長井漁港から少し離れた大堤防のある冨浦湾にはカモが来始めました。
ヒドリガモは夕日が当たるとその名のように炎が躍るように見えますが、今回は真昼です。
雄は頭部の中央に薄い肌色の太い中央線があるのが特徴です。ほかの鳥同様に雌は雄と比べると地味な感じです。
長井漁港から少し離れた大堤防のある冨浦湾にはカモが来始めました。
ヒドリガモは夕日が当たるとその名のように炎が躍るように見えますが、今回は真昼です。
雄は頭部の中央に薄い肌色の太い中央線があるのが特徴です。ほかの鳥同様に雌は雄と比べると地味な感じです。
昨夜は予報よりも早く台風は通り過ぎました。居住地が進路の右ではなく左側に位置していたので被害もあまりないようです。静かになったので外を見るともう星が出ているのが見えました。
一夜明けた今日、久しぶりのお出かけ日和でした。
三浦半島は東京湾と相模湾を区切る位置にあります。先週の台風のあとには東京湾側の海岸に出向いたのですが、かなり影響があったように見えました。今回は相模湾側の長井港に行ってみました。
長井港にはほとんどごみは漂着していません。波は少し荒いですが普段とそれほど変わりはないように見えました。海の向こうに富士山がありました。
澤山池の入り口の駐車場のある堤の上に大きなモチノキがあります。
いまは赤い実をびっしりとつけており、それが落ちて地面を赤くしています。
朝のまだ気温が上がらないうちはわかりませんでしたが暖かい日にさらされて甘い香りを発しています。それにつられてアカタテハやキタテハが寄ってきているようです。大きなスズメバチも来はじめました。
帰ろうと思って澤山池に小川から流れ込んでいるあたりを通るとき、道の外側の草むらに蝶が見えました。
間にはロープが張られており、内側は下方への傾斜になっており少し危ない感じです。それ以上近づくわけにはいきません。何とか足場を確保してカメラを向けました。
わかりにくかったのですが形や色合いからテングチョウに見えました。帰ってからモニター画面で確認し、頭部の先端の特徴からテングチョウだと確信できました。
コガモやモズと同じ日に澤山池では何回かキセキレイを見ました。飛び方はハクセキレイなどと同じですが、鮮やかな黄色が見えます。
澤山池に流れ込む小川の少し上流の浅瀬でよく見かけます。山の斜面に沿って流れがあるので両側に木が茂っていると川の上にも枝が差しかけていて薄暗くなっています。
そんな中で風が通り過ぎると木漏れ日が川面を照らします。一瞬そこだけに光が当たります。
モズは生態系の中では頂点に位置づけられるはずですが、意外と注意深く臆病なくらいです。野生のものは命がけなのでそのくらいでちょうどいいのでしょう。凝視しただけで飛び去ってしまいます。
今回は澤山池の柳の林の中の声を頼りに見つけました。枝が込み合っているので少し警戒心が緩んでいるのでしょう。
澤山池も台風のために様相が大きく変わっていました。
いままでに見たことがないくらいに増水し、濁った水が溜まっています。もともと半水中に柳の林があるのですが、その中を流れていた小川にかなりの水量の流れがありました。池に流れ込んでいた小川は接続部分あたりで大きく蛇行し、小規模ですが学校の授業で習ったような三日月湖ができそうな感じになっています。
そんな濁った池を見ていると3羽の水鳥が水面を横切って柳の茂みのほうに向かいます。
コガモでした。まだ、それほど気温は下がっていないのですが、カモが渡り始めてきています。
アサギマダラは近くにとまることがなく飛び立ったまま見えなくなってしまいました。
様子を見ましたが下の広場には鳥の気配もありません。あきらめて上の広場への出口を目指すと何やら目の前を黒い蝶が飛びすぎました。
それは出口の手前の桜の樹の下あたりに降りました。
少し近づくとルリタテハだとわかりました。はなの国でもしょうぶ園でも見かけてはいましたが撮れなかった蝶です。
少し遠いのですがまず1枚撮ります。
じりじりと近づいてまた1枚撮りました。翅を広げたままじっとしています。何枚か撮りましたが全く動きません。
前からのものも撮ろうと回り込もうとするとさすがに飛び立ってしまいました。
しょうぶ園でカワセミを撮るといい時間でした。しょうぶ園には入らずに衣笠山公園に行くことにしました。
衣笠山公園の駐車場の開始時刻からほどなく、駐車場は空いていました。山側の下の茂みに風にあおられて蝶が羽ばたいているのが見え、そちらにむけて前向き駐車しました。
はじめはアカボシゴマダラ?と思いましたが何か違います。遠目ですがアサギマダラに見えました。
