月別アーカイブ: 2019年7月

アカスジカメムシ

澤山池は入り口から川沿いに小道が続きます。川上に向かって道の左側は川と山に続く木本の植生に覆われた傾斜、右側は少し広い平らな場所で草本の植生の広がりです。平地もそれほど広くはなく左側と同じ木本に覆われた山になります。奥に進みに従い平地は狭まっていき山が迫ります。

平地にはいろいろな草本が茂りますが、白い花を付けた後の種子の上にアカスジカメムシがいました。警戒色のかなり目立つ色合いです。

ヨツスジトラカミキリ

久里浜はなの国の入り口近くの小さな池です。池と言っても雨が降らなければ水がない時も多いので湿った場所といった感じです。セリなどが生えていることが多く季節の花を見ることができます。ヨツスジトラカミキリも時期らしくこの頃よく見かけます。

イノコヅチハムシ

パークゴルフ場の駐車場の前のなだらかな坂道を山側に沿って下っていくあたりは山陰で暗くなっています。歩道は舗装されていますが落ち葉は積もり、側溝も雨の時以外には水もなく乾いており、草が茂っています。その中にイノコヅチやヨモギがあります。イノコヅチの葉の上にじっとしているジンガサハムシよりは小さく、ジンガサハムシほどの透明感もない半透明の甲を持つイノコヅチハムシがじっとしていました。葉は大分大きな食痕がありましたがこの虫のものではないかもしれません。

ヨツモンカメノコハムシ

ヤブミョウガの葉の上にその虫を見た瞬間はジンガサハムシが干からびたのかという感じでした。甲の表面は透明感、光沢感がなくしわが寄り、全体的に白っぽく見えました。いくつかの大きな黒褐色の斑点があります。大きさはジンガサハムシほどに見えます。いろいろ探すとヨツモンカメノコハムシという名がありました。