ガンカモ科」カテゴリーアーカイブ

キンクロハジロ

昨日はやっとツマキチョウを撮ることができました。でも、やはり物足りなく今日も澤山池です。平日なのでほかのものも期待できるかもしれません。

駐車場から堤に上ると2羽のカモが浮かんでいました。キンクロハジロです。左右の側で色が違うのがわかりました。羽が生え変わっている途中のようです。いまごろまで残っていてはいけないのではと心配してしまいます。

シノリガモ♀

今日はシノリガモを目的に千駄が崎に来てみました。

昨日は午前中風が吹き、午後になってやんだので海藻が打ち上げられていないか様子を見に来ました。思惑が外れ目的の海藻は全くなかったのですが、浜と消波ブロックの間の海面に一羽の鳥の姿がありました。

双眼鏡は持っていていたのでよく見ると体は黒褐色に見えましたが頭部に白い模様があるようです。わたしの中では見たことのないカモに見えました。シノリガモが思い浮かびました。

翌日の今日は風も穏やかでカメラを持って出てきました。もちろん、昨日いたからと言って今日もいるわけではありません。あまり期待しすぎるとがっかりするのでそう思いながら来てみました。でも、いたのです。砂浜と消波ブロックの間に昨日と同じく一羽だけがいました。

昨日と違いただ浮いているだけではなくしきりに潜ったりしています。

浮いている姿勢から潜るときにはかなり弾みをつけています。翼が後ろ向きに立った状態で潜っていきます。潜って上がってくるとかなりの確率で獲物を咥えています。よく見ると判別できる獲物はすべてカニでした。

かなり波打ち際まで来るのですが、この辺りは岩礁があるので獲物が多いのでしょう。波打ち際まで来るというのは陸にかなり近づくということなので絶好の被写体です。これでオスも来てくれればうれしかったのですがこの一羽しか現れることはありませんでした。

スズガモ

スズガモ♂

そろそろ渡らないと心配ですが、このあたりにスズガモのつがいが住み着いています。
潜水ガモなので潜って採餌するのですが、上の写真で口の中にあるのは貝でしょうか?下の写真では口の中の舌が2つに分かれているように見えます。

スズガモ♀

スズガモ♂♀

日産自動車追浜工場と追浜運動公園の間の道を八景駅方面に行くと平潟湾に面した場所に出ます。その交差点の海側の角から下をのぞき込むと干潟に上陸しているスズガモの群がいました。まだ、こんなところにいていいのかとちょっと心配です。

しばらくしてみると泳ぎ始めました。

キンクロハジロ

菜の花の柵堤の斜面を上り、池をのぞき込むとキンクロハジロの群が浮いていました。澤山池は山間の池で上空を猛禽が徘徊することも多い場所です。猛禽の狩りの対象になりそうですが池の中に茂るヤナギが身を隠す場所を提供するので心配が少ないのでしょう。いろいろなカモをはじめとした鳥が好んで立ち寄る場所になっています。

それにしても、4月になってもここを離れないでもいいのか少し心配になります。

ミコアイサ

出歩くことが少なくなり、たまに出ても新しい鳥を見ることも少なくなりました。ふと、思い立って少し遠出しました。新横浜公園です。

災害時には遊水地として機能する川べりから川を見てもあまりいいものはいなそうでした。でも、対岸でスズメの大群が騒いでいる声が聞こえてきます。葦が茂っているあたりですがスズメがあまりに小さいためでしょう、双眼鏡でのぞいても動きが見えず、ただ騒ぐ声が聞こえるだけでした。

そんな時に少し大きい鳥が数羽、背後から飛んできて水面に降りました。白っぽいので「ミコアイサだ!」と思いました。ここに来たのは、ミコアイサに会いたかったからですが、そんなに簡単に会えるとは思えませんでした。姿を探すとミコアイサの雄と雌が2羽ずついるのが見えました。つがいとしてではなくオスはオス、メスはメスどうしが連れ立って行動していました。

オナガガモ

ハクセキレイをしばらく撮りました。ムクドリもいましたが撮る気にもなれず、やっぱりいないから帰ろうかなと思いながら波打ち際を平作川のほうに歩きました。

沖合の消波堤から逆光なので黒く見えているカモの一団が泳ぎ出てくるのが見えました。離れたところでそっと待っていると波打ち際から浜に上陸してきました。潮はまだ引いておらず岩礁は水面下のままでした。

人影がなければこんな光景を見ることができます。

キンクロハジロ♂

いろいろ撮れたのでやや満足して帰途につきます。小松が池の端に着き、池沿いに来た道を戻ります。割と近くを5,6羽のキンクロハジロの小さな群が通りがかったので撮ってみました。体を横に回して腹を見せる得意のポーズです。黒い水かきが目立ちました。