澤山池の上流の小川沿いに生えているタンポポの花のつぼみの上に赤いものが見えました。
けっこう気温は低いのにアカシマサシガメがいました。
澤山池の上流の小川沿いに生えているタンポポの花のつぼみの上に赤いものが見えました。
けっこう気温は低いのにアカシマサシガメがいました。
やっと成虫をまともに撮ることができました。
形をはっきり見ていただくためにはもっと近くから、真上からの写真がよかったのでしょうが下の方にはいませんでした。
昨日もほかの場所で成虫の写真は撮ったのですが今一つだったので、今回のものを掲載します。YRP光の丘の水辺公園のものです。
かなり大きなアブラギリの木なのですが、目につくのは食い荒らされてぼろばろの葉です。カメムシは吸汁はしますが葉を食ったりはしないので何か別の虫などがいるようです。
見えるのはほとんどが幼虫なのですが、近くの枝の葉に成虫がとまりました。飛んでいる様子は赤っぽいので慣れない人はスズメバチなどと間違えそうです。
水辺公演にもアブラギリがあります。
見上げるとオオキンカメムシの幼虫の集団がついている葉がありました。中に、脱皮したばかりの成虫と、その脱皮殻があります。また、完全に成虫になっているものがいるのもわかります。
ちょっと不鮮明なのですが証拠写真です。そのうちにいいのを掲載するつもりです。
YRP光の丘は山を削って造成しています。植生には造成地特有のものが見られます。また、構成される植物の種類は少なく、単純です。クズやアレチハナガサがかなり多く見られます。そんな中にムラサキツメクサもあります。
ムラサキツメクサの花が終えて枯れ始めていますがその上にブチヒゲカメムシがいました。成虫だけではなく幼虫もいます。以前にほたるの里でもやはりムラサキツメクサにいたのを見ています。
ベッコウハゴロモですが見た目がアオバハゴロモとはだいぶ違います。
今日は朝方が雨降りだったのでまた1日雨か、と外に出る気はありませんでしたが、早いうちに上がりました。
雨が上がれば話は別です。外に出る準備をしてそそくさと出かけました。
YRP光の丘にはIT企業が進出していますが、まだ、空き地になっているところがあります。そこは聖地はされているのですが、建物は建っていないので草地になっています。
アレチハナガサがあるのを知っていたのでルリモンハナバチがいるかもしれないと見に行きました。
天候のためかアレチハナガサのとことにはハチの仲間はあまり飛んでいませんでした。クズの茂っているところを見ると葉の裏に何かいました。めくってみると飛びましたが近くの葛の葉の表面にとまりました。
ベッコウハゴロモです。
同じハゴロモとは言え、形がだいぶ違って見えます。三角屋根の形ですが、アオバハゴロモは急角度の勾配でベッコウハゴロモは勾配の少ない平らな形です。
引き続ききょうもはなの国に行きました。
ルリモンハナバチ狙いで、姿は現したものの昨日と同じくらいにしか撮れませんでした。対象が小さいこと、素早く動き回ることが難しい原因です。
でも、おかげさまでいいこともありました。
帰りがけに道端のカラムシの葉の上にアカスジキンカメムシがいました。このあたりにはけっこういたのに最近は見かけていませんでした。
豪華な名前です。名は体を表しているでしょうか。
アブラゼミはたくさんいますが、ミンミンゼミの鳴き声は聞きますが姿を捉えることはなかなかできませんでした。
アブラゼミと比べて数も少ないのでしょうし、あまり低いところには止まらないのかもしれません。
昨日もアブラゼミは手で摑まえることができるのではないかと思うくらい低いところにもたくさんとまっていました。
桜の木が密集しているところでたぶんお花見シーズンには見事なのでしょう。桜の木は蝉も好きらしくて、木全体が鳴いているようでした。
とくに、シャワシャワシャワという感じの重い鳴き声があたりを覆います。ミンミンゼミの鳴き声はほとんど聞こえないくらいです。
日陰がうれしいほど暑い日でしたが、これほど鳴いているのに蝉の姿を捉えることがなかなかできませんでした。しっかりと写せれば同定の時に楽なのですが姿が見えないばかりではなく、やっと見つけても多くは逆光気味です。
少しだけ空いた時間での撮影だったので焦ります。何枚か撮ることができました。
ミンミンゼミはこどものころから知っているセミです。小さいころには手が届かない存在でしたがいまではそれほど遠いものではありません。
でも、クマゼミはいままではっきりと見たことはないのです。
母親は九州の出身なのでこどものころクマゼミの話をよくしてくれました。シャワシャワと鳴く、と聞いていました。
本物の声を聴いたことはないのですが、いま聞いている鳴き声はクマゼミなのだろうと思いました。
ミンミンゼミの画像と並べてみて明らかに違うがっちりした体形のセミだとわかりました。
図鑑では色合いが黒いのでクマゼミなのだろうとは知っていたのですが、本物を見たのはやはり初めてでした。できればこの夏中にしっかりと撮りたいと思います。
朝方はもう台風は福井にいるということでした。ここからはかなり遠いところに行っているはずなのに強風域が広くその範囲に入っています。皆さんのところも大きな被害が無ければいいのですが。
昨日の夕方は強い雨でした。今日の日中は風がありましたが日も射して蒸し暑い日でした。夕刻には雲が多く風がやみ、蒸し暑さは続いています。
