タテハチョウ科」カテゴリーアーカイブ

キマダラヒカゲとカナブン

地形の底から山越えで駐車場まで戻らなければなりません。
通り掛けののコナラかクヌギの木にひんぱんに蝶が訪ずれていました。近づくと数頭のアカボシゴマダラをはじめとして、キマダラヒカゲ、ルリタテハ、カナブンなどが確認できました。
定かには見えませんでしたが樹液が滲み出ているのでしょう。何十年も前の小学生だった時の記憶から自信を持って言えます。

アカボシゴマダラの幼虫と蛹

上の写真がアカボシゴマダラの幼虫、下の写真は翌日の蛹です。ほぼ同じ場所なので前日の幼虫が蛹になったと思います。パークゴルフ場の駐車場の土留めのコンクリート壁についていました。

日を置いて見に行ければよかったのですができませんでした。

ルリタテハ

入り口に戻る途中で黒い蝶が視界を横切り足元に降りました。逆光のためもあり真っ黒に見えました。タテハチョウの仲間の飛び方です。こんなに黒く見えるのはルリタテハだと思いました。

翅を開くと薄い水色の帯状の模様がわかりました。ルリタテハですがだいぶ傷んだ翅です。成虫で越冬したもののようです。

ツマグロヒョウモン

午後から出てきたので山間ではところによっては日が陰り始めます。これまでにずいぶん虫の写真を撮ることができたので満足です。細い山道を下り池が見えそうなところまで来ると敷き詰めた木材チップの上に降りた蝶が見えました。

刺激しないようにゆっくり近づくときれいなツマグロヒョウモンの雌でした。飛び立ったのに足元に降りたのでずいぶん間近で撮ることができました。

キタテハ

タンポポの花にキタテハが乗って吸蜜していました。タテハチョウの仲間というと固奈良などの樹液を吸っているイメージが強いのですが、春先なので手っ取り早く花の蜜を吸っているのでしょう。春先の個体はたぶん冬を成虫で越して暖かくなったので姿を見せたのでしょう。

テングチョウ

小道を歩いていると目の前に小型のチョウが降り立ちました。タテハチョウのような形で小型のもの、テングチョウだとすぐにわかりました。以前にもここにいるのは目撃しています。でも、春先とはいえ低温の中に出てきてくれてうれしかったです。

セイタカアワダチソウにキタテハ

湘南国際村の頂上の駐車場から舗装道路でないほうに出ていくと、以前は畑だったところが荒れ地に戻っていました。踏み跡の痕跡を歩いていくとキタテハが飛び立ちます。近づくまでいるのに気が付きません。気が付けばその姿を撮るのですが、飛び立ったキタテハはなかなか止まってくれません。

ルリタテハ

澤山池では何回かルリタテハを見かけていました。そのうちに撮れるとは思っていたのですが、今日でした。

翅を閉じて影になると全く目立たなくなります。飛行している姿は黒い影のようで目で追うのも難しいことが多いです。なので、日の当たるところに静止しているところを撮ることができてかなりうれしかったです。