コウノトリと出会った当日に出会ったので、影が薄くなってしまいましたがこちらも初見の鳥です。
もともと、ムナグロがいるというのを聞いて長井方面に来たのですが、生態もよくわからずに水路を探していました。シギ・チドリの仲間だから水辺だろうと思い込んでいたのです。
コウノトリを撮った後にいるという場所を目指してやはり水路を中心に見て進んでいました。そのとき鳥仲間が「あそこの畑にいるから」と具体的に教えたくれたのです。
行って見ると数人がカメラを構えています。レンズの先を見てもどこに鳥がいるのかよくわかりません。畑なので勝手に入り込むわけにもいかず、どうしても逆光になってしまうので余計見えにくいようです。
じっと見ているうちに逆光ながら耕したために掘り返された土くれにまぎれている数羽を見分けることができるようになりました。2羽のメダイチドリはわかりました。もう一羽黒っぽく見える斑点に覆われた鳥がいました。それがムナグロのようです。
メダイチドリは白い部分が目立つのですが、ムナグロは土くれの中に溶け込んでしまうように見え、一度目を離すと認識できなくなりました。何度かそういうことを繰り返したあとに数枚だけ撮れました。逆光のために写りはよくありません。