くりはま花の国9月
くりはま花の国9月
くりはな虫の国(page42) 20090912
2009/ 9/12
ヤマトシジミ
ヤマトシジミはごく普通に見られるシジミチョウだ。昨夜の雨で空気はまだ湿っており、気温も低く、飛ぶには適していないらしい。葉にとまり近づいても逃げようとしないので、たくさんの個体の写真を撮ることができた。みな、同じ模様をしている。(2009/ 9/12)
ガの幼虫
イタドリの葉をいっしょうけんめいに食べている幼虫。シャクトリムシのようでもあり、違うようでもある。シャクトリムシならシャクガの幼虫だ。でも、こんな黒いのがいるのだろうか。シャクガの種類は多いからそのひとつということももちろんあるだろう。まだ、勉強不足でよくわからない。(2009/ 9/12)
ツユクサ
最近も載せたことがあるけれどなぜか心惹かれる花だ。(2009/ 9/12)
つる性の植物
上に茂っている木から垂れ下がってきている何本ものつる。名前はわからないけれど、よく見かける植物だ。(2009/ 9/12)
オオホシカメムシ幼生
めっきり虫の姿は少なくなったけれど、アカメガシワの落ちた実のところにはオオホシカメムシの幼虫がいた。(2009/ 9/12)
イチモンジセセリ
翅の4つの白点が一文字に並んでいる。どこもかしこもこの時期イチモンジセセリだらけ。(2009/ 9/12)
2009/ 9/17
空
台風は遠く離れた小笠原近辺にある。空はいろいろな雲でにぎやかだった。(2009/ 9/17)
アカボシゴマダラ
風がやや強い朝だった。風のある日は撮影に向いていない。撮れたつもりでもぶれた写真になってしまう。それに、虫だってあまりいないだろうし。そうは思ったのだけれど、念のためにいつもの場所を見に行った。
思ったとおり虫の影は薄い。やっぱりね、と思いながら見回すと、風にあおられながらゆっくりと舞う白い蝶の姿がある。アカボシゴマダラだ。まだ、蛹から出てあまり時間がたっていないのかもしれない。風のためもあるけれど、飛び方は弱々しく翅の表面は傷ついていずにきれいだ。
一度は高く舞い上がったが、風を受けて降りてきた。足元あたりにきたと思ったら側溝の中に生えているイノコヅチにとまった。そこなら風もないし、イノコヅチには蜜もあるのかもしれない。
このシーズン、アカボシゴマダラの幼虫や成虫は何回も遭遇したけれど、ゴマダラチョウは見ていない。ゴマダラチョウは高みを飛んで下に下りてこないだけなのか、それとも生育範囲を一にするアカボシゴマダラに駆逐されてしまったのか。
きれいなチョウではあるけれど、一抹の不安が忍び寄る。(2009/ 9/17)
ヤマトシジミ♀
このページの上のほう、12日分にもヤマトシジミはあるけれど、今回は翅を開いたところを撮れたので載せておく。実はレンズも違う。(2009/ 9/17)
クズの花
アメリカではその強烈な繁殖力で生態系を乱しているようだが、その花は薄い赤紫と濃い赤紫でなかなか上品だ。薄い緑色の葉との取り合わせもいい。(2009/ 9/17)
ツユクサ
青いツユクサの花がいくつも並んで咲いているところを撮りたいのだけれど、なかなか思うようにいかない。この場合、足場が悪くて方向を選べなかったためもある。(2009/ 9/17)
アカスジカメムシ
虫の姿がほんとうに少なくなった。でも、まだアカスジカメムシを見ることができた。セリはもうほとんど花を散らしている。(2009/ 9/17)
ジニアとイチモンジセセリ
コスモスの花はまだ少ないが、ヒャクニチソウは満開のようだ。見えるチョウといえばイチモンジセセリばかり。(2009/ 9/17)
コスモス
コスモスはここ「くりはま花の国」では特別な花だ。これといった特徴もない場所を一面のコスモス畑にすることにより、特別な場所にしたのだ。今では、この時期になると観光バスも訪れるようなところになった。畑は山間で道路沿いの開けたところよりも花の時期は少し遅れる。
これといった特徴のない場所というのは、言い換えれば自然の植生が残っていたということだ。得るものがあれば失うものもあるというのが世の中の道理らしい。(2009/ 9/17)
ムラサキシジミ
どこが紫なんだ?って言われそうだ。翅を閉じているときに見えるのは裏だ。開いたときが表でそれが金属光沢のある青紫だ。気温が低いと暖まるためか翅を開いて太陽に当てる。いまはまだなかなか開いてくれず、飛び立つときにちらちら見えるくらいだ。(2009/ 9/17)
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