ルリシジミやヤマトシジミはシジミチョウの中ではかなり一般的な蝶だ。また、模様もよく似たものが多く、見分けにくかったりする。
ルリシジミとヤマトシジミはいくつかの点で見分けることができる。
よく見かけるのは、ヤマトシジミは低い場所で幼虫の食草がカタバミなどなのでそのあたりが多く、ルリシジミはどちらかというと森林性のようで木のあるところにいる。ヤマトシジミがじかに地面に降りることはないけれど、ルリシジミは舗装された道路に降りたり、石の上に降りたりする。
比べてみると、表面はルリシジミが銀を思わせる光沢をもつ白色で、ヤマトシジミはいくらかその色が鈍い。点列をよく見れば並び方が違うところがあるので、確実にはそれでわかる。