昆虫を撮影している場所も示しておこう。あとからわかることがあるかもしれない。
この野原は以前には耕作されていた畑と思われる平な場所だ。いまは時々刈りはらわれるが作物が栽培されているところは見たことがない。三方を木に覆われた山に囲まれ日の当たる時間は短いのかもしれない。
山から流れ出た水がいったん小さな池にたまり、そこから流れ出る小さな川がある。川沿いの道路や原からだいぶ低い場所を流れるその川は直線的で両側をコンクリートで固められている。このあたりは路面と川の間の高さに川を見ながら歩くことのできる遊歩道がある。遊歩道にはアジサイが植え込まれている。歩いていくとコンクリートで固められているとはいえ、そのブロックは中空である程度生物環境にも配慮しているものだ。
そんな場所にこの原はある。ここから後の写真のフィールドはこの近辺のものになる。撮影日は7月15日。
これ以前のものは少し離れた久里浜花の国を中心としたものだ。距離的にも近いのでだいたい同じような虫が観察されている。撮影日は7月14日。