風が強いので蝶にはあまりいい状況ではない。カメラに収めることはできなかったが、見かけたのはベニシジミ、モンシロチョウ、ルリタテハだ。ルリシジミは葉の上にとまったのでカメラに収めることができた。
飛んでいるときはきれいな青が見える。残念ながら撮れない。
風が強いので蝶にはあまりいい状況ではない。カメラに収めることはできなかったが、見かけたのはベニシジミ、モンシロチョウ、ルリタテハだ。ルリシジミは葉の上にとまったのでカメラに収めることができた。
飛んでいるときはきれいな青が見える。残念ながら撮れない。
陽だまりにカタバミが群生し、そこだけが春だった。数頭のヤマトシジミが舞っていた。
日差しは明るいけれど気温は低い。
それでも、日差しは降りつづけ日が当たれば温度は上がる。きょうはいろいろな蝶を見ることができた。まず、はじめがムラサキシジミ。体温を上げるために翅をひろげるので表面の紫色が輝く様子を見ることができた。
足元のムラサキツユクサの上でヤマトシジミが交尾していた。下の個体のほうが大きいのは明らかだ。大きい方がメスというのが順当だが確認はしていない。
なにかほかのものを撮ろうとしていた時に目の前をうろうろしていたのがこのチョウだ。感じとしてルリシジミでもないし、ヤマトシジミでもなさそうだ。遠くへは行かなかったのでとまったところを写すことができた。かなり苦労した感じの翅をもっていた。
ウラナミシジミという通り、裏面は上品な波状の模様がある。残念ながら裏面は見せてくれなかった。表面はすこしくすんだ茶に紫がかっている感じだ。
何もないようなところに蝶が集まっている。どんな条件があるのだろう。花があれば蜜を吸いに、水があれば水分を吸収するために。そんなものが見当たらないのだが、このあたりは犬の散歩とかする人も多いのでその排泄物あたりがあるのかもしれない。
大きいのはウラギンシジミ、小さいのはルリシジミだ。
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ルリシジミの表面の空色はとてもきれいだ。でも、どこかにとまってしかも翅を開いたところはなかなか撮れない。
やはり蝶は花にとまっているときがお互いに引き立つ。
こちらは前のヤマトシジミ♀のあとに少し歩いたところにいた。半開きにもなっていないが少し青いところが見えるのでオスだろう。
翅の表面が黒いのがメスだ。
ヤマトシジミの雄の表の色はきれいな水色だ。
クワの葉にとまったヤマトシジミ、翅が少し開いて水色がのぞいている。
写真からはメスとはわからない。でも、飛んだ時に表面が黒いのがわかったのでメスだ。
ヤマトシジミはとてもふつうにいる蝶だ。でも、似ている蝶が多いので確認しよう。裏面のごま塩模様がルリシジミとは若干違う。また、裏面の色もルリシジミよりはくすんだ感じだ。表面はメスだとルリシジミにはない黒色だ。
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住宅街の舗装道路と側溝の接する隙間にやっとのことで生えているカタバミにヤマトシジミが訪れた。そんなところに生えるカタバミもすごいが、そこに産卵するヤマトシジミもすごい。
産卵するのだからメスであることは明らかだが、この個体はいろいろと苦労しているらしく翅が破れているので、閉じていれば本来は見えない裏面の黒色がはっきり見える。
自然界の営みには中立を心掛けているけれどこういうけなげなのはつい応援したくなってしまう。
いつも書くのだが見るとつい撮ってしまう。花といっしょのときはなおさらだ。この花はヒメジョオンだろうか。
ベニシジミはとても写真写りのいい蝶だ。
それが花にとまればもっといい。静止することも多くて見つけるとすぐに撮りたくなる。
翅を閉じたときに見える裏面は茶色がかった灰色で、少しだけ暗色の斑点が散っている。見た目が地味でだいたいがうす暗いところが好きな蝶だ。
でも、飛び立った瞬間にその印象は一変する。
表面の色は紫というより光沢感のある青という感じだ。
ふと見上げたエノキの葉の表面に降り立ったルリシジミ。違和感があった。翅がよじれている。蝶の翅は通常見かけは平面になっている。このルリシジミは翅がよじれて波打っている。羽化する際に何らかの事故にあってしまったのだろう。
ルリシジミやヤマトシジミはシジミチョウの中ではかなり一般的な蝶だ。また、模様もよく似たものが多く、見分けにくかったりする。
ルリシジミとヤマトシジミはいくつかの点で見分けることができる。
よく見かけるのは、ヤマトシジミは低い場所で幼虫の食草がカタバミなどなのでそのあたりが多く、ルリシジミはどちらかというと森林性のようで木のあるところにいる。ヤマトシジミがじかに地面に降りることはないけれど、ルリシジミは舗装された道路に降りたり、石の上に降りたりする。
比べてみると、表面はルリシジミが銀を思わせる光沢をもつ白色で、ヤマトシジミはいくらかその色が鈍い。点列をよく見れば並び方が違うところがあるので、確実にはそれでわかる。