この辺りは今年もセンニンソウが茂り始めたところだ。まだ若く、産毛のような細い毛におおわれた蔓や葉。毎年そこにはオオアカマルノミハムシ、オオキイロマルノミハムシがついていて「これはどちらなんだろう?」と散々迷ったりする。
今回の虫はセンニンソウのすぐ近くの別種の植物の上にいた。色こそオオアカマルノミハムシのようでもあったが、形がもっと丸く、大きさは小さく、頭部や前胸背の色と上翅の色とが異なるようで、それはオオアカマルノミハムシやオオキイロマルノミハムシとは違うものだ。
観察している間に飛んで近くのセンニンソウにとまったから紛らわしい。
ネットをさんざん検索して見つけたのがこのアカイロマルノミハムシという名前だ。