梅雨時の花と言えばアジサイです。今が盛りのアジサイの花の上に花の一部として同化しているカマキリの幼虫がいました。花に浮かれてやってくるものをじっと待ちます。
月別アーカイブ: 2018年6月
オジロアシナガゾウムシ
クズの蔓を抱え込んでいるのはオジロアシナガゾウムシです。1頭見つけたと思ったらそのまわりには次々と見つかりました。交尾しているものもいます。厚みがあるので絞り込まないとぼけてしまうのですがきょうは曇り空なので絞り込むこともできません。
ストロボを強制発光して明るさを稼げばよかったと思います。
カシルリオトシブミ
朝方の雨がやみ、撮影の準備をして出ようとしたらまた降ってきました。でも、予報では天気は回復するはずです。躊躇しましたが出発しました。
やや危ない雲行きですがなんとか撮影を続けられました。
ここのところカシルリオトシブミをよく見かけます。5㎜ほどの体長の小さな虫ですが拡大するととても立派な見かけです。
濃緑色の翅の点列は見事です。胸部の上面の金色も素敵です。なによりも筋肉隆々という感じがすごいです。
フタオビミドリトラカミキリ
あずまやの上の階段を登り切った角の茂みのカラムシの葉に細長い虫の影が見えました。10㎜ほどの体長で細長いく、逆光なのでよく見えませんが体形からカミキリムシだということはわかりました。
葉の裏側なのでどうしてもそのままでは撮れません。そっと葉を裏返しましたが逃げられることはありませんでした。
レンズを通してみるとやはりカミキリムシだとわかりました。ミドリトラカミキリとまでは出ましたが細かい名前がわかりません。黒い線が2本だということもかろうじてわかります。フタオビミドリトラカミキリでした。
小さくて地味な紙切りですがわたしの中ではポイントが高いです。ことしはトラカミキリの仲間にどれくらい出会えるか楽しみです。
ナガメ
ナガメはやや小型のカメムシです。
ごくふつうにみる虫ですが、色合いが美しく、模様もあるので撮る対象としては面白みがあります。
みんなの公園の周囲の縁の雑草の茂みの葛の葉にいました。
やや高めの場所なのでぶれないか自信がありませんでしたが何枚かはちゃんと撮れていました。葛の葉の縁にいて何かあるとすぐに葉の裏に身を隠そうというつもりです。
近くには何頭かの成虫と幼虫がいました。
ゴイサギの家族
轡堰の中の島は外敵に襲われにくいのでしょう、いろいろな鳥たちが雛を育てています。
ひしめき合っているように見え、喧騒はありますが争いごとまではならない感じです。
ゴイサギはいつも静かなたたずまいのようですが、今回の場面は何かトラブルでもあった感じです。親のほうはさすがに高貴さは失っていませんが、雛のほうななんだか剣呑な表情が丸出しです。
コサギの家族
仕事が忙しかったり、不調だったり、お天気が悪かったりでなかなか撮影に出られません。久しぶりの轡堰です。いままでアオサギの幼鳥はよく見ましたがコサギは撮ったことがありませんでした。
きょうははっきりコサギの幼鳥を見ることができました。成鳥は飾り羽がはっきりしており、幼鳥は全体に産毛のような感じです。