シロチョウ科」カテゴリーアーカイブ

スジグロチョウ

緊急事態宣言が全国に発せられて10日を超えました。仕事は在宅勤務になったりしており、不要不急の外出はしないようにと要請されています。それでも、少しは外に出て体を動かさないと不調になりそうです。

接触のないところということではなの国とパークゴルフ場の間の道に行くことにしました。清掃工場はすでに使用されなくなり、久里浜はなの国は閉鎖されています。間の道を使うことはほとんどないはずです。

パークゴルフ場の駐車場近辺は最近除草されて嫌にきれいになっています。例年、5月の連休に人出が多いのでその前に除草されているので予定通りに事が進んだのでしょう。

刈られるのを免れたタンポポにスジグロチョウが来ていました。

ツマキチョウ

今日は何回かツマキチョウを撮ることができました。タンポポに来たものはぶれてしまいました。上はムラサキケマンに来たところ、下はツルカノコソウに来たところです。

オスは前翅の先端がその名の通りに橙色なので見分けがつきます。ただ、橙色は表面と裏面両方の場合もあり、この個体では表面のみ橙色でした。

蝶では翅を閉じたときに見える面は裏面、開いたときに見える面を表面としています。表面のみが橙色の場合、下の写真のように翅を閉じると雄なのか雌なのかがわかりません。ちなみに私の記録では下の写真は雄となっていました。

モンキチョウ

みんなの公園の入り口から反対側の池のほうにはよく手入れされた花壇があります。気温が低いのではじめはハチの仲間が多かったのですが、時間が経つとチョウも現れてきました。通路を歩いていると黄色のチョウが飛び立ちました。マリーゴールドに留まったのはモンキチョウでした。

ツマキチョウ

日曜日とはいえ出かける予定がありました。でも、朝から日射しがありいくらか時間があったのでカメラをもって出動です。

余裕があるとはいえ短時間なので近場にしました。やはりツマキチョウです。時間も早いので日差しはあってもチョウは飛んでいません。やはり、ダイゼンヤムナグロのほうがよかったかな?と悔やむ気持ちがよぎります。

水の張った田んぼになるところにツバメがやってきました。巣作りのための泥を採りに来ているようです。きょうはツバメをとれればいいか、と気持ちを切り替えます。ツバメは飛んでいくと10分くらいは戻りません。

ツバメを撮れないうちに虫が出始めました。アブ・ハチの仲間を撮っているうちに白い蝶が出始めました。タネツケバナにいきなりツマキチョウの雌です。清楚な感じです。すこし遠いところにもツマキチョウらしい飛び方の白い蝶がいます。期待できそうです。

ツマキチョウの雄もカキドオシに来たところを撮ることができました。もう、これでもかというくらいツマキチョウに遭遇しました。遠くで白い蝶が飛んでいましたが別の白い蝶にアタックしました。飛んでいるところを撮りましたが見る人が見ればツマキチョウの雄雌だとわかるのではないでしょうか。

ツマキチョウ♀

先日澤山池でツマキチョウの雄を撮影しました。2回遭遇したのですが双方とも雄でした。いっしょにいたカメラマンはその前にも撮影できていたようですが、すべて雄だったといいます。

優先順位として撮りたいのは雄なのですが、雄が撮れると今度は雌が撮れていないのが気になりました。何回か訪れたのですがその後はツマキチョウ自体遭遇できていませんでした。

きょうは違う場所で雌に出会うことができました。ただ、ムラサキケマンがないところなので見た目は地味になりました。

でも、ツマキチョウの食草であるタネツケバナで吸蜜する様子が撮れました。

ツマキチョウ♂


ムラサキケマンの咲く少し前から澤山池に行き始めました。

桜の咲くのと同じタイミングでツマキチョウが出てくると言われますが、ムラサキケマンにはそのツマキチョウがよく来るのです。

ムラサキケマンが咲き始めてから少したってもツマキチョウの姿は見えませんでした。今年は桜が咲いても低温が続きました。

でも、2日前に澤山池に来た時に来合わせたカメラマンがツマキチョウが3頭いた、と教えてくれました。画像も見せていただいただいていることが確認できたので、あとは自分がそこに居合わせることができればいいのです。

