セイタカアワダチソウ

オオイヌタデ

ムラサキツバメ幼虫

トホシオサゾウムシ


イチモンジセセリ

アキアカネ交尾

ウラナミシジミ

ウラナミシジミ吸蜜

ムラサキツバメ幼虫とアリ

ムラサキツバメ♂

ムラサキツバメ♀

ムラサキツバメ裏面

ムラサキシジミ

ウラギンシジミ

アカタテハ

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ求愛

モンシロチョウ

スジグロシロチョウ吸蜜

キチョウ

キタテハ

ルリシジミ♀

テントウムシ

カマキリ

アワフキ

イタドリの花


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くりはま花の国9月

くりはま花の国10月

くりはな虫の国(page49) 20091005


2009/10/ 5

 セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ 咲く前と咲いた後とでどちらが泡立っているように見えるだろう。咲く前のつぼみのほうが丸い泡のような形には見える。でも、咲いているほうは激しい流れに黄色が沸き立っているように見えないだろうか。(2009/10/ 5)
セイタカアワダチソウ

 オオイヌタデ

オオイヌタデ これがオオイヌタデかどうかは自信がない。ちゃんと見るべきところを見ていない、と言うか、どこを見ればいいのかよくわからない。タデの仲間であることはたしかだ。(2009/10/ 5)

 ムラサキツバメ幼虫

ムラサキツバメ幼虫 朝、気温の低い曇り空の日だったけれど、こんなにたくさんムラサキツバメの幼虫を見たことはない。だいたい、いままでは丸まった葉を開いて存在を確かめていたのに、きょうは朝のためか、そんな時期なのかマテバシイの若い枝や古い幹の上をむき出しで歩いていた。枝先の若い芽を食べているようなもの、アリが群がっているもの、葉の中にいるのが垣間見えたものなどがいた。(2009/10/ 5)
ムラサキツバメ幼虫
ムラサキツバメ幼虫
ムラサキツバメ幼虫
ムラサキツバメ幼虫

 トホシオサゾウムシ

トホシオサゾウムシ 朝、雲が厚かった。暗く、涼しい日で虫の姿はほとんどなかった。それでも、目的のムラサキシジミの幼虫以外にトホシオサゾウムシを見かけることができた。カラムシの緑の葉の上にただ1頭、唐突に赤かった。秋も深まる。
 色の印象としては小さく写っているほうの感じだ。トリミングして細部が見えるように拡大したらすこし色が薄く見える。(2009/10/ 5)
トホシオサゾウムシ
トホシオサゾウムシ
トホシオサゾウムシ


2009/10/11

 イチモンジセセリ

イチモンジセセリ もう朝はかなり涼しい。その草原に飛び交う虫の姿は見えなかった。けれども踏み込めば風もなく動かないイネ科の草の先端にはヤマトシジミが静止し、セイタカアワダチソウの黄色い花穂にはイチモンジセセリがとまり吸蜜しているのが目立つ。。朝だが射しかける光は強く明るい。光量が十分で風もなく対象が静止していれば撮影にはベストコンディションだ。(2009/10/11)
イチモンジセセリ

 アキアカネ交尾

アキアカネ交尾 ひんやりとした朝だった。草むらにも虫はあまりいないように思えた。草のてっぺんに低温のために動きの鈍いヤマトシジミがいた。ヤマトシジミを撮っているときに目の前を変なものが横切った。目で追うと近くにとまったのがわかった。近づくと交尾しているアキアカネだった。交尾とは言っても尾がつながっているわけではない。雄の尾は雌の目の後ろに差し込まれ、捕まえている。雌の尾は雄の胸に差し込まれている。トンボの交尾は「交尾」という言葉自体が当てはまらないほどほかの虫とはかなり違う。(2009/10/11)
アキアカネ交尾
アキアカネ交尾

 ウラナミシジミ

ウラナミシジミ 裏面は地味な色合いながらその模様は味わいがある。(2009/10/11)
ウラナミシジミ
ウラナミシジミ
ウラナミシジミ♂

 ウラナミシジミ吸蜜

ウラナミシジミ吸蜜 生きながらドライフラワーの感があるスターチスだけれど、蝶が寄ってきて口吻を差し込むところを見ると蜜はあるようだ。蜜量はあまりないように思えるがそれなりにとまっている。(2009/10/11)
ウラナミシジミ吸蜜
ウラナミシジミ吸蜜

 ムラサキツバメ幼虫とアリ

ムラサキツバメ幼虫とアリ マテバシイの若い枝の先端の葉を食べているムラサキツバメの幼虫にアリがついている。幼虫は葉を巻いてその中にいればいくらか安全だが、ここでは外を出歩いている。アリはその護衛のようでもあり、触覚で表面を触り続けている様子はマッサージでもしているようだ。(2009/10/11)
ムラサキツバメ幼虫

 ムラサキツバメ♂

ムラサキツバメ♂ ムラサキツバメの幼虫があれだけいるのだから成虫がたくさんいるのはあたりまえだ。待っているとどこからか草の上に舞い降りてくる。もともと裏面は暗い感じなのだが、雄の場合は表面も光を吸い込むような暗い色だ。暗い色なのだが地味なのではなく高貴な感じがする。(2009/10/11)
ムラサキツバメ♂
ムラサキツバメ♂

