シロジュウロクホシテントウ

カラムシ

黒い甲虫

ボタンザクラ

ヤマトシリアゲ

ネモフィラ

フラワートレイン

タンポポにアリ

ヘリグロベニカミキリ

ヘリグロベニカミキリ再び


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くりはな虫の国4月

くりはな虫の国 4月

くりはな虫の国(page88) 2012/ 4/19


2012/ 4/19

 気温も上がってきたかと思ったらそうでもなく、風もないかと思ったらこちらもそうでもない。でも、日々虫たちが出てくるので我慢できずに出動する。なんだか日もかげってきてしまった。

シロジュウロクホシテントウ

シロジュウロクホシテントウ
シロジュウロクホシテントウ
 やっぱりこういう日はいないよなあ、と思いながらパークゴルフ場の前の山側の道のトンネルわきの草地に足を踏み入れ、ふと見上げるとなんだか黄色っぽい虫が見えた。形からテントウムシだということはわかったのだが、小さいうえにちょこまか動いて撮りにくかった。暗いのと動くのとでブレブレ写真を量産し、やっと2枚だけ何とかみられるものが写っていた。(2012/ 4/19)

 カラムシ

カラムシ
 カラムシがだいぶ伸びてきた。伸び始めると速い。いったい1日にどれくらい伸びるのかを観察するとおもしろいかもしれない。この旺盛な成長が多くの虫たちの食欲を満たすのだ。ごわごわしていて人間にはちょっと食べるのは難しそうだけど。(2012/ 4/19)

 黒い甲虫

黒い甲虫
 パークゴルフ場のやビクターの工場に面している道路からはなの国に入る裏道の土止めのためのコンクリート壁の上は、ちょうど目の高さなので、植物や底のいる虫を横から観察することができる。草むらに何か黒い虫が見えた。動き回るのでなかなか撮れない。1枚だけ何とかみられるのがあった。このあと、草むらに潜り込まれてしまった。ゴミムシの仲間かなあ。
(2012/ 4/19)

 ボタンザクラ

ボタンザクラ
 はなの国正面入り口から入ったところにあるお食事処の並びの八重桜が満開だ。普通の桜はもう散ってしまった。ぼってりと重量感のある花は塩漬けにしてあんパンに乗せたり、お湯を注いでめでたい席で飲んだりするのに重宝しそうなのはよくわかる。(2012/ 4/19)

 ヤマトシリアゲ

ヤマトシリアゲ
 尻上げの名の通り尾が上を向いている。被写界深度が浅いので見にくいがサソリのようなりっぱな尾なのでこれは雄だ。(2012/ 4/19)

 ネモフィラ

ネモフィラ
水色は春の空の色、南洋の海の色だが、その色を持つこの花は不思議な趣がある。(2012/ 4/19)

 フラワートレイン

フラワートレイン
 この列車は低速だがのんびり景色を見るのはそのほうがいいのかもしれない。春爛漫の花列車だね。(2012/ 4/19)

 タンポポにアリ

タンポポにアリ
 真正面からタンポポを写したものだが、点対称で美しい。アリがせっせと動いているがこの動きによって花粉は媒介されそうだ。(2012/ 4/19)

 ヘリグロベニカミキリ

ヘリグロベニカミキリ
ヘリグロベニカミキリ
ヘリグロベニカミキリ
 きょうは虫以外のものが多いが、はじめのシロジュウロクホシテントウとこのヘリグロベニカミキリを乗せるために作ったページと言ったらほかの写真に失礼か。
 あまり収穫がなく、帰り道にふと目をやったところになんか赤っぽいものがある。よくわからないので斜面を少し上り近づくと、虫であることがわかった。しかも、触覚からカミキリであることは明らかだ。しかも赤いのはアドバンテージが高い。
 ただ、つかまっていた場所がイネ科の植物の細い茎というのがちょっと悲しかった。
 ベニカミキリだと思ったが、よく似たヘリグロベニカミキリもいるという。写真のものは、名の通りに前胸背の縁が黒く着色しているので、りっぱなヘリグロベニカミキリだ。背中についている薄茶色の斑点は穿孔していた木のクズだろうか。
 最後の最後でよくがんばったねとご褒美をもらった感じだ。とてもうれしかった。
 3年前にも1枚写真が掲載されている。(2012/ 4/19)

 ヘリグロベニカミキリ再び

ヘリグロベニカミキリ
ヘリグロベニカミキリ
ヘリグロベニカミキリ
 実はここだけ日付が違う。19日は曇り空だったのでその日に撮影したものがなんだかすっきりしない移りのように感じられた。もう一回出会いたいと思い、その場所に行ってみたが、いるはずもない、と、思ったのだがほんの少し離れたところに今度はもっと不安定なイネ科植物の葉にしがみついていた。
 前日は雨だったので同じ個体だったらほとんど移動していなかったことになる。背中についている木屑みたいなものを比べれば、木くずの量は減っているものの同じ位置に残っているものがあることがわかる。気温が低かったためかほとんど動かなかったのだ。
 翌日も見てみたけれどさすがにいなかった。(2012/ 4/21)

 
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