横浜のはずれ、横須賀と接するところに平潟湾はあります。横須賀側から見れば平潟湾の向こう側は野島です。
引き潮では干潟が広がり、巻貝が表面に転がります。シギ・チドリの好む環境です。メダイチドリが餌を採っています。
横浜のはずれ、横須賀と接するところに平潟湾はあります。横須賀側から見れば平潟湾の向こう側は野島です。
引き潮では干潟が広がり、巻貝が表面に転がります。シギ・チドリの好む環境です。メダイチドリが餌を採っています。
いま、このあたりで話題の鳥はケリ。川間川で観察されたということでそのあたりに来てみたけれど、そんなにすぐに出会えるとは思っていませんでした。
車で通りかかると畑の端にカメラマンがいました。何を撮っているかは確認しませんでしたが、川間川をのぞき込んでいると、そのカメラマンが近づいてきて「ケリがいるけれど」とわざわざ教えてくれました。
その場所に行って見るともう見えませんでしたが、いることが分かっただけでもその気になります。
裏側から見てみようと回り込むと、遠くですがはっきりと見えました。大分撮りましたがあとから見るとみなぼけています。少し遠すぎのんでしょう。また、逆光だったためもあります。
その後、初めの場所に戻って取っているのでそちらを確認するとちゃんと写っているものがありました。そこに来ていたバードウオッチングをする人たちも「三浦半島ではケリは今まで見ていないのではないか」と言っていました。
コウノトリと出会った当日に出会ったので、影が薄くなってしまいましたがこちらも初見の鳥です。
もともと、ムナグロがいるというのを聞いて長井方面に来たのですが、生態もよくわからずに水路を探していました。シギ・チドリの仲間だから水辺だろうと思い込んでいたのです。
コウノトリを撮った後にいるという場所を目指してやはり水路を中心に見て進んでいました。そのとき鳥仲間が「あそこの畑にいるから」と具体的に教えたくれたのです。
行って見ると数人がカメラを構えています。レンズの先を見てもどこに鳥がいるのかよくわかりません。畑なので勝手に入り込むわけにもいかず、どうしても逆光になってしまうので余計見えにくいようです。
じっと見ているうちに逆光ながら耕したために掘り返された土くれにまぎれている数羽を見分けることができるようになりました。2羽のメダイチドリはわかりました。もう一羽黒っぽく見える斑点に覆われた鳥がいました。それがムナグロのようです。
メダイチドリは白い部分が目立つのですが、ムナグロは土くれの中に溶け込んでしまうように見え、一度目を離すと認識できなくなりました。何度かそういうことを繰り返したあとに数枚だけ撮れました。逆光のために写りはよくありません。
上の画像はメダイチドリと判断しました。以前に見てきたものが橙色の胸をしていて、太くて黒い眼過線があったからです。でも、ガイドブックを読んでみたら、橙色は夏羽の時と出ています。
そろそろ冬羽のものも出てくる頃でしょうし、下の画像のものもメダイチドリとしていいような気がしてきました。すこし橙色も残っているようです。