この時期、この条件だときょうはセミの脱皮が見られらるはずです。
雨が降ったり風が強かったりする日は脱皮に向きませんから数日は出ていなかったはずです。
20時を過ぎてはなの国の入り口近くの神明公園を目指しました。簡単な遊具のある児童公園も付属した、散歩もできるくらいの広さのある広場です。広場の中と周囲にはケヤキ、桜などの大きな木が植えられています。公園の周りは工場や住宅があり、道に囲まれているので見通しもよく夜でも少し安心です。
20時過ぎに行くとたくさんのセミの幼虫が脱皮して成虫になっている最中でした。
澤山池の奥の小川に沿ったところにいました。セリの実を吸汁しています。
オオキンカメムシは熱帯由来のカメムシのようです。
三浦半島では見つかっても以前は他の暖かいところから成虫が飛んできたもので定着はしていないと考えられていました。現在では、毎年見つかるので三浦半島でも発生し、冬も越していると思っていいと思います。
アブラギリの実を吸汁する幼虫を見つけました。
今日も朝方は低温でした。霧のような雨も降ったりやんだりです。
午後からまた澤山池に行きました。澤山池に限らずこの辺りにはいろいろなところにミズキが生えています。
ミズキは大木になりますが、花の時期が終えて今はびっしりと実をつけ、その実が色づき始めています。クサギカメムシはカメムシらしいカメムシだと勝手に思っています。
クサギカメムシというのでクサギについていることが多いかと思いますが、わたしが見る限りではクサギにもつくのでしょうが他のいろいろなところでもよく見かけるカメムシです。
この写真はストローのような口吻を伸ばしてミズキの実に突き立て吸汁するところです。
いろいろなところで見かける虫です。
つまり、食料にする対象が広いのです。植物の茎に口吻を突き立てて吸汁します。身を守ツすべは少なく、弱々しく見えます。
いろいろな動物の餌になりやすいということです。
クモ、ハチ、スズメなどが捉えて餌にするところを何回も見ています。
昨年はこの虫を見るとまたかと思うほどいました。今年はあまり見かけないので気になっていましたがやっと目につくようになってきました。
やはりクズの葉の上に多く見かけましたが、今回はカラムシの葉の上で見かけました。
背中に2つの黒い点が並んでいます。腹の部分が広く、縁のあるカメムシです。
カメムシの仲間の種類はとても多いです。それに気が付くといろいろな場所にいろいろなカメムシがいることがわかります。
マルカメムシは5mmほどの小さなカメムシです。クズなどの茎にびっしりとついていることが多いです。
小さいので気が付きにくいですが写真で見ると重厚な感じです。カラムシの葉の上にいました。鋸歯の大きさと比べるとかなり小さなことがわかります。
アメンボにもいろいろ種類はあるのですが、まだあまりよくわからないので、ただアメンボとしておきます。
よく見ると2頭いることがわかります。交尾しているところです。虫の大きさは性差があり、例外はあるのかもしれませんが、だいたいは雌が大きく雄が小さいと言ってよさそうです。
ずっと以前に、林の中で虫を撮っていた時に近くに飛んできたアメンボを見て体つきから初めて見るカメムシだと思いました。でも、どこかで見たことがあるようなと考えて、そうだ、アメンボだと思いいたったのです。
実は、アメンボもカメムシとは近い種類です。セミやハゴロモもそうです。共通点は針のような口吻を持ち、それを植物の茎や動物の体に突き立てて吸汁するところです。
そうやって見ると私たちの周りにはカメムシの仲間がけっこうたくさんいることがわかります。
だいたいの虫の場合、雄と雌は尾でつながるので交尾と言います。トンボの場合にはつながってはいるものの尾と尾ではないことがはっきりわかります。
虫を撮っていると交尾しているシーンがよくあります。
動物の2大本能とされているのが食欲と性欲です。食欲は個体の維持のために必要なことですし、性欲は種の維持のために必要なことです。
卵から幼虫になり、成虫になります。もともと、成虫というのは子孫を残すための形態です。
だから、成虫を観察していると交尾しているところに出会うのは当たり前のことと言えます。
午前中は雨で撮影できる状況ではありませんでした。
午後も状況は良くはなかったのですがとりあえず出てみることにしました。霧のような雨が降ったりやんだりです。高校生なら傘はささずにいるでしょう。
三浦市の毘沙門海岸を見に行きました。
アカスジカメムシも以前に紹介していますが、やはり好きなので再度紹介します。ヤブジラミは完全に枯れているようですが、その枯れた実に成虫や幼虫がついています。種子興奮を突き刺して養分を吸っているのでしょう。
カナムグラの茂っている草むらで葉の間から見えました。
移動しているところでなかなかピントを合わすことができなかったのではっきりとわかる感じではありません。
いいのが取れたら再掲したいと思います。
少し赤味がかった感じのカメムシです。ヒメホシカメムシと比較して大きいということだと思いますが、ヒメホシカメムシはまだ紹介していないかもしれません。
オオとつきますがたぶんこれは体ではなく白い紋が大きいということだと思います。体長は15mmほどの細長い体形のカメムシです。
ふだん見ることがあるカメムシかもしれません。