刺激しないためにドアを開けずに車内でカメラを準備しました。三脚から取り外します。逃げられるといけないので空いている窓から1枚撮りました。ドアをそっと開けます。飛びましたが近くにとまりました。こんどは翅を開いているので高さがそろうようにしゃがんで数枚撮ります。
朝から日が差したのは久しぶりです。カメラを更新してから初めての好天です。もちろん新しいカメラを抱えて出発です。
しょうぶ園についたのは7:30くらいでした。園内には入れるのは8:30かと思ったら9:00だと言います。
しばらく池で撮ることにしました。コサギとアオサギがいましたがカワセミは見えません。
だいぶ時間があるので近くを散策しました。一周できるかと思いましたが塚山公園の方に行く道だったので引き返すと8時くらいに池に戻りました。駐車場あたりでカワセミの声が聞こえました。
カワセミはこのカメラで格好の対象です。
チョウゲンボウを撮りましたが、それ以上動いてくれないので他の物を探しました。近くの桜の木に小鳥が来ています。コゲラでした。これも動き回るので追うのが大変です。
何とか撮れていました。
小型の鷹の仲間です。
用事を済ませて衣笠山公園の上の広場に行くと何人かのカメラマンがいました。カメラを向けているのは電信柱の上のチョウゲンボウです。電線もあり、なかなかいい構図で撮れません。
今まででいちばん近くで撮れたと思います。
新しいカメラなので今度は鳥を撮ります。鳥を撮るのにはやはりP900です。
そう思っていたのに、いやに警戒心のない個体で足元まで来るので戸惑います。近くでちょこまか動かれるとピントを合わせるのが難しくなります。
薄暗いところなのでシャッタースピードも心配です。ドングリの落ちているところです。足で押さえてドングリを突いて中身を食べているようです。
いやに暑い日が続きます。予報によれば明日からは冷え込むということです。また、天候も崩れ、それが続くそうです。ということはしばらく撮影には出られないということになりそうです。
不調が出たカメラはあきらめて同型機を購入しました。昨日届いたので早速テストです。
まず、月を撮ります。二十二日月ということになるのかな?月齢の表を見ると21.9とありました。
衣笠山公園の駐車場に車をとめました。久しぶりの衣笠山公園です。雨が続いていたので駐車場から斜面を登り直接下の公園に行くのはためらいます。
でも、何か出会える可能性はこちらのほうが高いので登ることにしました。三脚にカメラを固定して足場を確かめながら進みます。
アザミが足元に広がります。草の中には熟して落ちた銀杏もけっこうあり、滑ったりしたら悲劇です。
もう少しで下の公園に入るくらいのところで花が日に透けているのが見えました。魅力的な色・形です。その時は見覚えはあるのだけれど名前がすぐには出ませんでした。
ツリガネニンジンでした。
澤山池の奥の方の道沿いに田んぼが作られています。もう、刈り取りも終わったのですが、刈り取られなかった中にタコノアシが色づいていました。
以前にほたるの里で見たときには絶滅危惧種ということで保護されている様子でしたが、ここではそんなでもなく普通に残っている感じです。
白い花が咲いているときには細長い葉も緑でタコノアシという名前がピンときませんでしたが、赤くなってくるとなるほどと思わせるネーミングです。
アメリカセンダングサの花が盛りだ。黄色い花が一面に咲いている。イチモンジセセリやウラナミシジミ、キタテハやアカタテハが蜜を求めて寄って来ている。
花のうちはいいのだが、花も枯れて実になって茎を離れるようになると質が悪い。
とげのある実が気付かないうちに衣服に取り付いてしまう。
今日はちょっと変な日だった。朝方は冷えていたが、日が出ると気温はぐんぐん上がった。風はなく、空気は乾いている。澤山池では日陰に入るととたんに冷える感じだった。
虫の影は薄く、目立つのは蝶と蜂の仲間ばかりだ。
イヌタデは赤い粒々が茎にびっしりついている感じだが、それは蕾でやがては花が咲く。小さな花なので咲いても人の目には見えないほどだがそこから蜜を吸う虫もいる。
セイタカアワダチソウは戦後急速に勢力を伸ばした外来種のようです。
それでも自分が物心ついたころにはもう普通にあったのでそれが自然だと思っていました。秋の原風景にはこの黄色い花が広がる様子がインプットされています。
花穂にはたくさんの花がついています。今朝は朝露が降りていました。
秋の花の代表的なものにはコスモスも入ります。
久里浜はなの国のコスモス園のコスモスも見ごろでしょう。このコスモスははなの国の裏手のパークゴルフ場の中のものです。日当たりと風通しがよく手入れもいいのでしょう、毎年きれいに咲いています。