クモの獲物の体液を吸うヤマトシリアゲ

エサキモンキツノカメムシ

コミスジ

アオスジアゲハ

アキアカネ

イチモンジセセリ

ビロードハマキ

ウラギンシジミ♂

トンボの幼虫

ヒカゲチョウ吸水

ヒメウラナミジャノメ

ツバメシジミ

ヤマトシジミ吸蜜

ナナホシテントウ


白いアカスジキンカメムシ幼生

吸血するカ

セイタカアワダチソウ

カラムシの実か

ディスプレイするヤマトシジミ♂

ツバメシジミ♀

アキアカネ

ムラサキツバメ幼虫

ヨコヅナサシガメ幼生

テントウムシ幼生

ダンダラテントウ交尾

アカメガシワの実を吸汁するオオホシカメムシ幼虫

コアオハナムグリ


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くりはな虫の国(page47) 20090926


2009/ 9/26

 クモの獲物の体液を吸うヤマトシリアゲ

クモの獲物の体液を吸うヤマトシリアゲ 前回、ヤマトシリアゲがクモの巣にかかっている虫の体液を吸っているところを載せた。それがよくあることなのかどうかを確かめたかったけれど、機会はすぐにあった。クモの巣のあるところにヤマトシリアゲがいて、同じことをしていた。今回は虫の形がよくわかるので、体節の隙間あたりに口吻を差し込んでいる様子がわかる。クモの獲物の横取りだと思うが、どうも、ふつうにあることらしい。ネットでも調べたけれど、同じような報告があった。(2009/ 9/26)

 エサキモンキツノカメムシ

エサキモンキツノカメムシ 最近久しぶりに見たエサキモンキツノカメムシ。(2009/ 9/26)

 コミスジ

コミスジ ここのところよく見る。(2009/ 9/26)

 アオスジアゲハ

アオスジアゲハ 暑いうちは活発に飛び回りなかなか近くで取れなかったけれど、きょうは低温のためか、風を避けてか、あるいはもう疲れているのかカラムシにとまって逃げようとはしなかった。近くの側溝にはアオスジアゲハの成虫の死んだものがあった。(2009/ 9/26)

 アキアカネ

アキアカネ アカトンボだ。ナツアカネとアキアカネはほとんど同じに見える。この角度で胸部を横から見たときにその模様で見分けることができる。ほんの少しの模様の違いだ。2種類を並べて比較したい。(2009/ 9/26)

 イチモンジセセリ

イチモンジセセリ たぶんいまこのあたりではいちばん多い蝶だ。蝶らしくない体形だが、昼行性だし、花の蜜を吸う。(2009/ 9/26)

 ビロードハマキ

ビロードハマキ トンネルの入り口手前はまだ日も射さずに薄暗い。近くの少し開けた明るいところで撮影していた。何か黄色っぽいものが風にあおられて飛んできてトンネル側のモミジの枝にとまったのが見えた。見失わないように目を離さずに近づくとビロードハマキだった。
 ガの名前はほとんど知らないのだけれど、これは印象が強くて覚えていた。鮮やかな黄色の地と黒い模様が混ざり、尾部にオレンジ色。ハマキガの仲間だ。
 トンネル入り口付近は風が吹き抜けるのでモミジの枝は静止することがない。暗くて動くと言うのは撮影にはかなりの悪条件だ。条件のいいところでまた撮りたいものだ。
 いままで数回見ているけれどみな条件が悪く、撮れなかったり、撮れても見られたものではなかったりしている。(2009/ 9/26)
ビロードハマキ
ビロードハマキ

 ウラギンシジミ♂

ウラギンシジミ♂ このごろよく遭遇するのでこんなところも撮れてしまう。こんなところが撮れたらやはり載せてしまう。(2009/ 9/26)

 トンボの幼虫

トンボの幼虫 山が立ち上がって水が湧き出しているところがある。このごろしばらく雨が降っていないのでさすがに水溜りではなくなってしまったけれど、まだうっすらと湿っている。そこに蝶が水を吸いに来るのだけれど、なにか動いているものがいた。はじめはくもかと思ったけれど、なんか変。すっかり泥だらけになっているけれど、これはトンボの幼虫だ。かんたんにいうとヤゴだ。少し前までは水の中にいて、干上がってしまったので泥だらけなのだろう。模様もわからないので種類はわからない。(模様が見えてもわからないかもしれない)ヤゴって、水の中でなくても生きていけるらしい。(2009/ 9/26)

 ヒカゲチョウ吸水

ヒカゲチョウ吸水 ヒカゲチョウの吸水は始めて観察した。(2009/ 9/26)

 ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ 全体的には地味だが、きれいな波模様だ。(2009/ 9/26)

 ツバメシジミ

ツバメシジミ 逆光できれいに撮れた。(2009/ 9/26)

 ヤマトシジミ吸蜜

ヤマトシジミ吸蜜 ヤマトシジミの吸蜜。長細い口吻がよくわからないのが残念。(2009/ 9/26)

 ナナホシテントウ

ナナホシテントウ しばらくぶりに見たナナホシテントウ。(2009/ 9/26)


