月別アーカイブ: 2018年8月

江奈湾のカニ

台風の影響で数日間吹き荒れていた風がやっと弱まりました。風が強いと写真を撮るには不向きです。

やっと撮影日和なのですが、気温は朝からかなりありました。きょうは大潮で横浜港の干潮は11時くらいです。

海に行けば干潟の生き物が撮れそうです。

風は少なく、日差しもあるのですが、残念ながら人出が多いようです。釣りをしたり、何か探って取っている人たちが大勢います。久しぶりの外出日和、夏休みの最後の休日ということもあるのでしょう。

鳥はあきらめて、他のものを撮ることにしました。

江奈湾の干潟のカニです。カニの名前はたぶんそうだろうというもので自信がありません。ショウジンガニ、アカテガニ、チゴガニだと思います。

エサキモンキツノカメムシ

正面入り口から左手に抜ける小道を行きました。自動車道に出て、歩道をパークゴルフ場に向かいます。少し進んだところで、歩道脇のイノコヅチの群落の葉の上に一頭のエサキモンキツノカメムシを見つけました。

背中のハートマークが特徴です。ちらっと見まわすと、そばにももう一頭がいました。そして、その隣にも2頭がいっしょにいます。この状況から行くと多分みな兄弟に当たるのでしょう。よく見ればもっとたくさん見つかるのでしょうが、先を急ぎました。

ベニシジミ

はなの国にルリモンハナバチがいる、という情報を得ました。

いまは少し忙しい時なのですが、そんな情報をもらって見過ごすわけにはいきません。カメラを1台だけ持って歩いていきます。戻ってきた暑さのために何かあるといけないので詩文の名刺を一枚ポケットに入れます。水筒を持ち、小銭も持ちます。タオルを首にかけ、長袖シャツはそでを通さず、何かあったときにはおるために手持ちです。

以前にもはなの国で何回かルリモンハナバチを撮っています。正面入り口を入って左手の池のミゾハギ、パークゴルフ場の駐車場のアレチハナガサ、そんな場所が頭に浮かびます。でも、池は涸れ,花の咲く植物はなくなっています。駐車場のアレチハナガサはきれいに刈払われたようです。

池の横の円形の花壇の黄色い花にベニシジミがいました。花と蝶の組み合わせは最強です。

オオキンカメムシ

ほたるの里の奥にアブラギリの木があります。いまはもう実も大きくなり、それを吸汁するオオキンカメムシもついています。前回はここでは幼虫しか見られませんでしたが、今回は成虫もいっしょにいました。

幼虫は5令まであるようですが、いろいろな段階のものが混在しています。

アオドウガネ

ほたるの里の池の入り口への川沿いの道の脇にはいろいろな植物が生えています。以前にはイタドリにはゴマダラカミキリを見かけたのですが最近はいません。

アオドウガネも最近見かけないと思っていましたが、今回はいました。しかもたくさん。葉の裏表についているくらいのかなりの密度です。食欲も旺盛でイタドリの葉は穴だらけになっていました。

 

ヨツスジトラカミキリ

澤山池に流れ込むせせらぎは、しばらく雨が降っていなかったのでいつもの小川に戻っていました。

川のほとりの草丈の高い茂みの奥のほうの葉に黄色いカミキリムシが見えました。最近よく見るヨツスジトラカミキリです。動き回るのでなかなかピントが合わせられません。いまにも飛び立ってしまうのではないかと少し焦りました。

クロイシアブと青い2本線のハチ

ハギの茂みのそばに木を支えるための支柱があり、その下のほうに黒い虫が見えました。ムシヒキアブの仲間だということはわかりました。

よく見ると確かに何か捕まえています。

このムシヒキアブははじめオオイシアブかと思ったが尾の先まで黒いのでそうではありません。クロイシアブのようです。なかなか精悍な感じです。

捕らえられたハチにも興味があります。青い模様があるといえばルリモンハナバチですが、背の部分には模様がないのでそうではないと思います。ほかにも青い線のあるハチがいるのでしょうか?ネットで調べるとアオスジハナバチのようです。ハギの花に来るようなので生きているのを撮ってみたいものです。

アオモンイトトンボ

池をほぼ一周してバードウオッチングのための目隠しのある方の出口付近の草むらに青い尾のイトトンボがいました。昨年もこのあたりにアオモンイトトンボがいたんだよね、と思いながら歩いていました。

その先にも数頭のアオモンイトトンボがいましたが、みなオスのようでした。

アジアイトトンボはアオモンイトトンボに似ているということを最近知ったので、少し注意してみました。アジアイトトンボのほうが尾の先の青い部分が多いようです。

オオキンカメムシ

4月から10月までは水辺公園の野鳥の池を周回することができます。

アブラギリの木が数本生えていますが、今年もオオキンカメムシが発生していました。終齢幼虫がびっしりと葉についているものをはじめに見つけました。

まだ、幼虫かと思いながらほかの場所を見ていくとちょうどいいところに成虫になっている集団がいました。まだ、成虫になったばかりのようで脱皮殻が近くに残っていたり、いかにもまだ柔らかそうな体だったりしたものが見えます。

ウチワヤンマ

暑い日が続くので寝ているうちに熱中症になってはいけないので、2階は窓を大きく開けています。でも、夜半に突然の土砂降りの音で飛び起きました。(雷鳴もありましたが家人は気づかずに寝ていました)

朝はどこに行こうか迷いました。あれだけ降れば足元はあまりよくないはずです。久しぶりにYRP光の丘の「水辺公園」に行って見ました。

入口から池に沿って進みます。動くものはあまりいないように思えました。でも、よく見るといろいろといます。

池の端の枯れ木の上にヤンマがじっとしています。オニヤンマかと思いましたが尾の先から2節ほど前に突起があります。この形はウチワヤンマです。尾の先の部分がわかりにくいので角度を変えて撮ってみました。

マルカメムシ

ギンヤンマの産卵をもう一度見たくてみんなの公園に行きました。
雲があるようなないようなはっきりしない空でした。湿度はかなり高くふだんは長袖で防備しているのですがたまらず脱いで風に当たりました。

ギンヤンマの産卵を見ることはできたのですが、写真の出来としては今一つです。

池に沿って帰ろうとしたところ、3mほどの桜の幼木に絡みついている葛の葉に黒点が並んでいました。引き寄せてよく見るとマルカメムシの集団です。よく見ると幼虫もいっしょにいました。

オオキンカメムシ

ほたるの里では毎年オオキンカメムシを観察していました。

オオキンカメムシはアブラギリに着くのですが、今年はどういうわけか痕跡を見つけることができないでいました。

アブラギリがびっしりと白い花をつけるのも見逃してしまい、知らない間に実がたわわについていました。

前回来た時も気にはしていましたが成虫も、幼虫の痕跡も見つかりません。異常気象のためかとも思いました。

でも、今回、アブラギリの生えている場所の下にアブラギリの実だけではなく、幼虫の脱皮殻の一部と、成虫の腹部のかけらを見つけました。オオキンカメムシの痕跡がありました。

アブラギリの木は大きくなりますが、表面を丁寧に見ていくとオオキンカメムシの幼虫の特徴のある金属光沢のある青緑色を見つけることができました。

オオキンカメムシの幼虫がびっしりとついていました。