月別アーカイブ: 2014年4月

オオアカマルノミハムシ

オオアカマルノミハムシ

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センニンソウと言えばオオアカマルノミハムシ、というほどの関係だ。センニンソウが茂り始め、オオアカマルノミハムシがその上で活動している。

見かけがよく似たオオキイロマルノミハムシがいるが、肢先の色を見るだけでもだいたい区別できる。脚先が黒ければオオアカマルノミハムシだ。これくらい大きくすると足の部分の色や、触角の部分の色までわかるので同定に使うことができる。

ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハ

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ツツジには例年アゲハの類が群がって吸蜜する。

今年は何だか低温でゴールデンウイークになっても少し寂しい。

ハは飛び方がゆっくりで人が近づいてもあまり逃げ回らないことも多い。ツツジのベル状の花に潜り込むように吸蜜するのでどうしても後ろから撮る形になってしまう。尾部が目立つ赤と黒の縞状になっているのがわかる。毒を持つという警戒色と言われている。尾状突起は細く長い。

フタホシオオノミハムシ

フタホシオオノミハムシ

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ずっと以前に見たことがあるような気がする。名前は思い出せなかったが簡単にわかると思った。翅に大きな2つの白い紋があるからだ。

ハムシの仲間であることはわかるので図鑑を開いたが意外と手間取ってしまった。図鑑の図は真上から見たものなので側面の白い紋が目立たないのだ。特徴は大きな白い紋、という目で探したので裏をかかれてしまった。

オオキンカメムシ

P1190898

P1190898

マサキの葉に似た植物の上に赤いものが見えた。この時期にまさかのオオキンカメムシだ。

気温が上がり、虫が出てきたとは書いたけれどこの時期に成虫のオオキンカメムシを見るとは思っていなかった。

オオキンカメムシが吸汁するアブラギリはまだ若い芽が出てきたばかりだ。この個体が今季育ったものではないことはわかる。と、すれば前年の越冬体ということになる。海を越えてはるばる飛んできたのでなければここ三浦半島で越冬したことになる。

どうなのだろう。