ここのところけっこうたくさんいる。
月別アーカイブ: 2013年7月
ドウガネサルハムシ
小さな甲虫だ。少し前にはずいぶんいたけれど、今の時期はあまり見かけない。なので、少しぶれているけれど掲載。
キマワリ
キマワリというのは木の上をうろうろしているところからつけられたのだろう。ゴミムシやその仲間は暗いところや茂みに多く、隠れるように生活しているので撮影者泣かせだ。おまけにかなりのスピードで動き回るし決していいモデルとは言えない。
上翅の深い溝と点列、長い後ろ足が特徴か。
ハネナシキマワリ、ヒメナガキマワリ、クロナガキマワリあたりのどれかだと思う。ほかのサイトを見ると、ヒメナガキマワリは外見の色が赤みがかっているように見えるし、前胸背中央に縦溝があるという。クロナガキマワリは上翅に光沢がある。ハネナシキマワリは上翅の下に畳み込まれている後翅が退化しているというが、採集しているわけではないので確かめようがない。手持ちの図鑑では外見はハネナシキマワリがいちばん似ているように見える。
ネットを探しているうちに三浦半島の記事があったので掲載しておく。
カメムシ幼虫
カメムシ幼虫を見つけた。白い糸くずのようなものでおおわれている感じだ。パッと見ると粉っぽく見える。
この写真の左上にいる成虫を確認していればなんだかわかったと思うけど気づかなかった。
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ヤブガラシの実!?
ヤブガラシの花を掲載したばかりだ。花が咲くのは種子を作るのが目的なのだから実ができることに何の不思議もない。
それなのに!?なのは、いままでヤブガラシの実を見たことがないからだ。それを不思議にも思わなかったことにショックを受けた。
不思議に思ったらとっくに調べているはずなのに。
遅まきながら調べると、
遺伝子の関係でヤブガラシには2倍体と3倍体があり、大部分が3倍体のため実ができない。3倍体の株は小葉が5枚、2倍体の株は小葉が3枚で、花の咲いていない時期でも見分けることができる。
ということがわかった。
2倍体、3倍体に関しての初出は以下のあたりか。
いまさらながら世の中知らないことばかりだ。今度行ったら葉の数を調べなければね。
ヤブガラシの花
ヤブガラシという名前は食べると辛子のような刺激がある、というのではなく、旺盛に成長して藪でもなんでも覆いつくして枯らしてしまうから、ということなのだろう。
だいたいの人は気にもとめない対象だが、蝶や甲虫などはこの花が好きで集まり、それを目当てにクモや肉食性の虫も集まってくる。
小さな花が集まって花冠を作るが、花冠というにはまばらな感じもする。拡大してみると花の形も色もかわいらしい。写真には花の根元あたりにいくつかの卵のように見えるのはあふれた蜜らしい。
緑のつぼみが開くとはじめは雄花に雄蕊はすぐに役目を終えてめしべが残り熟柿手間花になる。
ワルナスビ
名前は悪いなのだけれど花はかわいい。何が悪いのかというとたぶん、ナスのように食べられないことと、、それなのに鋭いとげで身を守っているためだろう。
ヤマトシジミ♀
写真からはメスとはわからない。でも、飛んだ時に表面が黒いのがわかったのでメスだ。
キイロテントウ
見かけが黄色いからキイロテントウ。気になるのは中央部付近に黒い模様があるように見えること。
スカシヒメヘリカメムシ
アザミのつぼみについていたスカシヒメヘリカメムシ。翅が透明なので尾部の模様がよくわかる。
アザミ
アザミにもいろいろな種類があるのだが、よく知らない。道に面した空き地にアザミの花が咲いている。アザミの周りをあまり見たことがないので見てみた。新しい環境には新しい虫がいるはずだ。
ブチヒゲヘリカメムシ
落ち着いた色調の端正な形のカメムシだ。ぶちひげには見えないのにどうしてなんだろう、この名前は。
ヤマトシジミ♀
ヤマトシジミはとてもふつうにいる蝶だ。でも、似ている蝶が多いので確認しよう。裏面のごま塩模様がルリシジミとは若干違う。また、裏面の色もルリシジミよりはくすんだ感じだ。表面はメスだとルリシジミにはない黒色だ。
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ブチヒゲカメムシ
ヘラオオバコのところにいたカメムシ。追いかけているうちに花の上に登ってくれた。写真としてもおいしくなってしまってうれしい。
あまり見かけないのだが見たとたんに名前がわかった。わかりやすいこんな名前がみんなついていればいいのに。
アリグモ
葉の上のアリ、という感じだが、違う。
クモだというとクモでもない感じもする。クモなら体節は頭胸部と腹部の2つに分かれているはず。頭部、胸部、腹部の3つに分かれているようにいちおう見える。でも、そう見えているだけだ。
昆虫なら脚は6本のはず、どう見ても8本だ。2本を触角と言い張れば6本にはなるが苦しい。と、いうわけでこれはアリグモ。
シオカラトンボ
シオカラトンボがヒカゲで羽を休めていた。
獲物を巻きあげるクモ
クモが獲物を巻きあげていた。
巻き上げるというと、「金を巻き上げる」とかに使うけれど、今回は「縛り上げる」という感じの使い方だ。
写真を見ると中央に白い塊。この白い塊は縛り上げられた獲物だ。その両側に1本の白い糸が渡っているのが見える。
その糸の中央の獲物をくるくると動かして口から吐き出す糸で絡めているところだ。獲物の回転がかなり速いのでどんどん巻き上げられていく。中の獲物が何なのかすぐに見えなくなった。けっこう大きなものに見えたけど、すごい職人技を見せてもらった感じだった。
これは動画にするといい対象だ。
カシワツツハムシ
ツツハムシっていうだけでかわいいのだけれどこのカラーリングもなかなかのもの。
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ホソヘリカメムシ産卵前か
おなかが大きなホソヘリカメムシがいた。産卵前なのだろう。
キガシラアオアトキリゴミムシ
きれいな大物でちょっとうれしい。ゴミムシの仲間は小さいうえに暗いところや茂みをちょこちょこ移動するので撮りにくい。おまけにみんな似たような紡錘形、黒色と地味な見かけのものが多い。
だから、撮るのは大変だし、撮った後でも名前を付けるのが難しかったりする。でも、今回のは色がきれいでインパクトがあるのですぐにわかると思った。
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