月別アーカイブ: 2019年1月

モズ

地域の方のブログを見ると、澤山池でフクロウ、芦名堰でオシドリ、長井港でシノリガモが観察されています。

そのどれでも撮れたらいいのですが、澤山池はこの情報でたくさんのカメラマンが集まっているのではないかと早々にあきらめ、轡堰の様子を見てからほかのところを見てみようと思いました。

轡堰は中の島がきれいに除草され、ウが群をなしていました。オオバンもたくさんいます。次に多かったのがオナガガモ、あとはキンクロハジロ、マガモがちらほら見えました。

少し時間を使ってしまったので長井港を抜かして芦名堰に向かいます。行くのは思ったほど困難ではありませんでした。だいたいは車もすれ違えるくらいの道幅です。

残念ながら記事で見たほどの鳥はいませんでした。時間や天候のためでしょう。もちろんオシドリにも出会えませんでした。

道は大楠山への登山道に続くのですが、池に沿って左手に入る道がありました。興味本位で進んでみると有機栽培の農家とそれを食材に食事を提供する食堂があります。山に抱かれた畑という地形です。

鳥がいておかしくはありませんが今回はスズメとヒヨドリばかりが目につきました。でも、畑の上を通る電線にモズがいました。

カワセミ♀

久々の衣笠山公園です。

日射しはうららかで風もほとんどありません。小春日和というところです。

例年ならこの時期にはルリビタキです。もちろん今日もルリビタキが目的なのですが、全く姿を見かけません。

見かけたのはシロハラ、モズ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、コゲラ、アオジです。残念ながらいい写りのものが見当たりません。

下のほうから登ってくる小道のあるところの池にカワセミがじっとしているとすれ違ったカメラマンが教えてくれました。

たしかに、じっととまっています。金網越しでしたが十分撮ることができました。

シメ

しょうぶ園ではたびたびシメを目撃はしていました。でも、暗がりから出てこなかったり、やぶの中でその姿をカメラでとらえることはなかなかできませんでした。

今回は入り口から入ってすぐに左に入り藤棚に行くほうの道ぞいのもう去年のしょうぶの残差が取り払われた菖蒲田のあたりで裏側のテニスコートのほうの木立から降りてきたものを見つけることができました。

ムクドリの小さな群が田の中でうごめいていたのでその仲間かと思ったのですが、一緒に行動していないので見分けることができました。珍しく日射しのある所まで出てきました。

イソヒヨドリ♂

はじめに車を駐車した場所に帰り着き、帰宅のため16号を南下しました。

家に戻る途中で所用を済ませ、車に乗り込むと駐車場所から7,8mのところにイソヒヨドリの雄が舞い降りました。

車を置いたのは小さな川沿いの路肩です。川底までは3,4mありそうです。その川の向こう側は使用されていない私有地でときどきは雑草が刈りはらわれています。今は冬ということもあり、あまり手入れされていない中に、日当たりがいいようでスイセンやセイヨウカラシナの群落が花をつけて目立ちます。

川はコンクリートのブロックが張られていますが、底には堆積した土砂がたまり、植生もあります。ブロックの上面は川に沿って50cmくらいの幅に見えます。そのコンクリートの部分にイソヒヨドリが舞い降りました。

三脚を準備するのももどかしいのでカメラだけを持ってそっと降車しました。音を立てないようにドアを慎重に閉じます。川のこちら側の端には落ちるのを防ぐために腰くらいの高さのフェンスが続いています。

降車して気取られないように、川から離れるようにして太陽を背に受ける方向に移動しました。ある程度の距離を確保してフェンスの切れ目まで移動できました。フェンスの陰ということもあり、気づかれていないようです。三脚がないので手振れしないようにフェンスの上面にカメラを載せた手を載せ、シャッターを切りました。