小川に沿って続いている小道を上流に向かいました。途中で飛び立ったセミが近くにとまりました。ミンミンゼミでした。
「セミ科」カテゴリーアーカイブ
ニイニイゼミ
久々の舞丘公園です。いままでは国道16号から環状2号に入っていく経路でしたが、今回はカーナビの指示に従って金沢八景から朝比奈を通る道から回りました。けっこう簡単に行けたように感じました。
いつもの駐車場から入り、まず、ウマノスズクサのある古民家を目指しました。古民家の前のうっそうとした感じの場所の大木の幹にセミがとまっていました。
はじめはセミと気づかなかったのですが、木の肌を見ているうちにあれ?と気づきました。
薄暗がりということもありますが、木の肌に溶け込むような迷彩です。
ミンミンゼミ
朝からだんだん時が経ってくるとそれにつれて気温が上がっていきます。背もの鳴き声も大きくなり、せみ時雨です。
でも、声はするけれど姿が見えないことが多いのです。鳴き声のほうに近づいていくと声が小さくなり、あるいはふっと消えます。
暗がりの中で松の木の白い汚れみたいなところをじっと見るとなにか形が見えてきたりします。背景に溶け込んで見えないことがかなりあります。この時もはじめは全体の姿はわかりませんでした。
アブラゼミ
ミンミンゼミとは違いアブラゼミは翅が透明ではありません。それでも見つけにくいのは翅と同じような色合いの木の幹に留まっていることが多いからでしょう。
アブラゼミ・ミンミンゼミ・クマゼミ
アブラゼミはたくさんいますが、ミンミンゼミの鳴き声は聞きますが姿を捉えることはなかなかできませんでした。
アブラゼミと比べて数も少ないのでしょうし、あまり低いところには止まらないのかもしれません。
昨日もアブラゼミは手で摑まえることができるのではないかと思うくらい低いところにもたくさんとまっていました。
桜の木が密集しているところでたぶんお花見シーズンには見事なのでしょう。桜の木は蝉も好きらしくて、木全体が鳴いているようでした。
とくに、シャワシャワシャワという感じの重い鳴き声があたりを覆います。ミンミンゼミの鳴き声はほとんど聞こえないくらいです。
日陰がうれしいほど暑い日でしたが、これほど鳴いているのに蝉の姿を捉えることがなかなかできませんでした。しっかりと写せれば同定の時に楽なのですが姿が見えないばかりではなく、やっと見つけても多くは逆光気味です。
少しだけ空いた時間での撮影だったので焦ります。何枚か撮ることができました。
ミンミンゼミはこどものころから知っているセミです。小さいころには手が届かない存在でしたがいまではそれほど遠いものではありません。
でも、クマゼミはいままではっきりと見たことはないのです。
母親は九州の出身なのでこどものころクマゼミの話をよくしてくれました。シャワシャワと鳴く、と聞いていました。
本物の声を聴いたことはないのですが、いま聞いている鳴き声はクマゼミなのだろうと思いました。
ミンミンゼミの画像と並べてみて明らかに違うがっちりした体形のセミだとわかりました。
図鑑では色合いが黒いのでクマゼミなのだろうとは知っていたのですが、本物を見たのはやはり初めてでした。できればこの夏中にしっかりと撮りたいと思います。
セミの脱皮
朝方はもう台風は福井にいるということでした。ここからはかなり遠いところに行っているはずなのに強風域が広くその範囲に入っています。皆さんのところも大きな被害が無ければいいのですが。
昨日の夕方は強い雨でした。今日の日中は風がありましたが日も射して蒸し暑い日でした。夕刻には雲が多く風がやみ、蒸し暑さは続いています。
この時期、この条件だときょうはセミの脱皮が見られらるはずです。
雨が降ったり風が強かったりする日は脱皮に向きませんから数日は出ていなかったはずです。
20時を過ぎてはなの国の入り口近くの神明公園を目指しました。簡単な遊具のある児童公園も付属した、散歩もできるくらいの広さのある広場です。広場の中と周囲にはケヤキ、桜などの大きな木が植えられています。公園の周りは工場や住宅があり、道に囲まれているので見通しもよく夜でも少し安心です。
20時過ぎに行くとたくさんのセミの幼虫が脱皮して成虫になっている最中でした。
セミの抜け殻
メタセコイアかそれに似た木の開いた葉の先端付近にセミの抜け殻がいくつもついている。不安定に見えるが、一斉に発生しているのでそんなところに集まってしまったのだろうか。
アブラゼミ
ミンミンゼミを乗せたのでつぎはアブラゼミ。ことしは数が少ないような気がする。
ミンミンゼミ
暑いけどもう真夏ではない。そんな気配だった。コンクリートの擁壁にとまっていたので風にぶれることもなく撮ることができた。