おおたわ虫の里 4月
おおたわ虫の里(page91) 2012/ 4/29
2012/ 4/29
気温は高く日はきらめく。まさに虫日和、撮影い日和だ。それなのに、いつも接写に使っているカメラから耳慣れないピーッという音がした。電池切れだ。すぐにブラックアウトして何もできなくなった。そろそろ充電池の寿命かもしれない。こんなとき乾電池で動くカメラならどんなによかったことか、といっても今更遅い。
こんな時のためではなく、いろいろなシーンで撮るために使っているサブカメラでしのぐことにした。そういうわけで、このページの写真は写っている大きさから本体の大きさを推測することはできないのでそのつもりで。
ジャコウアゲハ
車から降りると遠目に白い花の咲いているところが見えた。今の時期大根だろう。遠目でもそこを黒い蝶が舞っているのがわかった。それだけならそこに行くこともなかったのだが花にとまったので急いで近づいた。
もう1頭がちょっかいをかけるので追いかけごっこになったりしたが、ここには近づいて吸蜜するのでチャンスを狙った。
体の側面に赤い点列が見える。ジャコウアゲハだ。ジャコウアゲハは飛び方もゆっくりだしあまり警戒心がないので撮りやすい。
(2012/ 4/29)
スジグロシロチョウ
ジャコウアゲハが飛び上がってしまったのであたりを見ると大根の花に白い蝶がいた。白い花に白い蝶で見えにくいのだが動いているので見える。ジャコウアゲハが戻ってくるまでと撮ってみたが目立たない。
池のほうに行くとスジグロシロチョウが止まっていた。暗い中にちょうど光が射し込みきれいだった。モンシロチョウと違い湿気のあるところを好むようだ。(2012/ 4/29)
ナガメ
川沿いの原っぱを見るとなんだか赤い虫がいる。あそこにもここにも、近づいてみるとナガメだ。セイタカアワダチソウの葉の上にみんないた。(2012/ 4/29)
ウズラカメムシ
はじめて見たときには、これもカメムシ?って思ったけれどいまだに不思議に感じる。イネ科の植物につく。(2012/ 4/29)
シラホシカメムシ
小さなカメムシだ。でも、形はかわいらしく品がある。まあ、好き好きだろうけど。(2012/ 4/29)
セイタカアワダチソウ
帰化植物だけれどいろいろな虫が当てにしているセイタカアワダチソウ。そのうちにアワダチソウグンバイなんていうのも出てくる。(2012/ 4/29)
ホオズキカメムシ
ごつごつざらざらした表面が特徴だ。体形もごつごつしている。(2012/ 4/29)
イタドリハムシ
名前の通り、はじめの2枚はイタドリの上にいたイタドリハムシ。最近見るイタドリハムシは黒い帯が途切れてしまっているものが多かったが今回のはちゃんとつながっている。3枚目は下の帯が途切れていそうだ。(2012/ 4/29)
クモ捕食
クモといえばクモの巣を張るのが普通に思われがちだが、じつは網を張らない者のほうがずっと数が多い。最近は肉食ではないクモの報告などが上がっているが、ほぼすべてが肉食と思ってほとんど間違えがない。でも、クモは敏捷なんだからこんな幼虫まで捕らえなくてもと思うが、餌になるなら何でもいいというのが自然なのだろう。(2012/ 4/29)
カツオゾウムシ
赤いカツオゾウムシ。見かけたのでいちおう報告。(2012/ 4/29)
ナミテントウ
アジサイの葉の上にナミテントウ。上の写真だと説明なしで様子がわかる。上の写真を切り出して大きくしてみた。(2012/ 4/29)
アカハネムシ
赤っぽい翅、櫛状jの触角、アカハネムシ、そうでなくてもアカハネムシの仲間であることは確かそうだ。初めて掲載する種だ。(2012/ 4/29)
コアオハナムグリ
ちょっと毛深い感じ、頭と脚は黒い。日が射しているとよく映える。(2012/ 4/29)
モモブトカミキリモドキ
最近ずっと出ている。目につき始めるといくらでもいそうな感じがしてきた。(2012/ 4/29)
アオオサムシ
足元の草むらの中を移動するアオオサムシ。全体は見えないけれど、自然な感じでは撮れた。(2012/ 4/29)
メタセコイア
池の周りに何本かのメタセコイアが植えられている。(2012/ 4/29)
アケビ
陽射しを浴びるとものみなきれいに見える。(2012/ 4/29)
ホシハラビロヘリカメムシ
ヨモギの葉にいたホシハラビロヘリカメムシ。そろそろどこでもいそうな感じになってきた。(2012/ 4/29)
カラムシ
手前はカラムシの群落、ずっと無効にイタドリの群落が見える。途中の原にはスイバ、セイタカアワダチソウが見える。もうしばらくすると入り込むのがためらわれるくらいに茂るだろう。(2012/ 4/29)
オオアカマルノミハムシとセンニンソウ
センニンソウはオオアカマルノミハムシやオオキイロマルノミハムシの食草だ。今のところ見るのは脚の色が黒いオオアカマルノミハムシだ。(2012/ 4/29)
マルカメムシ
マメ科の植物には集団でついている。まとまっているので撮ってみた。(2012/ 4/29)
スイバ
スイバの花も意外ときれい。(2012/ 4/29)
ジョウカイボン
ジョウカイボンにはかなり変異があるようだ。見た目は少し似ていても肉食なのがカミキリムシとは違う。(2012/ 4/29)
アカサシガメ
腰より少し高いくらいのフェンスの上面に乗ったので安定している。葉の上だと風で揺れてしまうがフェンスの上ならそんなことはない。肘をフェンスの上について固定しカメラを向けたのでブレがない。(2012/ 4/29)
ホシアシブトハバチ
美麗種と図鑑の説明にあった。たしかにカメラを向けたのは見たことがないきれいな虫、と思ったからだ。翅が4枚あるので膜翅目だ。模様が特徴的なのですぐに見つかると思ったらその通りだった。初掲載だ。(2012/ 4/29)
ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミの食草はカタバミ。翅の裏の色がくすんだ灰色、開いた時の色が空色は雄だ。(2012/ 4/29)