意外と人見知りな感じです。
いままででいちばんたくさんの個体を見た感じがします。実家に行かなければならないので時間の制約もあります。また、行かなければならないのは確かです。
前回は横須賀でも見ることができたという報告でしたが、今回はしっかりと撮れました。
数日前にアオモンイトトンボの写真を掲載しました。ほかの種類のイトトンボを同じ場所で撮ったという人がいたので探しに行きました。YRP光の丘の水辺公園です。
着いてからほどなく色の違うものを見つけることができました。
前回のアオモンイトトンボは雌雄の区別ができませんでした。尾の先を見れば雄か雌か判断できるのですが不鮮明でした。アオモンイトトンボのオスもメスもあの写真のようなものがいます。
今回のものは探しに行ったイトトンボではなくアオモンイトトンボの雌でした。しかも、未熟な雌です。まるで別の種類かと思うような色合いです。
海づり公園でチョウトンボを見失い、しばらくプールの周りをまわりました。目視したところでは気配がありませんでした。
もしかしたら近くで繁殖しているところがあるのではないかと思い、「トンボの王国」という下水処理施設に併設されている施設に行ってみました。
トンボの王国という名ではありますが、言ったときにはセミの鳴き声のシャワーを浴びました。ほとんどがアブラゼミで中にミンミンゼミが鳴き、鳴かないクマゼミらしきセミ、ニイニイゼミを確認しました。
池にはハスが茂っており、トンボも飛び交っています。ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボを確認しましたが、ほかのものはわかりませんでした。
チョウトンボが繁殖するような環境ではないのかもしれません。
コシアキトンボが池の向かい側の藪の枝にとまったのが見えました。池の中の木道を通り向かい側にわたり、池に沿って近づきました。
コシアキトンボは体で言えば腰のあたりが空いているからという発想のようです。全身が黒っぽいトンボが飛んでいるとき中ほどが白いので空に溶け込んでしまい隙間が空いているように見えるということなのでしょう。
とまっているとそんな馬鹿な、と思いますが、飛んでいるのを見ているとなるほどと思うこともあります。
朝方は涼しかったのですが日が出ると蒸し暑くなりました。こんな日はクマゼミを見ることができるのではないかと思い、海づり公園に行ってみました。
セミはたくさんいましたが、残念ながらクマゼミを見つけることはできませんでした。
公園の中間あたりに浅いプールがあります。プールの中心には巻貝をかたどったような大きな構造物があります。構造物の周りに水が張っているような形になります。
プールのすぐ内側にはサンパチェンスの花のハチが並べられています。花には虫は来ていませんが、プールの上には数種類のトンボが飛んでいました。
変な飛び方をしている黒い蝶が見えました。でも、違和感があります。アゲハの飛び方ではなく、滑空するタテハチョウのようですが少し変です。
少し見ているあいだに、それは蝶ではなくチョウトンボだと気づきました。10年ほど前に埼玉古墳の池で初めて見たトンボです。
埼玉に行かなければ見られないとしばらく思っていたのですが一昨年に横浜でも見られることがわかりました。そしていま、横須賀の海沿いの公園で見ています。
埼玉でも横浜でもとまっているところしか写せませんでした。けれども、このプールにはサンパチェンスを植え込んだハチが並んでいるだけで、ガマもアシもありません。
チョウトンボだけでなくシオカラトンボもアカネトンボも止まらずにずっと飛び回っています。交尾したシオカラトンボが一組だけ構造物近くに置かれた大きな岩の上に降りていましたがそれだけです。
とまらないなら飛んでいるのを撮るほかありません。まったく自信はありませんでしたが飛び回るチョウトンボにレンズを向けて負いました。ファインダーに入れ続けるのは難しいです。ファインダーに入れてもピントも合わさなければボケボケです。
何かもシャッターを切りました。ピントが合ってシャッターを切れたという手ごたえはなかなかありません。
数枚がなんとか写っていました。
澤山池から流れ出る川の下流に行ってみました。別の川からの流れとの合流するところに水辺に降りるところがありました。
広い階段状になっているので足場も安定しています。アメンボも近くに見ることができます。
変な飛び方をしているものが来ましたが、シオカラトンボでした。
色の違う個体がつながっているので雄と雌だということがわかります。連結したまま飛んでいましたがほどなく近くに降りました。
体色が青く、塩を吹いたようなのが雄でこれがシオカラトンボの名の由来です。体色が黄色がかっているのが雌で俗にムギワラトンボとも言います。あまりに見かけが違うので違う種類と思われたのかもしれません。
ナツアカネかもしれない。
じつはアキアカネとナツアカネはどう見分けるのかわからない。時期的にアキアカネだと思っただけだ。
川の流れの中にセリが生えている。ハグロトンボがとまった。翅はしっかり黒く、胴は金属光沢を帯びている。
ほんとうにアキアカネかどうかは確信がない。この時期だからアキアカネかな?という感じなのでそのくらいのつもりでいてほしい。シオカラトンボにしても似た種類はいるのであるいは誤りかもしれないと少し心配だ。
よく見るトンボだ。
水田の周りに立ち入られないように区切ったロープが張られており、そこにシオカラトンボがとまった。ほかにもショウジョウトンボやヤンマがいたが撮れなかった。
藪の中に逃げ込んでしまった。視界を遮るものがなかったので少し遠いが撮ることはできた。