月別アーカイブ: 2020年10月

キビタキ

起きたときには曇っていましたが、1時間ほどたち、出かけるときには日がさしていました。シギ・チドリを見に行きたかったのですが、干潮は午前3時、とても見る時間ではありません。日が昇ってから出かけました。海には鳥の姿は見えません。

湘南国際村に行くことにしました。カメラマンの姿はけっこう見かけましたが、鳥はあまり見かけません。いままで出かける日和ではなかったからかもしれません。

モズやジョウビタキの鳴き声は聞こえました。ガビチョウ、コジュケイの声もきこえました。メジロ、スズメ、シジュウカラも見かけました。

スケートボードをやっているのをよく見かけた道の先まで行きましたが、あまりいないようでした。戻る途中で小鳥が飛んでいるのを見かけました。道端のカラスザンショウの木にとまりました。撮っているとカメラマンが一緒に撮り始めました。鳥の名を尋ねるとキビタキの雌だと教えてくれました。そろそろ時期が終わりだそうです。ほかのカメラマンが言っていたノビタキもそろそろ終わりだそうです。

アキグミ

湘南国際村の駐車場の裏手の山道を下りました。知っている道とは言え、荒れ果てていて猪でも出てこないか心配でした。幸い転倒することもなく下の畑のある所に降りることができました。

砂利を敷き詰めた道の端にはアキグミの木が並びます。ちょうど実をつけている時期でした。

セイタカアワダチソウにキタテハ

湘南国際村の頂上の駐車場から舗装道路でないほうに出ていくと、以前は畑だったところが荒れ地に戻っていました。踏み跡の痕跡を歩いていくとキタテハが飛び立ちます。近づくまでいるのに気が付きません。気が付けばその姿を撮るのですが、飛び立ったキタテハはなかなか止まってくれません。

アキアカネ

長瀬を訪れたのは朝なら潮が引いていてシギ・チドリの類が来ているのではないかと思ったからです。残念ながら潮はそれほど引いてはいず、鳥の姿は見えませんでした。

でも、トンボを横から撮ることができました。胸の模様からアキアカネと判断しました。

長瀬の海

早朝というか、深夜の3時が干潮でした。7時過ぎにはもう十分潮が上がっていて鳥の姿はありませんでした。風は穏やかで波もそれほどたってはいませんでした。

久里浜港

長瀬から久里浜港を望みます。久しぶりの晴れた空です。対岸に見えるのは石炭火力発電所の工事でしょうか。

2050年までに温室効果ガスの発生を0にする。それを達成するつもりならこの発電所の先行きは危ういでしょう。

ヤマカガシ

菖蒲田の周りの植え込みのアジサイの上に黒っぽいひも状のものが見えました。モズがトカゲでも刺していったのかと思い双眼鏡で見るとヘビのようでした。赤い色が入っているきれいなヘビでした。

ヘビを見る機会があまりないのですが、アオダイショウやマムシでないことは分かりました。以前に見たヤマカガシは体色が黒っぽくて青や赤の色がさしている強烈な印象の個体でした。

帰ってから模様などを調べてみるとヤマカガシであることがわかりました。

手持ちでブレブレの動画ですが雰囲気は分かりそうです。

ナガサキアゲハ

外周を行く道を歩いていくと季節外れのシャクナゲの花が咲いていました。一つや二つではなくかなり多くの数でした。

あたりを見ていると手の届かないほどの高さのシャクナゲの葉の上に黒い蝶が見えました。大きな白紋があるのでモンキアゲハとも思いましたが、感じが違います。前翅の縁に赤い部分があります。尾状突起がありません。きれいなナガサキアゲハですが残念ながら全身を見ることができませんでした。

カタバミにヤマトシジミ

衣笠山公園で時間を過ごし、しょうぶ園に戻りました。園内には1時間の滞在でベンチには座ってはいけないというような表示がありました。

鳥の姿は見当たりません。園内の人影もないことはありませんがまばらです。円を周回する道を選んで大回りしました。

気温は低いものの虫もいないわけではありません。斜面のカタバミは陽だまりのようでヤマトシジミの雄が蜜を吸っていました。画面だけ見れば春先のようです。

ピラカンサ

びっしりと実をつけたピラカンサ。おいしそうに見えますがたぶんそうではないのでしょう。ほかにおいしいものがあるこの時期には鳥がついばむことはないのでしょう。

アザミ

展望台を下り、上の広場を抜けてそのまま細い道を下り始めました。来た時には広場の横の太い通りを上ったのですが、細い道は下りの上、濡れていて油断すると滑ってしまいそうでした。左手に広場の斜面を見ながら進むと下から植生を眺め上げることになります。アザミがよく見えました。