くりはま花の国9月
くりはま花の国9月
くりはな虫の国(page46) 20090923
2009/ 9/23
ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミはいつでも見ることができる、と言えるほどふつうにいる蝶だ。開けている場所でカタバミがあるようなところなら道端でもいいわけだ。歩くと足元近くを飛んでいるのを見かけると言うならほとんどがこのチョウと言っていいのではないだろうか。雌雄は表面の翅の色でわかる。オスはきれいな水色、メスは褐色がかった黒色だ。この写真は体にピントを合わせているけれど、翅にあわせたほうがよかったかな。(2009/ 9/23)
ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミは翅を閉じたときは銀白色だ。名前はそこから来ている。翅はたわんだりしない平らな板のような印象で、飛ぶときにはその平面が光を反射して白い紙が舞い落ちるようにジグザグな軌跡を描く。外側からは雌雄を見分けることは難しいが、ひとたび翅を開けば簡単だ。(2009/ 9/23)
ウラギンシジミ♀
(2009/ 9/23)
ムラサキシジミ
裏面はとても地味な蝶だ。今回は表面を見せてくれなかった。(2009/ 9/23)
ムラサキツバメ
ムラサキシジミを見つけて翅を開かないかじっと待っていたところ、近くに何頭かの黒っぽいチョウが降り立った。ムラサキツバメだ。裏面の模様はムラサキシジミとよく似ている。でも、全体の色合いが濃い。それに、大きく違うところは尾状突起の存在だ。このチョウも翅を開けばきれいな青紫色が見える。色合いはムラサキシジミとは異なるけれど、これも今回撮ることはできなかった。近いうちに撮れるかな。(2009/ 9/23)
アオスジアゲハ
日当たりもよく活発に飛び回るので近くで撮ることができない。ピントもよくあっているので下の写真をトリミングして切り出した。上の写真はアオスジアゲハを強調されている。下は全体の様子がわかり、どちらがいいかはその目的による。(2009/ 9/23)
ツバメシジミ
なんともかわいらしい。尾状突起が風を受けてちらちらと動く様子は子犬が喜んで尾を振る様子を思わせる。意識的に動かしているような感じもあるけれど、翅の先にはその各部を動かすような筋肉はないと思う。(2009/ 9/23)
ベニシジミ
以前にはよく見かけたが最近はあまり出会っていなかった。下の写真をトリミングしてベニシジミを強調した。(2009/ 9/23)
モンキチョウ
吸蜜しているモンキチョウ、黄色い花が好きなような気がする。(2009/ 9/23)
イタドリの赤い花
ふつうイタドリの花は白いけれど、そのイタドリは赤い花を咲かせているように見えた。でも、イタドリの群落の中に別の植物が生えていて目立った花を咲かせていたのかもしれない、といま思っている。確かめないといけないね。(2009/ 9/23)
アメシストセージ
表示には違う名前があったような気がする。はじめに覚えた名前しか出てこないのでそのまま記述しておく。ハーブ園にはたくさんのハーブがあり、これは小道沿いに植えられている。この写真ではまばらに見えるけれどもっと密集して咲いている。広角気味のレンズでもっと近づいて撮ればいいのだろう。(2009/ 9/23)
ヒガンバナ
秋分の日、彼岸中日だ。(2009/ 9/23)
アザミ
アザミにもいろいろな種類があるようだけど、詳しくはない。いちおう見ればアザミの仲間だろうと言うことはわかる。この上品な紫色は好きだ。ずっと以前に痛い目にあったこともある。(2009/ 9/23)
ヤマトシリアゲの食餌
クモの巣が揺れていた。ヤマトシリアゲが見えたので、クモの餌食になったのかと思ったがそうではなかった。クモの巣にはクモに絡め取られた獲物がいくつか丸まっていた。よく見るとヤマトシリアゲは獲物になっているのではなく、クモの獲物に長い口吻を突き立てているようだった。息をするように翅を上下させている。翅を上下させていっしょうけんめいに体液を吸収しているのだろう。マックシェイクをストローで吸うよりもたいへんなのではないだろうか。(2009/ 9/23)
ヤマイモ
葉を見ればヤマイモだということはわかる。こどものころ唾をつけて鼻に貼り付け天狗の鼻とか言ったこれは何か今まで知らなかった。ここで説明するために調べたら実だった。なんだか実らしくないけれど中には種ができるらしい。雌雄異株と言うからこの株はメスなのだろう。下の写真はムカゴだ。ご飯に入れて炊き込めばムカゴ飯とかおいしいらしい。(2009/ 9/23)
ツユクサ
ここのところツユクサを何回か載せている。この写真はなかなかいい感じだ。(2009/ 9/23)
クサギカメムシ
あまり見かけなくなったけど、続けて掲載だ。(2009/ 9/23)
スジグロシロチョウと卵
尾を上げて交尾姿勢をとっているのでこれはメスだろう。この個体を撮る前に、下の写真を撮った。他の個体が植物に対して産卵行動をしていたが、その様子は撮れなかった。でも、飛び去った後で見ると卵のあることを確認できた。(2009/ 9/23)
エノコログサ
斜面のエノコログサの群落が後上からの日を受けて金色に輝いていた。逆光のエノコログサを撮ったのだけれど、輝く感じは少しだけ出ている。場所を選べばいいのが撮れそうだ。(2009/ 9/23)
ダイミョウセセリ
こんどは白い花の上のダイミョウセセリ。でも、この蝶は同一平面上に翅を広げるから全体にピントが合うように撮ったほうがぴったりと来る。(2009/ 9/23)
ゴンズイ
前回初めて名前を知ったのだが、なかなか魅力的。充血した目が並んでいるような不気味な感じもある。(2009/ 9/23)
ヨコヅナサシガメの集団
この写真を見て感じることは人によってかなり差がありそうだ。うれしい人もいれば正視できない人もいるだろう。(2009/ 9/23)
ヒトホシアリバチ
側溝の中を歩いていた。胸の部分が赤いおしゃれなアリ、と、はじめは思った。こんな特徴のある模様なら図鑑ですぐにわかるだろうと思ったら甘かった。だいたい、アリではなく蜂らしい。側溝の底は光が回らず、しかも動きを止めないのでぶれてしまう。底には葉や枝が積もっていてその間に入り込んでしまう。割とはっきり写っていたのは1枚だけだった。(2009/ 9/23)
コミスジ
コミスジもダイミョウセセリみたいに翅を開いてとまることが多い。裏面もきれいなのだがなかなか見せてくれない。(2009/ 9/23)
ヒメウラナミジャノメ
この蝶の裏面もきれいなのになかなかうまく撮れない。全面にピントが合うように撮るときれいそうだ。ヤブガラシの葉も全体が緑色で縁が赤ときれい。(2009/ 9/23)
Copy Right Midorisijimi