月別アーカイブ: 2014年8月

タコノアシ

P1230675タコノアシ-SP-t2000w-s

P1230675タコノアシ-SP-t2000w-s

このあたりにはタコノアシという植物が自生している。地元の方々が保護をしている。花が咲いて枯れた跡が吸盤のついているタコの足に似ていることからついたと思う。

アオドウガネ

 

P1230666アオドウガネ-SP-t2600w-s

P1230666アオドウガネ-SP-t2600w-s

道路沿いの川はかなり下を流れている。石積みのだいぶ上側の方に生えているイタドリの群落にいつもいる。

時期は違うけれど、 ここでは、ゴマダラカミキリとアオドウガネがいると思っていいようだ。

アキアカネ

P1230574アキアカネ-SP-s640w

P1230574アキアカネ-SP-s640w

ほんとうにアキアカネかどうかは確信がない。この時期だからアキアカネかな?という感じなのでそのくらいのつもりでいてほしい。シオカラトンボにしても似た種類はいるのであるいは誤りかもしれないと少し心配だ。

アオオサムシ

P1230582アオオサムシ遺骸-SP-s640w

P1230582アオオサムシ遺骸-SP-s640w

アオオサムシはかなり大きな虫です。しかも、地表をかなりの速さで移動するので写真に撮るには難しい虫です。これだけはっきりとれたのはうれしいのですが、残念ながらこれは生きてはおらず亡骸です。

目立った外傷もないので襲われたのではないようです。どうしたのでしょうね。

クロウリハムシの食餌

P1230558クロウリハムシの食餌-SP-t2800w-s

P1230558クロウリハムシの食餌-SP-t2800w-s

クロウリハムシという名前の通り、ウリ科の植物が好きみたいだ。カラスウリの葉をクロウリハムシが食べていた。かなりの数で烏瓜の葉も太い葉脈を残して後ろが見えてしまうほど穴だらけだ。

P1230567食み跡-s640w

P1230567食み跡-s640w

カラスウリの葉の表面にこんな跡を付けたのは? クロウリハムシの可能性がかなり高いです。その名の通り、ウリ科の植物が好物のようです。そのうえ、ここでは葉を食するところも目撃されています。

クサギの花

P1230552クサギ-SP-s

P1230552クサギ-SP-s

クサギはたくさんの花をつける。花弁は白く、花弁を包むような額は赤紫でその対比は高貴だ。ほの暗い中に浮かび上がる白い花の塊は遠目にも美しいものだ。

ナガメの翅

昆虫がこれほど栄えているのは翅を持つことによることが大きいだろう。

昆虫の中でもチョウの仲間の翅の構造はとても分かりやすい。4枚の翅が外から見えて展げれば一目瞭然だ。

甲虫の翅は外側を鎧のような硬い羽根が多い、内側に飛ぶための憂くて広い羽根が隠されている。それでも、外から見たときに体の中心線を境に左右が分かれていて、翅も左右2枚ずつあることがはっきりとわかる。

それに比べるとカメムシの翅はわかりにくい。背部は楯のような形の板状の部分でおおわれている。種類によっておおわれる面積の割合に違いはあるけれど、それがわかりにくくしている原因のひとつになっていそうだ。体の中心線を境に翅が閉じられているのではないからだ。

何枚かのナガメの成虫の写真を見てみよう。

はじめは色の濃い成虫が翅を閉じている写真だ。閉じている左右の翅の上に小盾板がのっている.

P1230388ナガメ成虫色が濃い-t1600w-s

P1230388ナガメ成虫色が濃い-t1600w-s

少し翅をずらすとこんな感じだ。

P1230431ナガメ翅をずらす-t1600w-s

P1230431ナガメ翅をずらす-t1600w-s

翅を閉じているときにはどこからどこまでが境目かよくわからないが、開いてみると翅の先端部分が重なっていたことがわかる。また、翅の前部と後部で構造も違うようだ。

完全に開くとこんな感じだが、静止していないので少しわかりにくい。

P1230400ナガメ翅を開く-t1600w-s

P1230400ナガメ翅を開く-t1600w-s

P1230434ナガメ翅を開く-t1600w-s

P1230434ナガメ翅を開く-t1600w-s

外側の硬い羽根の下にうすい羽根があるようだ。今度は機会があったら確かめたい。オオキンカメムシのような大きいのがわかりやすそうだ。

ナガメの生活環

P1230339ナガメ3令幼虫-SP-t2000w-s

P1230339ナガメ3令幼虫-SP-t2000w-s

P1230333ナガメ4齢幼虫-SP-t2000-s

P1230333ナガメ4齢幼虫-SP-t2000-s

P1230323ナガメ5齢幼虫-SP-2000w-s

P1230323ナガメ5齢幼虫-SP-2000w-s

P1230326ナガメ成虫-SP-t2000w-s

P1230326ナガメ成虫-SP-t2000w-s

P1230347ナガメ交尾-SP-t2000w-s

P1230347ナガメ交尾-SP-t2000w-s

ナガメの卵はまだ確認していない。その一事からしても環は完成していないのだが、おおよその見当はつく。 今回はいちばん小さい幼虫は3令ないし4令のようだ。根気よく観察していればそのうちにミッシングリンクでは消えるはずだ。