シロチョウ科」カテゴリーアーカイブ

ツマキチョウ

やっとでてきました。あまり長くはとまってくれませんでした。この写真で見た限りではオレンジ色の翅先ではないようにみえます。でも、ほんのりオレンジ色?翅を開いて呉れればわかるのですが開きません。

たまたま飛び立った時の一コマが撮れていました。明らかにオレンジ色です。いままでの写真を見返してみましたが閉じた場合にはオレンジ色がはっきりとはわからず、開いたときにオレンジ色が見えます。

閉じていると光が透過せず暗くなりオレンジ色は見えにくいのだと思いました。そういうわけで昨日はオスが撮れ今日はメスが撮れたと思ったのですが、結果的にはメスは撮れていないことになります。

ツマキチョウ

クロコノマチョウという少し珍しい蝶も撮れたし、いよいよ蝶が出始めた、と気分を良くしました。下の方から斜面に沿って小さな白い蝶が昇ってきます。羽ばたきのピッチが小さい独特の飛び方でツマキチョウだと分かります。

ひらひら舞いながら上の方へと移動していくのを見逃さないように追います。あまり急な追い方をすると遠ざかってしまいます。見ていると初めに待っていたムラサキケマンのあたりを行ったり来たりしています。ムラサキケマンに止まればほとんどツマキチョウだと言えます。

何回かシャッターを押すことができました。雄のツマキチョウです。今年もツマキチョウに会うことができました。

スジグロシロチョウ

蝶が出始めました。カジイチゴが白い花を咲かせています。カジイチゴにスジグロシロチョウがとまりました。この辺りではモンシロチョウやスジグロシロチョウが多くみられます。見てわかりやすいのは翅の上の線がはっきりしていることと、翅の付け根あたりに黄色い着色が見られるところがモンシロチョウとの違うところです。

スジグロチョウ

ヤブガラシの蜜を吸うスジグロチョウがいました。

下の遊具の置かれている場所を通り過ぎて下の池の手前まで行ったところで、出会った公園の係員の人に訊ねるとわざわざそこまで連れて行ってくれました。
池の隣の広場になっているところでした。金網沿いにタンドクの花が並んでいる角の奥には大きな榎が立ち上がっていました。そこが玉虫のいるところのようですが玉虫はいませんでした。

ツマキチョウ

ジャコウアゲハを深追いしなかったかいがあってすぐにツマキチョウの追跡に戻ることができ、とまったところに間に合いました。ジシバリの花のようなところで吸蜜していました。わたしの中ではツマキチョウは紫色の花を好むと思っていたので意外でした。たしかに今年はいつもと季節の感じが違います。ムラサキケマンはもうあまり見かけなくなってしまいました。

この個体はツマキチョウの名前の通り翅の先が橙色です。これはオスの模様です。この日、この個体以外にも雄は見かけましたが撮影はできませんでした。そのかわりにメスは何頭か撮ることができました。

花が黄色に見えたのでその時には気が付かなかったのですが雌の尾部を曲げているのは産卵しているように見えます。この植物はツマキチョウの食草でタネツケバナだと思います。

植物の名は知らないのですがこういう色を好むと思っています。

例年はムラサキケマンに吸蜜に来たツマキチョウばかりの写真になりますが今年はやっと取れた感じです。

スジグロシロチョウ

澤山池ではモンシロチョウとスジグロシロチョウを同じくらい見かけます。飛んでいれば白い蝶なのでどちらとも見分けが難しい間柄です。翅の表面の黒い筋と翅が胴体についているあたりの黄色が判別しやすい場所だと思われます。ヘビイチゴの花に吸蜜していました。

白い蝶といえばモンキチョウの雌も白いので飛んでいると見分けるのは難しそうです。ほかにもツマキチョウがこの辺りにはいます。じつはいまここにきているのもツマキチョウ目当てなのですがなかなか撮影できずにいます。

飛んでいるツマキチョウはモンシロチョウやスジグロシロチョウと見分けるのはそれほど難しくありません。体が小型で翅の面積も少なく飛び方も上手ではありません。