くりはま花の国9月
くりはま花の国9月
くりはな虫の国(page44) 20090921
2009/ 9/21
ウラギンシジミ
朝方は曇りがちだった。でも、風はなかった。風がないのはマクロ撮影には有利な条件だ。曇っているからあまり期待できないと思っていたけれど、着いたとたんにイタドリの葉の裏にとまっているウラギンシジミに出会うことができた。まだ、気温が上がっていないために動きも鈍く飛び立たれてしまうことはなかった。(2009/ 9/21)
ヤマトシリアゲ
スターウオーズに出てきてもおかしくない容貌だ。これを見るといつもそんな印象をもつ。最近またよく見かけるようになった。(2009/ 9/21)
タンポポ
舌状花が管状花とおしべを取り囲んでいる。舌状花の先端が5裂しているのは今気づいた。(2009/ 9/21)
ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウもよく見かけるチョウだ。でも、暗いところにいたり、動き回ったりでなかなかうまく撮れない。足元から飛び立ったこの個体は低いところを何回か飛び移った後に近くの手の届かないくらいのエノキの高みに止まった。見上げると日を受けていい感じだった。(2009/ 9/21)
ヨウシュヤマゴボウ
ヨウシュヤマゴボウの実が深く色づいた。茎も葉も色づき、秋が深まったのを感じる。(2009/ 9/21)
オシロイバナ
夕刻から咲き始め、夜の間咲いている。朝早いのと曇っているのでまだ花を閉じていなかった。(2009/ 9/21)
コスモス
今回のコスモスは正面入り口広場の植え込み。コスモスの向こうにコスモス畑が広がっているけれど、満開にはまだ早い。(2009/ 9/21)
ヨコヅナサシガメ幼生
このホームページの初期にヨコヅナサシガメの幼生が集団発生している様子を載せた。その幼生たちも成長し、その場所だった大きなケヤキから離れそれぞれの道を行った。長い間そのケヤキにはヨコヅナサシガメは現れなかった。
それでも、ときどきはその場所を未練がましく訪れた。
きょうもまた。期待していなかったけれど、幼生を見つけた。そして、集団で発生している場所も突き止めた。年2回の発生を観察したことになる。(2009/ 9/21)
ツユクサ
ツユクサは好きな花だから何回も撮ったけれどなかなか思ったように撮れない。今回はなかなかいい感じ。もう一息かな。(2009/ 9/21)
スズメバチ
この時期、蜂の死骸が転がっているのをよく見かける。夏の終わりにセミの死骸をよく見かけるようにその時期になったのだろう。この個体は、地表に落ちてはいたが、まだ死んでいなかった。急に襲い掛かってくることはないと思ってはいたけれど、撮影後早々にそばを離れた。(2009/ 9/21)
キノコ
キノコを見るとつい撮りたくなる。そのうちにちゃんと名前もわかるようにしたい。小道の山に連なる斜面は最近刈り払われたばかりだ。そのあとの湿り気の残った場所に白っぽい小さなキノコの塊があった。(2009/ 9/21)
クサギカメムシ幼生
久しぶりのクサギカメムシの幼生だ。しばらく見ていなかったので種類についてもなんとなく自信が持てない。(2009/ 9/21)
ヤマトシジミ♂
気温が低くなると体温を上げるためか、チョウは翅を開いていっぱいに日を浴びる。ヤマトシジミはいちばんありふれたシジミチョウかもしれないが、雄のヤマトシジミが翅を開いたときの表面の空色はとてもきれいだ。(2009/ 9/21)
ツバメシジミ♀
ツバメシジミのチャームポイントは後翅先端のちょこんと突き出した尾とそれに連なる橙色の模様だ。羽の表面が濃い茶色っぽい黒色が雌、青色が雄だ。(2009/ 9/21)
イチモンジセセリ
この時期いちばん目立つのがこの蝶だ。クズの葉の上にちょこんととまっていた。あまり、冴えないシチュエーションだけどきょうはこんなところで。(2009/ 9/21)
コアオハナムグリ
イノコヅチの葉の上にぺったりとついていたコアオハナムグリ。この時期甲虫を見ることがほとんどない中で大物かもしれない。(2009/ 9/21)
ダンダラテントウ
テントウムシもこのごろあまり見ることがない。カラムシの葉の上にちょこんととまっていた。(2009/ 9/21)
カラスウリの花
カラスウリの花は夜に咲く。朝は早く閉じてしまうけれど、まだ咲き残っている花があった。もう少し大きく撮りたいところだが、近づけなかった。(2009/ 9/21)
ヤマトシジミ交尾
午後からもまた撮影に行ったのを忘れていた。
ヤマトシジミはたくさんいるけれど交尾しているのはほかにはいないようだった。2頭とも翅が破れているので、その隙間の色から左が雌、右が雄のように思える。でも、体の大きさは右のほうがだいぶ大きいようだ。雌雄を見分ける特徴がほかにあるだろうか。(2009/ 9/21)
カラムシの花
カラムシの頂のピンク色のこれは、状況から行って花だと思う。拡大しても花らしく見えないけれど。雄花と雌花の違いとかがあるのだろうか。(2009/ 9/21)
イタドリの花
イタドリも花が咲いている。見れば葉の陰に隠れてしまいそうな控えめで清楚な花だ。(2009/ 9/21)
黒いガの幼虫
イタドリの葉の上に当たり前のようにいた。つや消しの黒に鮮やかな模様が一列に並び、ピンと立ったアンテナもなかなかかっこいい。どちらが前かというと、アンテナのないほうだ。似たような写真だけれどピントのあっている部分が違うので載せておく。(2009/ 9/21)
ガの幼虫
もう、これで終わりにしようと思いながら振り返ると、イタドリの葉の裏に何かあるのが見えた。やはり、ガの幼虫のようだ。日を透かしているのでよくわからなかったが、以前にはよく見たフクラスズメのような感じがした。(2009/ 9/21)
穴だらけのカラムシ
カラムシが穴だらけだ。この穴を開けたのはなんだろう。ガの幼虫は2頭ともイタドリの葉を食べていた。これだけの食痕を残すのはかなりの数が必要だ。写真を撮るのは昼間だから夜行性のものは対象外になっている。また、見えるのはだいたいが葉の表面だけだ。ぼくの見ているのはこの世界のほんの一部でしかない。(2009/ 9/21)
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