くりはま花の国 5月
くりはな虫の国(page75) 2011/ 5/ 7
前回はヒメクロオトシブミのオトシブミ作成現場に遭遇したのだが、撮影に失敗してしまった。それが心残りで雨模様なのに行ってみた。雨の日は光量も少ないし、機材がぬれたりするから嫌なのだが、見たい気持ちが先立ってしまった。
2011/ 5/ 7
ヒメクロオトシブミ
前回はヒメクロオトシブミはそのエノキをじっと見れば見つけることができたが、今回はなかなか見つからなかった。前回の落とし文はあったが、それを作ったはずの虫たちはどこかに行ってしまった。2m弱のかなり高いところの葉に虫影が見えた。よく見ると2頭が重なっているようにも見える。いつものカメラだけではなく、別のコンパクトデジカメで望遠マクロにして撮ってみた。けっこう撮れるものだ。ヒメクロオトシブミの交尾しているところだった。交尾しているということはその後に落とし文を作り、産卵するはずだ。でも、残念ながらそこまでは見届けられなかった。(2011/ 5/ 7)
エノキ
エノキは大木になるが、幼木は至る所にある。たくさんの種子をつけ、それが鳥に食べられ散布されるのだろう。エノキを食草とする昆虫も多い。ゴマダラチョウの幼虫、それにヒメクロオトシブミもそうなのだろう。雨のエノキもいい。(2011/ 5/ 7)
セボシジョウカイ
セボシジョウカイはどこでも見かけるように思える。こどものころには意識していなかったので見えなかったのかもしれない。今回はよく撮れたので掲載。(2011/ 5/ 7)
ミズキ
ミズキも大木になる。大きな鳥が羽を広げたような上に白い花がたくさんつく。好きな花なので掲載。(2011/ 5/ 7)
オオサビコメツキ
体長16mm。頭部正中部が縦にへこんでいる。堂々としたコメツキだ。それに加えて、ピントも深く合い、ぶれてもいない。(2011/ 5/ 7)
コナラシギゾウムシはばたき
あの、もっさりとしたゾウムシの仲間が飛ぶなんてなかなか想像できない。でも、昆虫だから翅があり、飛ぶことだってもちろんできる。これが、ピントが合っていて、ぶれてもいない写真だったら素晴らしい瞬間なんだけど、言われてみればそういう写真と判別できる程度だ、ちょっと残念。(2011/ 5/ 7)
ヒトオビアラゲカミキリ
体長8mm。このごろよく見かけるカミキリだ。(2011/ 5/ 7)
カタツムリ
雨の日なのでカタツムリが出ている。大きなカタツムリなのだが、詳しくないし、図鑑もないので名前を掲載できない。(2011/ 5/ 7)
オオホシカメムシ
この色、形、かわいい。(2011/ 5/ 7)
クモ
クモはよくわからないけれど、半透明の薄い緑色、長い脚のきれいなクモだった。(2011/ 5/ 7)
チャイロハバチ
全体が赤っぽい虫がいた。膜翅目だということは見当がついた。でも、膜翅目は似たようなものが多いので探すのが大変かと思ったのが、簡単に見つかった。この色が特徴だ。(2011/ 5/ 7)
ヒメオビオオキノコムシ
体長11mm。黒を基調とした体に橙色の模様が目立つ。このごろ小さな虫ばかりなのだが、ちょっと大きい、新登場の虫だ。ブラシ状の先太の触覚もかわいい。(2011/ 5/ 7)
アカサシガメ
体長18mm。このごろよく見るけれど、赤の発色がよく、サシガメらしい頭部がはっきりとわかる。(2011/ 5/ 7)
薄茶色のカメムシ
体長6mm。なかなかきれいなカメムシだ。翅先が赤いし、すぐ見つかるかと思ったけれどなかなかそうはいかない。小さいので少し拡大してみたのが下の写真。(2011/ 5/ 7)
ハイイロトゲトゲゾウムシ
体長7mm。何とも言えない虫が葉にしがみついていた。口吻が長いのでゾウムシのようにも見える。探し回るとトゲトゲゾウムシ。何種類かあるのだがネット上で見ると自信はないがハイイロトゲトゲゾウムシに似ている。(2011/ 5/ 7)
ドウガネサルハムシ
体長3.5mm。小さな虫だ。赤みがかっている部分もある。ちょうど翅を開いたところも撮れた。(2011/ 5/ 7)
ツヤケシヒメゾウムシ
体長4.5mm。小さいけれどきれいな黒色で、形もきれいだ。小さいので下では拡大した。きっちりとよく撮れている。(2011/ 5/ 7)