2009/10/ 1

 白いアカスジキンカメムシ幼生

白いアカスジキンカメムシ幼生 イネ科の植物のほど長い茎に何かつかまっている。形と模様からアカスジキンカメムシの幼生であることはたしかだ。でも、色合いがまったく違う。もっとつやがあり、黒地に白い線がくっきり出ているはずだ。体調不良なのか、色素が欠乏しているのか。茎を持って違う角度から取ろうとしたら落ちてしまった。下の写真は落ち葉の上に落ちたのを写したところ。(2009/10/ 1)
白いアカスジキンカメムシ幼生

 吸血するカ

吸血するカ 気温は低くなってきたけれど、草むらには小さな蚊が多く、撮影していると知らない間に餌食になっている。手の甲に止まって吸血しているところを撮った。図らずも出演してしまった。体長4mm。吸血のために頭部を下に傾けているので伸ばせば体長はもう少しありそうだ。体長から言えばヒトスジシマカあたりなのだけれど、同定のためには背部の模様が必要のようだ。(2009/ 10/ 1)
吸血するカ

 セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ 小さな花がたくさん集まってあの花穂を作っている。花が咲く前のつぼみが集まっている様子は泡立つようだ。ずっと昔にアキノキリンソウと教わったのはこの花かもしれない。アキノキリンソウの仲間なのであながち間違えともいえない。これほど繁殖力が強くなければ秋にきれいな黄色い花をつける植物として花壇を飾っていたかもしれない。(2009/ 10/ 1)
セイタカアワダチソウ

 カラムシの実か

カラムシの実か 少し前にはカラムシの花が咲いていたのでこれはその結果実ができたと考えていいのだろう。どんな種ができるのだろう。たくさんの種子がつくような感じがする。(2009/ 10/ 1)

 ディスプレイするヤマトシジミ♂

ヤマトシジミ♂夏型 ヤマトシジミはごくふつうにいるシジミチョウだが、雄はきれいな水色の表面をしているのに対し、雌は暗い色の表面だ。2枚目の写真がこの項のタイトルなのだが、手前のオスが奥のメスを意識して翅を細かく開閉して存在を誇示している。残念ながらメスにはその気はなく無視されてしまったが何回も同じ動作を続けていた。(2009/ 10/ 1)
ディスプレイするヤマトシジミ♂
ヤマトシジミ♂♀
ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミ♀

 ツバメシジミ♀

ツバメシジミ♀ いま、シジミチョウがたくさん見られる季節のようだ。尾状突起とそのちかくの赤い模様が特徴だ。表面が暗いのでこれはメス。(2009/ 10/ 1)

 アキアカネ

アキアカネ ナツアカネとアキアカネはほとんど見分けがつかない。胸部の模様が微妙に違うのだが、この写真ではそれもわからない。でも、前回もここで見たのはアキアカネだったのでそうだろうと。(2009/ 10/ 1)

 ムラサキツバメ幼虫

ムラサキツバメ幼虫 シジミチョウの成虫はよく見かけるけれど、幼虫だってたくさんいるはずだ。それなのに幼虫を見かけることがないのは不思議だった。活動する時間帯がぼくたちの目に付かないところなのか。きょうその答えのひとつがわかった。ムラサキツバメの幼虫がマテバシイの葉を巻いた中にいるところを見つけたのだ。(2009/10/ 1)

 ヨコヅナサシガメ幼生

ヨコヅナサシガメ幼生 マテバシイの表面にヨコヅナサシガメの幼生が1頭だけいたのを見つけた。近くに集団がいるのではないかと探してみたがわからなかった。(2009/ 10/ 1)

 テントウムシ幼生

テントウムシ幼生 カラムシについているのはダンダラテントウばかりなのでこの幼虫もダンダラテントウでいいと思う。幼虫はそのうちに蛹になるけれど、その様子は幼虫がしぼんだみたいな感じのものだ。(2009/ 10/ 1)
テントウムシ幼生

 ダンダラテントウ交尾

テントウムシ交尾 体長は下側の個体が6mm、上になっているのがその2割がた小さい。大きいほうがメス、小さいほうがオスがと言うのがふつうだろう。このテントウは久しぶりに見るので同定に自信が持てない。模様に地域差があると言うことなのでなおさらだ。(2009/ 10/ 1)

 アカメガシワの実を吸汁するオオホシカメムシ幼虫

アカメガシワの実を吸汁するオオホシカメムシ幼虫 アカメガシワの実をつけた穂が舗装の上に落ちている。おおっていた鞘ははじけ黒い種子がむき出しになっている。オオホシカメムシの幼生が種子に口吻を突き立てて吸汁している。下の写真は離れた鞘のついた実を引きずっている幼生。実を引きずるのも習性のようだ。(2009/ 10/ 1)
アカメガシワの実を引きずるオオホシカメムシ幼生

 コアオハナムグリ

コアオハナムグリ イネ科の植物の穂を抱えるようにしているコアオハナムグリ。(2009/ 10/ 1)
コアオハナムグリ

 
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