チュウシャクシギを撮っているときに同じ岩場の反対側の端をせわしなく動き回っている小さな鳥が見えました。はじめはセキレイかと思いましたが、位置を変えたときにキョウジョシギだとわかりました。
チュウシャクシギは2羽確認できましたがキョウジョシギはこの1羽だけでした。
チュウシャクシギを撮っているときに同じ岩場の反対側の端をせわしなく動き回っている小さな鳥が見えました。はじめはセキレイかと思いましたが、位置を変えたときにキョウジョシギだとわかりました。
チュウシャクシギは2羽確認できましたがキョウジョシギはこの1羽だけでした。
ここのところ風邪を引き込んでいたので撮影に出られない日が続いていました。
今日もダメかと思っていましたが、朝起きたときすっきりしています。目覚めがすっきりしていたのと同時に陽光が気持ちよく差し込んでいます。
こんな日に家に閉じこもってはいられません。
轡堰の様子を見た後にすかなごっその裏手の川間川の周りを見てみました。遠目でしたが川の中にえさをついばむ数羽のシギが見えました。両岸が高いので川の中が暗くどうしても逆光気味になってしまいます。
そのうちに光のいい時に撮れるかもしれませんが、とりあえずそれたものを掲載します。タシギだと思います。
干潮は9:30くらいでしたが、それから4時間近くが過ぎて干潟は水に隠れわずかな部分が残されました。そこに集ったのは7羽のメダイチドリと2羽のキアシシギでした。
鳥は飛べるので大したことではないはずです。わたしも緊迫した様子は見とれませんでした。でも、すこしあとにメダイチドリが一斉に飛び立ちました。2羽のキアシシギだけが残りました。上を見るとトビが旋回していましたが、そのためかどうかは判然としません。
イソシギはその名の通り岩場で見かけることが多いのですが、餌さえあれば干潟でも構わないようです。
平潟湾の横須賀側は埋め立てられた工業用地なので海に面した道路からは干潟を見下ろす形になります。そのため、かなり近いところからシギ・チドリを観察することができます。
近ければ細かいところまで見ることができ、イソシギの体の表面はとてもきれいな羽でおおわれていることがわかります。
キアシシギは岩場で見かけることが多く、カニを好んで取っているようです。平潟湾では岩場はないので干潟での採餌です。岩場でも干潟でもキアシシギはカニ取り名人です。
横浜のはずれ、横須賀と接するところに平潟湾はあります。横須賀側から見れば平潟湾の向こう側は野島です。
引き潮では干潟が広がり、巻貝が表面に転がります。シギ・チドリの好む環境です。メダイチドリが餌を採っています。
いま、このあたりで話題の鳥はケリ。川間川で観察されたということでそのあたりに来てみたけれど、そんなにすぐに出会えるとは思っていませんでした。
車で通りかかると畑の端にカメラマンがいました。何を撮っているかは確認しませんでしたが、川間川をのぞき込んでいると、そのカメラマンが近づいてきて「ケリがいるけれど」とわざわざ教えてくれました。
その場所に行って見るともう見えませんでしたが、いることが分かっただけでもその気になります。
裏側から見てみようと回り込むと、遠くですがはっきりと見えました。大分撮りましたがあとから見るとみなぼけています。少し遠すぎのんでしょう。また、逆光だったためもあります。
その後、初めの場所に戻って取っているのでそちらを確認するとちゃんと写っているものがありました。そこに来ていたバードウオッチングをする人たちも「三浦半島ではケリは今まで見ていないのではないか」と言っていました。
コウノトリと出会った当日に出会ったので、影が薄くなってしまいましたがこちらも初見の鳥です。
もともと、ムナグロがいるというのを聞いて長井方面に来たのですが、生態もよくわからずに水路を探していました。シギ・チドリの仲間だから水辺だろうと思い込んでいたのです。
コウノトリを撮った後にいるという場所を目指してやはり水路を中心に見て進んでいました。そのとき鳥仲間が「あそこの畑にいるから」と具体的に教えたくれたのです。
行って見ると数人がカメラを構えています。レンズの先を見てもどこに鳥がいるのかよくわかりません。畑なので勝手に入り込むわけにもいかず、どうしても逆光になってしまうので余計見えにくいようです。
じっと見ているうちに逆光ながら耕したために掘り返された土くれにまぎれている数羽を見分けることができるようになりました。2羽のメダイチドリはわかりました。もう一羽黒っぽく見える斑点に覆われた鳥がいました。それがムナグロのようです。
メダイチドリは白い部分が目立つのですが、ムナグロは土くれの中に溶け込んでしまうように見え、一度目を離すと認識できなくなりました。何度かそういうことを繰り返したあとに数枚だけ撮れました。逆光のために写りはよくありません。
野比海岸でもウミネコの集団が遠くの消波ブロックの上に見えるだけで鳥影はないように見えました。国立病院の下の浜に降りて千駄ヶ崎方面に歩いてみましたが寂しい浜が広がるばかりです。
右手に海を、左手には浜の高みを見て水際を歩きました。
浜の高みには打ち上げられて乾いた海藻が帯状に連なっています。砂だけしかない部分がかなり広くありました。
行きには右手の海の方しか見ていなかったのですが、何もいないと思って戻ろうと振り返って少し進むと、何もいないと思っていた乾いた海藻の帯のところから2羽のシギが飛ぶのが見えました。白い腹部がきれいでした。
遠くには飛ばずに近くに降り立ったのでそっと近づいて撮ることができました。
ヘラシギはくちばしを見ればわかります。ミユビシギとトウネンは大きさが違うのでその場で比べればわかるはずです。
何枚かを撮ることができました。大きさではわからないので足の指の写っているものを探しました。指が4本あります。トウネンのようです。
北下浦漁港そば。曇り空、海藻の打ち上げられた浜辺をよく見ると小さな鳥がちょこまか動き回っています。
暗いので速いシャッターを切れませんでした。撮った画像を後から見るとぶれまくっています。そんな中に時たまはっきり撮れているように見えるものも少しはあります。そんなとき、もっとたくさん撮っておくべきだったと思います。
シギの存在に気が付いてまだ1年なので見た目が似ていると区別がつきません。いろいろな角度からはっきりした画像があれば特定しやすいのですが、シギ・チドリの類の落ち着きがないことには難儀します。
くちばしの先端が広がっているのでヘラシギだと思います。何羽か似たもの混ざっている感じなのでミユビシギとかトウネンもいそうですが、はっきり撮れていません。
久々に涼しい朝を迎えました。薄曇りですが台風が来る前にと近くの海を見に行きました。
北下浦漁港は人工の堤防で囲われているので波もあまりたっていません。砂浜には打ち上げられた海藻が堆積しています。何もいないようですがじっと見ていると、その間をちょろちょろ動き回る影がありました。鳥がいます。
何種類かのシギ・チドリの仲間がいるようです。経験不足ではっきりとは識別できません。わかりやすかったのはキョウジョシギでした。
堆積した海藻を押しのけて出てくる小動物を餌にしているようです。動きを止めると背景に溶け込んで姿を見失ってしまいます。
上の画像はメダイチドリと判断しました。以前に見てきたものが橙色の胸をしていて、太くて黒い眼過線があったからです。でも、ガイドブックを読んでみたら、橙色は夏羽の時と出ています。
そろそろ冬羽のものも出てくる頃でしょうし、下の画像のものもメダイチドリとしていいような気がしてきました。すこし橙色も残っているようです。
久々の鳥見です。
江奈湾から毘沙門まで見ましたが、シギはキアシシギしか見られませんでした。でも、もう少しすればいろいろな鳥がみられるようになります。