クサギカメムシ

花とイチモンジセセリ

コミスジ

ヒカゲチョウ吸水

ウラギンシジミ♂

ウラナミシジミ

花にヤマトシジミ

アオスジアゲハ

ムラサキシジミ

ルリシジミ♂

ツバメシジミ♂

ダイミョウセセリ

ハギにキチョウ

モンキチョウ

モンキアゲハ

スジグロシロチョウ

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ

ローズマリー

ヒガンバナ

模様のきれいなヘビ⇒シマヘビ

ネムノキの豆

ゴンズイ

ホトトギス

オオスズメバチ

ヨコヅナサシガメ


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くりはな虫の国(page45) 20090922


2009/ 9/22

 クサギカメムシ

クサギカメムシ ここのところクサギカメムシを載せていない。ひところのように毎日出会うものではなくなっている。きょうはいちばんはじめに出会った。しばしば見ていないと同定に自信が持てなくなってしまうような気がする。(2009/ 9/22)

 花とイチモンジセセリ

イチモンジセセリ・タンポポに ここのところ、イチモンジセセリばかりいる、と書いている。たしかにどこにもイチモンジセセリがいる。花とチョウとは取り合わせがいいけれど、モデルのほとんどはイチモンジセセリだ。と、言うわけでイチモンジセセリ特集だ。ほかにも、イチモンジセセリがエノコログサで産卵行動のようなことをしているのを目撃したが、写真は撮れなかった。ちょっと見たけれど実際に産卵したかどうかはわからなかった。(2009/ 9/22)
キバナコスモスにイチモンジセセリ
コスモスにイチモンジセセリ
ランタナにイチモンジセセリ
ハーブにイチモンジセセリ
ローズマリーにイチモンジセセリ

 コミスジ

コミスジ このチョウの飛び方が好きだ。翅を開いたまま滑空するのが基本だ。開いたままの状態で上下に少しだけ羽ばたくことであとは滑っていくような感じだ。表面の模様も抱いたんだ。裏面は赤茶色と白の縞模様がきれい。(2009/ 9/22)
コミスジ

 ヒカゲチョウ吸水

ヒカゲチョウ吸水 アゲハやキチョウが吸水する様子はよく見るが、ヒカゲチョウの吸水は始めてみた。まあ、いままではヒカゲチョウ自体あまり見かけていなかったのだけれど。(2009/ 9/22)

 ウラギンシジミ♂

ウラギンシジミ♂ ウラギンシジミは銀色の光沢の裏面を持つ蝶だ。その、内側、つまり表面は雄は濃いオレンジ色で、雌は薄い水色だ。翅を少し開いた状態になれば雌雄の判別は簡単だ。(2009/ 9/22)
ウラギンシジミ♂表面

 ウラナミシジミ

ハギにウラナミシジミ ウラナミシジミは地味だけれどきれいな蝶だ。それも表面よりも裏面がとてもきれいだ。チョウの場合、標本のように翅を広げたときに見えるのが表面だ。そのきれいさは写真に撮るとなかなかわからない。この一枚は割りとよく模様が写っている。萩とウラナミシジミはよく似合う。萩の花が咲いているところでうまく撮れるとよかったけれど。(2009/ 9/22)
 雌雄は裏面の模様ではわからない。下2枚の写真は、後翅に黒点列、白点列があること、地が水色がかっていることから雌と言える。 ハギにウラナミシジミ
ウラナミシジミ♀
ウラナミシジミ♀

 花にヤマトシジミ

カタバミにヤマトシジミ♂ このあたりではヤマトシジミはいちばんふつうにいるシジミチョウだ。雌雄は裏面の色が違うのでひと目で判別できる。メスは黒、雄は水色だ。判別に迷うのはむしろほかのシジミチョウかもしれなかったりすることだ。足元ばかりをちまちま飛んでいて、カタバミによく来るようならだいたいがヤマトシジミだ。カタバミは幼虫の食草だ。(2009/ 9/22)
センネンコウにヤマトシジミ