そして、今日、気温が低いですがだんだんと上昇してくるのが体感できます。モンシロチョウ、スジグロチョウ、キチョウなどが姿を見せ始め、だいぶたってからツマキチョウのあの独特の飛び方が目につきました。ほかのチョウがとまらないムラサキケマンに降り立ちました。

翅の端にオレンジのある雄でした。

スジグロシロチョウ

澤山池に自生するいろいろな植物が春を迎えて次々に花を咲かせます。

中でもセリやタネツケバナは広い範囲に群生しています。また、白い蝶も飛び始めますが、タネツケバナを食草とするツマキチョウはそれほど数がいないように感じます。モンシロチョウも多いのですが今の時点でいちばん多いのはこのスジグロシロチョウだと思います。

池の端のほうで群落を作り白い花が敷き詰められた中に白い蝶が盛んに活動していました。

ツマキチョウ♂

 

昨日に引き続いてのツマキチョウです。

今朝はかなり冷え込んでいました。戻り寒さはより寒く感じるもので冬のセーターをまた着こんでしまいました。

澤山池に向かう途中では最近見かけていなかった富士山が見えました。空気は乾燥しているのでしょう。風もいくらか強く感じられます。

日は射しているのですが澤山池ではチョウの姿がほとんど見えません。川沿いには冷たい空気が滞留してしまっているようです。1時間ほどいてそろそろ帰ろうかと思うとチョウの姿がちらほら見え始めました。

それでもツマキチョウはなかなか姿を現しません。でも、チョウの姿が増えてくるとちらほらと現れました。

衝撃的だったのはムラサキケマンなどの赤系統の花にしか関心がないと思っていたツマキチョウが黄色の花に留まり吸蜜したことです。今が盛りのハルノノゲシの蜜を吸っていました。これならムラサキケマンが姿を消しても大丈夫そうです。

ツマキチョウ

ツマキチョウに出会いたくてここのところ数回は澤山池に行っていました。

今年は桜の開花が早く、先週には満開になってしまったので春休みと重なったこともあり、普段は閑散としている澤山池に多くの人があふれたこともありました。

有効利用の観点からいうと望ましいことかもしれませんが、混雑を避けたために、たぶん1週間ほど前から出現していたツマキチョウに出会えないでいました。

きょうは天気が悪いという予報もあったので出かけないつもりだったのですが、日が差し始めたので行ってみました。

目的地に着いて、すぐに池を周回するつもりでした。でも、その前に駐車場から池の堤にあがったところにムラサキケマンの群落があるのを思い出し、いちおう確認することにしました。

まだ、朝も早いし気温が低いので期待できないな、と思って茂みを見ると、ムラサキケマンの花にはいませんでしたがその群落の中に生えているイネ科の植物の葉に何か止まっているのが見えました。

草がかぶっているのでなかなか姿をはっきりと見えません。ピントを合わせるのも難しいのですが、草の隙間から何ショットか撮ることができました。朝なのでまだ羽も濡れていて飛べないだろうと甘く見て全面の草を引き寄せるとさすがに逃げてしまいました。もう少し慎重にやらなければいけなかったと反省しきりです。

その後、池の周りを歩いていると白い蝶がかなり見えます。多くはスジグロシロチョウ、モンシロチョウなのですが、ごく稀にツマキチョウに遭遇します。白い蝶がたくさんいるのでその中から見つけるのが難しいのですが、ムラサキケマンの花に来ているものはツマキチョウの可能性が高いので、そこに注目していると見つけるのが少し楽になりました。

今回、かなりの数の個体に遭遇したのですが、すべて雄でした。何か見落としているのかもしれません。

モンキチョウ

朝方は雨が降りましたが昼過ぎて日が差してきたので外に出てみました。

ちょっとした空き地で植物が茂っていれば昆虫のいい生活場所になります。

長沢の空き地を小さな川を越えてみているとちらちらといろいろな蝶が飛んでいるのがわかりました。せっかくなのでカメラをもって空き地に入ります。

アメリカセンダングサの黄色い花は蝶が好むようです。モンキチョウのほかウラナミシジミやキアゲハ、ツマグロヒョウモン、キタテハが来ていました。

写真はかなり白いところのあるモンキチョウです。赤味のある縁取りや触角がおしゃれです。