ジャコウアゲハを深追いしなかったかいがあってすぐにツマキチョウの追跡に戻ることができ、とまったところに間に合いました。ジシバリの花のようなところで吸蜜していました。わたしの中ではツマキチョウは紫色の花を好むと思っていたので意外でした。たしかに今年はいつもと季節の感じが違います。ムラサキケマンはもうあまり見かけなくなってしまいました。
この個体はツマキチョウの名前の通り翅の先が橙色です。これはオスの模様です。この日、この個体以外にも雄は見かけましたが撮影はできませんでした。そのかわりにメスは何頭か撮ることができました。
花が黄色に見えたのでその時には気が付かなかったのですが雌の尾部を曲げているのは産卵しているように見えます。この植物はツマキチョウの食草でタネツケバナだと思います。
植物の名は知らないのですがこういう色を好むと思っています。
例年はムラサキケマンに吸蜜に来たツマキチョウばかりの写真になりますが今年はやっと取れた感じです。