月別アーカイブ: 2019年5月

スズガモ

はじめに平潟湾に近づいた時に海面に黒っぽいカモが見えました。白と黒とのコントラストが強く見えてキンクロハジロだと思いました。でも、写った写真を見ると頭部はぼさぼさとしておらず、背部にはスズガモ特有の網目模様がはっきりと見えます。

こんな時期にはもういないはずなのに2羽のスズガモがいました。

イワツバメ

キアシシギやキョウジョシギのいた干潟を離れて野島公園方面に行く道を少しだけ歩きました。湾に注ぐ川をまたぐ橋があるのですが、川が注ぎ込む場所で10羽ほどのツバメが高速で飛び回っていました。

背面に白いところが見えるのに違和感がありました。いつも見るツバメではなくイワツバメです。とまらないので自信はないのですが飛ぶ姿を追ってシャッターを押しました。

カニを捕らえたキアシシギ

横須賀の北部、平潟湾に来ました。横浜と隣接する場所です。ここのところ高温が続いています。干潮が午後なので昼食を済ませてから出かけました。今季まだ見ていないメダイチドリがいるといいのですが。

決してきれいなところには見えないものの貝は採れるらしく多くなないもののしゃがみ込んで熱心に掘り返している人たちがいます。

人がいると鳥はいないだろうと思いながらも近づくと、人の密度が少ないところに鳥はいました。横須賀の海岸で見るよりも人なれしているようです。

干上がった砂地の上には巻貝が転がっています。カニもたくさんいるようで歩き回っている鳥の目当てなのでしょう。シギはカニ捕りの名手です。

クラゲ

毘沙門の江奈湾側に向かって海岸を歩いてみました。なかなかいいところです。潮だまりにクラゲがありました。いろいろな種類があるはずです。よく見るクラゲだと思いますが、今回はクラゲということにします。

ツバメ

水浴びをするスズメの近くを高速で飛び交うツバメの姿がありました。見ていると川底の土が堆積しているところに着地します。口には枯れた草を加え、見ていると咥えた枯草を濡れた土にこすりつけています。

ツバメは泥で子育てのために巣を作るのは知っていました。たしかのその巣は草で補強されている感じがしました。枯草に土を擦り付けることにより、より多量を運ぶこともできるでしょうし、土のついた枯草ならそのまま強い構造を作ることができるはずです。

そんな話をあまり耳にしたことがなかったので、ネットを調べてみました。枯草を運ぶ姿の写真がたくさん掲載されています。単に私が知らなかっただけのようでした。

でも、草を使ってより合理的なことをするということは、道具を使っていることに思えました。その観点での説明はいまのところ見つかりませんでした。

ヒバリ

久しぶりにアマサギを確認し、気をよくしました。次は近くのソレイユの丘の入り口付近の畑を見に行きます。

そこここからヒバリの声が聞こえます。でも、姿がなかなか見つかりません。やっと見つけたと思うと近づけないところに降りたりして見失います。

そんなことを繰り返しているうちに、そう遠くない畑に降り立つところを見つけました。刺激しないように直進はせずにゆっくりと距離を縮めます。

ファインダーをのぞくと畑の畝の上に立ち呼び交わしているヒバリの姿がありました。ヒバリと言えば高く飛びあがり鳴く姿を思い浮かべますが、下の降りたときも鳴いているのです。鳴いてはとめ、耳を澄ましてほかのヒバリの声を聴いて、また鳴くを繰り返しているように見えます。

アオサギの一家

くつわせきの中の島にはたくさんのカワウが住み着いていますが、つぎに目立つのが体の大きなアオサギです。中の島の水面に近いところに子育てをしているアオサギの家族が見えました。左側の家族の子はもう親と変わらない大きさですが、右側の家族の子はまだだいぶ小さなようです。

ツバメ

先日は青いツバメを掲載しましたが、今回は黒いツバメです。

海岸ではコチドリしか見当たらなかったので別のところに行こうと思いました。海岸から少し離れた道路わきの電線にツバメが数羽とまっていました。

見上げる位置なのでこれがいつも見るツバメなのだと思います。下にいるツバメを見れば光の反射の関係で青く見えるのでしょう。

コチドリ

土曜日です。前日はクロサギやチュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギなどを確認した長瀬の海岸ですが、天気が良ければ陽気に誘われて海岸で遊ぶ人が多そうです。

早朝なら人出は少ないだろうと思って行って見ると思った通りでした。

人はいないのですがどういうわけか鳥の姿もあまりありません。砂浜を眺めているとコチドリが来ました。

煙突

長瀬から久里浜港をはさんで対岸の東京電力久里浜発電所を見ると目立つのは煙突です。いま、その煙突が取り壊されているようで見るたびに小さくなっています。

月見草

「富士には月見草がよく似合う」といった方がいましたが、海岸にも月見草はよく似あいます。マツヨイグサにもいろいろ種類はあるので全く同じものではなさそうです。

チュウシャクシギ

前回はなんとかクロサギを撮ることができましたが不本意な出来具合でした。きょうは仕事も一段落して次の仕事を始めるまでに数時間あります。それにこの時間帯は潮がちょうど引くときです。昼食をとって長瀬に直行します。

海岸に着いた時は思った以上に潮が退いていました。いつもは海の水が満ちていて渡れない消波堤と海岸との間が陸続きになっています。平日なので人影は少ないですがないわけではありません。鳥が出てこなくなるほどではなさそうです。

でも、見たところ鳥の姿はほとんどありません。遠くに顔見知りのカメラマンがいて、何かをうかがっているようです。鳥が飛ぶのが見えました。クロサギはいませんが撮れるものを撮るつもりです。

消波堤まで行ってテトラポッドの上にのぼり、様子をうかがいます。この位置からだと動かなければ撮りに警戒されなさそうです。近くの岩の上にチュウシャクシギがいました。岩場から岩場へと移っていきます。何か咥えて繰り返し岩にたたきつけました。シギはカニを捕る名人です。

ハマヒルガオの原

シギ・チドリが出てくる頃なので最近は海岸に通っています。いちばんの近場が長瀬海岸です。気が付けば足元に広がるハマヒルガオ。遠くに行かなくてもこんな景色が住居のすぐ近くにありました。