カメムシ科」カテゴリーアーカイブ

ツヤマルシラホシカメムシ

先日、フタオビミドリカミキリを写した場所を見ると何か虫がいます。

ウシカメムシよりも一回り小さいカメムシです。

キツネノボタンの実の汁を吸っているようです。成虫と幼虫がいました。ほかにもセリの花の上に数匹の成虫がいます。

ウシカメムシ

早朝は空いっぱいに刷毛で描いたような秋の雲、巻雲がいっぱいでした。

しばらくすると日が昇り、気温はぐんぐん上がりやはりまだ夏です。

太田和の澤山池の上流の小川に当たりに行きました。川の中に箱があり、「ザリガニを捕らえたら入れてください」とあり、酸欠になりそうなくらいザリガニが入っていました。ほかの生き物に悪影響があるからという説明がついていました。

川べりは日陰もあり、涼しいところが多いのですが暗いのは撮影には困ります。

流れから10cmもないところに生えている草の上に小さな虫がついていました。何種類かいます。

中でもうれしかったのはウシカメムシです。どういうわけか好きなのです。体長は1cmもないので暗いところでは確証が持てずに何回も見直しました。

ウシカメムシというのは牛の角のようなのを持っているからだと思っていました。角があるだけで雰囲気が牛と思っていたのですが、

今回の角度からの写真で足のある牛全体に見えるのだということが初めてわかりました。

 

参考までに、初めに掲載しようとしていた写真を紹介します。これはこれで牛の雰囲気はあると思います。

アカスジカメムシ

アカスジカメムシ

アカスジカメムシ

おしゃれな感じで好きなカメムシですが最近見かけていませんでした。きょうは三浦の毘沙門漁港のあたりの様子を見に行きました。

海岸沿いの道を歩いていくと海側に草木が生い茂っています。こんな叢が好きです。ヤブジラミにアカスジカメムシがいました。花を終えて若い種子ができその汁を吸っているのでしょう。

いっしょに小さな幼虫もいました。ヤブジラミの上なので大きさがわかりやすいと思います。

アカスジカメムシ幼虫

アカスジカメムシ幼虫

オオキンカメムシ

P1230248オオキンカメムシ成虫-SP-t2000-s800

2週間ほど前にオオキンカメムシの幼虫を太田和で確認したのですが、その後を確認することができないでいました。

2週間の間には風の吹いた日もあるらしく、大きな枝が折れて落ち切れずに途中で引っかかっていたりします。舗装された小道は濡れていて枯れた葉が張り付いていたり、クズの花が落ちてそこだけ華やかになっていたりします。

下を見て歩くのはオオキンカメムシの幼虫の脱皮殻を確認するためです。あるときには脱皮殻がたくさんあり、日が当たるときらめくようだったこともあります。でも、きょうは濡れた道の黒い表面が見えるだけです。あるいは風で吹き散らされているのかもしれません。

アブラギリの木のあるところにたとり着くと実や葉の上に前回見たような幼虫がちらほら見えます。でも、それは前回見たものではありません。2週間もすれば成虫になっているはずです。アブラギリを見上げて実や葉の表面を見て行くのですが、成虫は見つかりません。

だめかとあきらめてふと前を見るとカラムシの葉の上にちゃっかり成虫が鎮座しています。上にいるものと思っていたのが下にいて、目立つようでいて意外と目立たないで存在していました。

気が付けばほかにも成虫はおり、また、幼虫も風で落ちたのかそのあたりにいました。

アカスジキンカメムシ

アカスジキンカメムシを見るたびに、「なぜアカスジキンカメムシという名前なのだろう?」とよく思います。

でも、この個体を見れば「アカスジ」に納得です。

カラムシの葉の上にいたアカスジキンカメムシです。

P1240040アカスジキンカメムシ-SP-t2600w-s

P1240040アカスジキンカメムシ-SP-t2600w-s

 

ヒメホシカメムシ幼虫

P1230799ヒメホシカメムシ幼虫-SP-t1400w-s

P1230799ヒメホシカメムシ幼虫-SP-t1400w-s

この季節、アカメガシワの実が落ちたところを探すと必ずいる。ただし、ヒメホシカメムシと言うのはあてずっぽうでオオホシカメムシかもしれない。成虫なら見かけが違うのだが、幼虫ではわかりそうもない。