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エナガ

連日の澤山池です。今年はまだツマキチョウは見ていないし、例年ならもうとっくに姿を消すかもしれない時期です。だから、出るとしたらここ数日のはずです。

池の奥を目指していく途中で少し大きな木の下に来た時に何か鳥が飛んできたのがわかりました。見上げると尾の長い小鳥です。エナガかと思いましたがいやに細身に見えました。この角度からはあまり見たことがないのだと思います。カラの仲間の知らないものかと思ったのですが近くにいた人に訊くとエナガということでした。

エナガ

久々の澤山池である程度の種類の鳥に出会えたし、いつもは撮りにくいアオジも至近距離で撮ることができたので満足でした。少し早めに帰ろうかと池に沿って駐車場に向かうと、すぐに池の中の茂みにカメラを向けている人たちに出会いました。ツグミでしょうか?

そんな問いかけをすると「エナガです」と返答がありました。小鳥がちらちらと見えます。私も池にカメラを向けてすぐに撮り始めたので定かではありませんが2,30羽の群だったと思います。

池の中の柳の枝の絡み合うようなところを飛び回っているので、多くは枝かぶりの画像になり、ピントが合いません。それでも表面に出てくるタイミングもあり、とにかくレンズを対象に向けシャッターを切り続けました。

エナガを撮るときはほとんどが高いところにいるので空が映り込み逆光気味になります。ところがここでは池の中のさほど高くはない柳の木を下に見ることができるので、安定した姿勢で順光でとらえることができます。ちょこまかしている対象でも何枚かは撮れていました。こんなこともあるのだと思いました、いい一日に感謝です。

エナガ

はなの国の入り口から入って左手の池の手前からの山道を登って行きます。階段を登り切って開けたところから谷あいを見下ろすことのできる場所があります。しばらくとどまって鳥の声でも聴こうと思うところです。

少しにぎやかになったと思うと小鳥の小さな群がすっかり葉を落とした木の枝の間を行き来しているのが見えました。動きが速すぎて初めはなんだかわからなかったのですが、エナガでした。ファインダーの中にとどめるのが難しかったのですが、なんとか数枚は撮れました。残念なことに目に光があるものは撮れませんでした。