 アオスジアゲハ

アオスジアゲハ アオスジアゲハはほかのアゲハとは大きく模様が違うので見間違えることはない。黒に青緑の縞模様というのはなんともクールな感じだ。幼虫はクスノキの葉を食草にする。飛び方もふうわりではなく直線的な感じだ。今回もちょこまかしてなかなかピントを合わせられなかった。(2009/ 9/22)

 ムラサキシジミ

ムラサキシジミ ムラサキシジミの茶色がかった目立たない裏面を見れば、どこが紫なんだ?っていう感じだ。どう見ても地味な印象だ。でも、翅をひとたび開けばそんな印象は一変する。青紫の金属光沢を持つ表面が現れ、日を受けて輝く。まだ、気温が高いためにあまり翅を開いたままではいない。もう少し気温が下がると近くで撮ることができるだろう。(2009/ 9/22)
 まだ暑くはない6月にはこんなに大きく撮れていた。(2009/ 9/24) ムラサキシジミ表面

 ルリシジミ♂

ルリシジミ♂ ルリシジミの裏面の模様はヤマトシジミに似ている。区別するのは簡単だ。裏面の模様を見るのではなく、光の反射の具合を判断すればいい。ルリシジミは強く光を反射するので白っぽい。また、足元を飛び回ったりしないで、高みに飛んでいく。そうではなく、模様を手がかりに区別しようとするととたんに難しくなってしまう。(2009/ 9/22)

 ツバメシジミ♂

ツバメシジミ♂ ツバメシジミはほかのシジミチョウと簡単に区別できる。尾状突起があること、そのそばに赤い模様があることだ。遠目にはわからなくてもよく見れば間違えることはない。(2009/ 9/22)

 ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ 同じセセリチョウでもいまいちばんたくさんいるイチモンジセセリはぶっとくて短い体で、翅も短く半開きにした様子は超音速ジェット戦闘機を思わせる。それにひきかえ、このダイミョウセセリは翅を開いてとまる。そのために翅の裏面をあまり見た記憶がない。昔の侍の裃のように突っ張ったままの形を保っているからこういう名前をつけられたのだろう。(2009/ 9/22)

 ハギにキチョウ

ハギにキチョウ ほかのチョウも来るけれど萩にはキチョウがよく似合う、と言うか、キチョウもウラナミシジミも萩は幼虫の食草だ。特別の結びつきがあるわけだ。(2009/ 9/22)

 モンキチョウ

モンキチョウ モンキチョウが花から花へと飛び移っている。行きずりの二人連れが「かわいい!」「キチョウだよね」と言う会話をしていた。キチョウとモンキチョウも黄色いから両方ともキチョウでいいかもしれないが、いちおうこちらはモンキチョウと言うことになっている。たしかに目立つ紋があるので2種を間違えることはない。ただ、モンキチョウと言いながらかなり白い個体もいる。(2009/ 9/22)

 モンキアゲハ

モンキアゲハ かなりずたずたの黒いチョウ。それでも大きな白い紋があるからモンキアゲハとすぐわかる。チョウに人生があるとすれば、このチョウはどんな人生を歩んできたのだろうか。ずたずたになっていても、花から花へと蜜を求めてまだまだ生き抜こうとしている。(2009/ 9/22)

 スジグロシロチョウ

スジグロシロチョウ 蜜などありそうもないイノコヅチに来ているスジグロシロチョウ。ほかにもいろいろな虫が訪れるところを見ると蜜源となっているのだろう。スジグロシロチョウはモンシロチョウによく似ているけれど、翅脈が目立つので見分けがつく。(2009/ 9/22)

 ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ 最近また見かけるようになって来た。このあたりは食草のカラムシが多いので繁殖には困らないだろう。手入れが行き届いていつも刈り払われてしまうようだと繁殖できなくなりそうだ。(2009/ 9/22)

 ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ 地表に羽を開いてとまったヒメアカタテハ。色が濃いのではじめはアカタテハかと思ったけれど、斑紋を図鑑と比べるとヒメアカタテハだ。そういえば地色も赤茶色っぽい。(2009/ 9/22)

 ローズマリー

ローズマリー 細くて硬く、短い葉が密生している。そこに咲く薄紫の花は清楚な感じだ。葉を手で挟むようにして打ち合わせるとたしかにハーブと言うにおいがする。いまが花の咲きはじめで写真写りがいいときかもしれない。(2009/ 9/22)

 ヒガンバナ

ヒガンバナ シルバーウイークで5連休となったら、お彼岸だと言う意識が飛んでしまいそうだ。でも、この花を見ればはっと思い出すかもしれない。それにしても、すごい人出だ。花の国の駐車場がいっぱいになることは珍しい。(2009/ 9/22)

 模様のきれいなヘビ⇒シマヘビ

模様のきれいなヘビ⇒シマヘビ 道に沿った植え込みの少し高いところにとまっているコミスジを追っているときに、足元で何か動いた感じがした。かがんでみると奥にするすると引っ込んでいくヘビの尾が見えた。ヘビに遭遇することはあまりない。じっと見ているといつの間にかまた現れていた。はじめてみるヘビだった。ヘビはあまり見たことがないので見る人が見れば珍しくないものかもしれない。尾は見えなかったので長さはわからない、30cmくらいあるのだろうか。小さいので幼いヘビなのかもしれない。模様がきれいなのですぐに探せるかと思ったけれど、名前はわからなかった。(2009/ 9/22)
 ネットをいろいろ調べまわったところ、シマヘビの幼蛇に行き着いた。おとなのときの模様とはだいぶ違う。大人もきれいだけれど、こどものときもまた別の魅力がある。(2009/ 9/24)

 ネムノキの豆

ネムノキの豆 展望台広場近くにネムノキがある。この前には紫色の花が咲いていたけれど、こんどは豆が付いている。そういえばネムノキはマメ科の植物だ。手にとって見たわけではないけれど、ソラマメくらいの大きさのような気がした。(2009/ 9/22)

 ゴンズイ

ゴンズイ 展望台前の道の反対側奥になにやらきれいな色の実をつけた木があった。それまでは目立たなかったので気にならなかったけれど、これくらいだと興味を持ってしまう。特徴のある実なので調べたらすぐにわかった。ゴンズイと言うのはこのあたりでも釣れる魚だけれど、毒があると言うので嫌がられている。それと同じ名前なのは役に立たないからと言う説もあるとの説明もあった。これだけきれいなら十分役に立っていると思うけど。(2009/ 9/22)

 ホトトギス

ホトトギス ゴンズイは魚の名だけれど、こんどはホトトギス、鳥の名だ。冬になれば鳥も見るのだけれど、けっこう名の知れた鳥なのにホトトギスは見たことがないような気がする。白に紫の斑点、特徴のある形がおもしろい。鳥のホトトギスとは模様が似ているのだろうか。(2009/ 9/22)

 オオスズメバチ

オオスズメバチ きのうも書いたけれど、このごろは寿命なのか蜂がよく落ちている。今回のスズメバチはかなり大きいのでオオスズメバチだと思う。刀折れ、矢尽き、深手を負い、敗残するといった風情でよろよろとと言う印象だ。でも、進み方はかなり速く、ピントを合わせるのがたいへんだった。あまり近づくと「無礼者!」とか一太刀にされてもいやなのでびびりながら撮影。撮影後はすぐにその場を離れた。(2009/ 9/22)

 ヨコヅナサシガメ

ヨコヅナサシガメ 昨日見つけたヨコヅナサシガメの集団、まだ、ちゃんといることを確認するためによってみた。しばらくは楽しめそうだ。(2009/ 9/22)

 
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