月別アーカイブ: 2019年2月

オナガ

調整池でオシドリの群を堪能した後に駐車場に戻るために10分ほど大きな道沿いに戻りました。川に沿った道で道路と川の間には畑が細くなり太くなり続きます。

畑が広くなってきたところで目の前を少し大きな鳥の陰が横切り、川の向こうの木に留まりました。形から瞬間的にオナガとわかりました。あの長い尾を見間違えるはずがありません。

夕方で光は弱くなり始めましたが黄色の目立つものを咥えてつついています。逆光気味でもあり鳥の色も判別がつきにくかったのですが、かすかに青みを帯びている感じがしました。

とまった高い木からしきりに下のほうに飛びます。その方向を見ると人の背丈もなさそうな小さな木がびっしりと黄色の実をつけています。キンカンです。少し近づいてオナガを待ちましたが警戒されたようで来なくなってしまいました。

今回はオシドリのおまけのようになってしまいましたが、しばらく見ていなかったのでオナガも出会いたかった鳥の一つです。

オシドリ

横須賀でも少数のオシドリが飛来してはいました。わたしも水辺公園で何回か遭遇したことがあります。でも、話に訊くオシドリの群というのはかなり遠方でしか見られないものと思っていました。

県内でもオシドリの群が来ているという話を初めて聞いたのは10日ほど前のことだと思います。話をしてくれた方に大体の場所はうかがい、これは行くほかないと思いました。仕事の関係で遅くなってしまいました。2週間もたったら別のところに行ってしまったかもしれません。それに、詳細はわからないのです。

初めに行ったところで出会ったカメラマンにここにはいないけれど、近くの調整池にいるという話を聞いた、と聞きました。その方も話を聞いただけで具体的な場所は知りませんでしたが、近くのそれに該当する場所をスマートフォンで探していってみることにしました。

すり鉢型の池の周りには柵がめぐらされ、中を見ると底には水がたまり池があります。周囲を葦の茂みが囲み、葦原の中には樹木も育っています。冬でもあり、葦原は枯れ、樹木もすっかり葉が落ちて枝だけです。

池には1羽のカイツブリだけが遊んでいるように見えました。こんなところにオシドリがいるのだろうか?と思いました。

そこにいたカメラマンに訊くとあっさりといるといいます。今もあそこに見えていると言います。たしかに少し白い色が見えます。双眼鏡で見ると1羽のオシドリ♂が見えました。昼過ぎでしたが、4時くらいには群れで出るから、と言います。それなら粘るほかありません。

少し遅めの昼食をとるために近くのスーパーに行きました。戻ってくると初めに池に来てから1時間ほど経過しています。少し待つと3羽のオシドリがパレードしてくれました。

それだけでもオシドリの群を見たことになるのですが、待てばもっとたくさんのオシドリが出てくるとなれば待つのみです。

すぐに続いて現れるのかと思いましたが、出てきた3羽もまた茂みに戻ってしまいただカイツブリが遊ぶだけになりました。

池についてから3時間後くらいにやっと動きが出てきました。やぶの中で動きが見え始め、それでも出てきません。

池についてから3時間後くらいにやっと動きが出てきました。やぶの中で動きが見え始め、それでも出てきませんでしたが、いさかいのような声も聞こえ始めました。

枝にとまっています

池についてから3時間ほどたちました。なかなか表には現れなかったオシドリたちもいよいよ出番が来たようです。

常時10羽ほどが常時10羽ほどが入れ替わりで表れ始めました。

出てき始めると羽をばたつかせたり、体をひねったり、潜ったりと落ち着きません。たぶん旅立ちの日が近づき体内でホルモンが放出し始めたのでしょう。

4時近くになるとだんだん落ち着いてきました。一斉に藪に引き上げていきます。

池にはオシドリは浮いていない状態ですが、やぶの枝には密集しています。カメラマンの方が夜には森に行き、朝に帰ってくるといっていました。

来季は50羽の群に会いに訪れるつもりです。

スズメ?

坂道を少し上ると山側から谷川に数羽の小さな鳥が横切り、柵のそばの小木の枝にとまりました。2羽のうちの1羽はすぐに去りましたが1羽は残っています。

初めて見る鳥に見えました。

羽はスズメに似ています。でも、頭部の模様はずいぶん違います。くちばしはピンク?ということは幼鳥か。

たぶんスズメの幼鳥ではないかという結論に落ち着きました。

ヤマガラ

昨日に引き続き衣笠山公園に挑戦です。昨日はルリビタキに出会いませんでした。今日は陽射しもよく撮れればいいものになるはずです。

展望台を通り過ぎて降りて行ったところの広葉樹林帯でコツコツいう音にレンズを向けました。

ヤマガラがドングリの中身を出すためにつついている音でした。

ヒヨドリ

ルリビタキを見ることもできなかったし昼食を終えてからもなんだか物足りません。

こんどは澤山池を見に行くことにしました。

こんどは澤山池を見に行くことにしました。水辺にヒヨドリが来ていました。水を含んではくちばしを上に頭を上げて飲んでいます。

メジロ

昨日ルリビタキを見た場所で少し粘りましたが姿を現してくれません。仕方なく下まで降りてU字型に裏側に道を回り込みました。

やぶの中にメジロがいました。この時期には花のところで撮りたかったのですが、いつも思うようにはいきません。

シジュウカラ

昨年まではルリビタキの来ていた広場ですが今年は違う場所に別の個体が出ているようです。昨年まではルリビタキの来ていた広場ですが今年は違う場所に別の個体が出ているようです。

忠犬タマ公の像が新しく設置されました。その像の後ろあたりの斜面にシジュウカラが餌を採っていました。

アオジ

昨日は今季初めてルリビタキを撮りました。でも、曇り空だったので、写りは満足ではありませんでした。幸い仕事も一段落したところで少し余裕があったのでまた衣笠山公園に行きました。

駐車場から登っていくと何種類かの鳥に遭遇しました。まず、アオジです。

ルリビタキ♂

一周して戻りましたがその間ルリビタキは姿を見せなかったようです。でも、ほんの少しして何かが下のほうで動きました。

双眼鏡で確かめるとルリビタキの雄です、敷き詰められた落ち葉の上では肉眼では見分けにくいのがわかりました。

薄暗い場所なので被写体が動くとぶれてしまいます。それでも、何枚かはぶれずに写ったものがありました。

コジュケイ

衣笠山公園に来たかったのは、毎年ここでルリビタキを見ていたからです。今年も何回かは様子を見に来ていたのですが今までの場所には出ていないようです。

山を登り展望台を過ぎて下っていきます。池の手前の分かれ道あたりが今年ルリビタキの出ているところのようです。何人かのカメラマンがいましたが、出たばかりなので30分くらいしたら戻ってくるのではないかということでした。

久しぶりなので池まで下りてU字型に回り込む道に沿って裏手に回ります。途中でコジュケイらしい姿が何回も道を横切りました。いるけれども撮れないなと思っていたら遊具のある広場の脇の植え込みに動く影がありました。

2羽のコジュケイがいました。近すぎて少し慌てましたが餌を採っているらしく逃げませんでした。