月別アーカイブ: 2021年8月

アカボシゴマダラ

はじめは9時くらいに降りはじめるという予報だったので8:30の開門で入場し、ウマノスズクサと幼虫を確かめるだけでそそくさと帰るつもりでした。
でも確かめると、予報が変わっていて降るのが夕刻になっています。それなら、と一昨日のブルービーの広場を目的地に変更しました。
先日見たクヌギかコナラの木には相変らず蝶や甲虫が集まっています。ひび割れたゴリゴツの表面は樹液や蜜を泌み出しているようには見えません。
でも、見ていると甲虫はヒビ割れに頭を突っ込み、蝶はぜんまいのような口吻を伸ばして差し込んでいます。表面には見えませんがごつごつの樹皮の下に甘い樹液が沁みだしているのでしょう。
アカボシゴマダラが数頭、キマダラヒカゲ、ルリタテハがいた。甲虫はコメツキムシ、クロカナブン、アオカナブン、カナブンがいました。

ジャコウアゲハ幼虫

ジャコウアゲハの幼虫はいました。やっと判別できるくらいの小さかった幼虫が幼虫だとわかるくらいの大きさになっています。
しかも、3頭もいたのが不思議です。一昨日には1頭だったのに。

不思議だと思いながら近くの葉も探すと、金色の卵まで産みつけられているのがりました。

キマダラヒカゲ

衣笠山公園に行きました。
一昨日に見つけたジャコウアゲハの幼虫とウマノスズクサを確かめるためです。台風が発生したので今日を逃すと見られなくなる怖れがあります。

でも、通り掛けにキマダラヒカゲを見つけたので撮ります。なかなかきれいな個体です。

ルリモンハナバチ

パークゴルフ場の駐車場に上ってみました。パークゴルフ場自体は閉園するので駐車場も使われていないようです。
上ったところが駐車場入口の反対側なのでほとんど使われていません。それでも足下には砂利が撤かれているからか草の伸びは悪く、そんな中で生えているのがアレチハナガサです。
もう3時に近かったので明かるいけれどその辺りは完全に山陰です。そんな中のアレチハナガサなので虫が来るように思えません。
でも黒っぽい蜂のような虫が見えたような気がしました。撮ろうとしましたがピントが合う前に姿が消えました。見間違いでしょうか?アレチハナガサを目当てに眺めていくと確かにブルービーが見えました。
昨日の衣笠山公園では真昼の日射の中で激しく動き回るブルービーに付いていくのがやっとでした今日は午後で日陰の中のためか動きがゆるく、青い色もしっかりと見えました。昨日は高速で振動していた翅も止まりがちで撮るには絶好のコンディションでした。

はなの国の花壇

くりはま花のくにの様子をうかがいに行きました。
久里浜はなの国では例年キバナコスモスの畑でルリモンハナバチを撮っています。昨日は衣笠山で撮ったのでこちらでもと思ったのです。
でも、ブルービーを見るつもりで行ったのに、まだキバナコスモスの時期ではありませんでした。
入口近くの花壇脇の池は水があるのかないのかわからないほどの草で埋まっていました。のぞきこむとミゾハギの花は見えましたがブルービーの姿はありません。

写真はフラワートレインの乗車場前の花壇です。曇り空の午後でした。

ジャコウアゲハの幼虫とウマノスズクサ

ジャコウアゲハがふらりと立ち寄ったあたりを見るとウマノスズクサのような植物があり、ジャコウアゲハの幼虫のようにも見える数ミリの大きさの黒っぽい塊がありました。カメラで撮ってみるとジャコウアゲハの幼虫のように見えます。ジャコウアゲハの幼虫がいるならその植物はウマノスズクサということになります。

もう、帰ろうという最後の最後にとてもうれしい出会いでした。

キマダラヒカゲとカナブン

地形の底から山越えで駐車場まで戻らなければなりません。
通り掛けののコナラかクヌギの木にひんぱんに蝶が訪ずれていました。近づくと数頭のアカボシゴマダラをはじめとして、キマダラヒカゲ、ルリタテハ、カナブンなどが確認できました。
定かには見えませんでしたが樹液が滲み出ているのでしょう。何十年も前の小学生だった時の記憶から自信を持って言えます。

スジグロチョウ

ヤブガラシの蜜を吸うスジグロチョウがいました。

下の遊具の置かれている場所を通り過ぎて下の池の手前まで行ったところで、出会った公園の係員の人に訊ねるとわざわざそこまで連れて行ってくれました。
池の隣の広場になっているところでした。金網沿いにタンドクの花が並んでいる角の奥には大きな榎が立ち上がっていました。そこが玉虫のいるところのようですが玉虫はいませんでした。