 ムラサキツバメ♀

ムラサキツバメ♀ 多くの動物は雌が地味で雄が派手な感じがする。一見するとムラサキツバメの場合は逆のようだ。裏面は雌雄見分けがつかないが、表面は雌が明るい金属光沢のある青紫、雄は光を吸い込むような黒。見慣れてくると雄の暗さがとてもきれいに見える。写真の雌は翅も擦り切れキャリアを感じさせる。(2009/10/11)
ムラサキツバメ♀
ムラサキツバメ♀

 ムラサキツバメ裏面

ムラサキツバメ裏面 ムラサキツバメの裏面は雌雄の区別がつかない。模様はムラサキシジミともよく似ている。ムラサキシジミよりは一回り大きく、色合いは暗く、尾状突起があるので区別できる。いちばん下の写真は下ばえの中に降り立ち静止した様子。枯葉と見紛うばかりの色合いで模様も周囲に溶け込んでいる。実際に近くにいても裏面を出していれば気づくこともなく、知らずに近づいて飛び立たれて悔しい思いをしたりする。(2009/10/11)
ムラサキツバメ裏面
ムラサキツバメ
地表に降りたムラサキツバメ

 ムラサキシジミ

ムラサキシジミ ムラサキシジミはムラサキツバメよりも一回り小さく、裏面は明るく、尾状突起がない。表面の紫も明るい色だ。少し前にはムラサキツバメよりもムラサキシジミのほうをよく見かけたけれど、最近はムラサキツバメばかりが目立つ。(2009/10/11)
ムラサキシジミ♀

 ウラギンシジミ♂

ウラギンシジミ♂ 朝は気温が低かったためだろう、たくさんの蝶が羽を開いて表面を見せてくれた。そうすると贅沢なもので裏面も見せてほしくなる。表面の模様が赤ければ♂、水色なら雌だ。裏面の写真も一枚あればよかった。(2009/10/11)
ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミ♀

 アカタテハ

アカタテハ タテハチョウの裏面の模様もなかなか渋くて味のあるものが多い。アカタテハはその名のとおり赤が入るので華やかだ。(2009/10/11)
アカタテハ
アカタテハ

 ヤマトシジミ

ヤマトシジミ いちばんふつうの蝶だけどきれい。こどものころ、シジミチョウは小さいし、同じようなのがたくさんいてとても区別できない、と思ったのを覚えている。おとなになれば経験も増え、見かけで区別するのも長けてくるものだ。雄は鮮やかな水色、雌は暗い茶色の表面だ。(2009/10/11)
ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミ♀

 ヤマトシジミ求愛

ヤマトシジミ求愛 雌のとまっているところにヤマトシジミの雄が降り立って激しく翅を震わした。雌もそれに応えて翅を激しく震わせた。どういうわけかその後何もなかったように別れてしまった。蝶にもいろいろな事情があるようだ。(2009/10/11)
ヤマトシジミのカップル

 モンシロチョウ

モンシロチョウ こどものころは白い蝶と言えばモンシロチョウだった。モンシロチョウがいないわけではないけれど、このごろここらで見かけるのはほとんどがスジグロシロチョウだ。たまにモンシロチョウを見つけるとうれしくなる。この個体は蛹から出てきて間もないようで擦り切れた様子がない。(2009/10/11)

 スジグロシロチョウ吸蜜

スジグロシロチョウ吸蜜 スジグロシロチョウがスターチスにとまりストローのような口吻を伸ばしている。表面の鱗分もはげている様子は見られないのでこれも蛹から出てきたばかりに近い個体なのだろう。全面にピントが合い、サンプルとして使える写真になった。(2009/10/11)

 キチョウ

キチョウ キチョウはその名の通り黄色い蝶だ。よく見れば表面に点状の模様が見える。アメリカセンダングサの黄色い花を吸蜜していた。いい角度からは撮れなかった。(2009/10/11)
キチョウ吸蜜

 キタテハ

キタテハ 裏面はなかなか渋い模様の蝶だ。表面はオレンジ色の地だ。カナムグラが食草だというけれど、幼虫はまだ見たことがない。(2009/10/11)
キタテハ
キタテハ吸蜜

 ルリシジミ♀

ルリシジミ♀ ルリシジミはきれいな青色の表面だ。雄は全面が、雌は太い黒縁の中が青色だ。ヤマトシジミの雄も水色の表面でまぎらわしい。その場では感覚的に判別できるのだが、写真では特定の模様を見て判別する。(2009/10/11)
ルリシジミ

 テントウムシ

テントウムシ 体長5mmの小さなテントウムシ。マクガタテントウの模様の位置に似ているけれど模様の形が違うようだ。蛹はマクガタテントウに見える。成虫と蛹は近くにいたから同種だと思う。マクガタテントウは河川敷などに多いということだがここは草原だ。(2009/10/11)
テントウムシ蛹

 カマキリ

カマキリ 大きいカマキリだった。コカマキリは褐色だが、このカマキリも褐色だった。でも、前足に模様はないし、翅は褐色だが体色は緑色だ。オオカマキリだと思うが確証はもてない。(2009/10/11)
カマキリ

 アワフキ

アワフキ 形からアワフキだと思うが、模様で確定することができなかった。いい角度から撮ろうとして邪魔な葉を動かしたら逃げてしまった。(2009/10/11)

 イタドリの花

イタドリの花 白く泡を吹いているような感じだが、アップで見るとなかなかきれいな花だった。(2009/10/11)

 
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