台風翌日

エサキモンキツノカメムシ

ジガバチ

キアゲハ幼虫

クモの巣

カラムシの花

ルリシジミ

コオロギ類幼生

緑色のクモ

オオモンシロナガカメムシ

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くりはま花の国・秋へ

くりはま花の国9月

くりはな虫の国(page41) 20090901


2009/ 9/ 1

 台風翌日

台風翌日 台風の進路を見るとあわや直撃かといろいろ心配したりしたけれど、結果的には房総半島の外側すれすれをとおり、三浦半島はその陰になったためか大嵐という感じではなかった。それでも、いままで落ちずにどこかに引っかかっていた枯れ枝が落ち、ふだんは落ちるはずのない青々とした葉をつけた小枝が吹きちぎられて落ち、舗装のうえを覆っていた。早朝ならもうすこし生々しかったかもしれない。(2009/ 9/ 1)

 エサキモンキツノカメムシ

エサキモンキツノカメムシ このごろは虫の気配が薄いのだが、きょうもそうだった。そんな中でススキの葉の上にぽつんといた。久々のエサキモンキツノカメムシだ。もう少しいい角度から撮ろうとしたら赤っぽい翅を広げて飛んでしまった。(2009/ 9/ 1)

 ジガバチ

ジガバチ 虫がいないなあ、と思いながらその場所を離れようとしたら帰りがけに擁壁の上で見かけた。腹部がオレンジ色で全体は黒を基調としているのがおしゃれな感じだ。特徴は胸部と腹部のあいだがとても細長い管状になっていることだ。(2009/ 9/ 1)

 キアゲハ幼虫

キアゲハ幼虫 もう、あまり花のなくなってきたセリの花園をのぞいてみると、くっきりとした色彩のキアゲハの終令幼虫がいた。丸々と太っていてすぐにでも蛹になり、蝶になりそうな雰囲気だった。(2009/ 9/ 1)

 クモの巣

クモの巣 「花の国」の正門から入り、魚国食堂の横から上に登っていく道の入り口の階段の手前に大きなケヤキの木が聳え立ち、その続きにはアジサイの植え込みがある。そのあたりの奥にクモの巣がかかっていた。夕方に近かったので日は斜め後ろから射し、背景になる暗い植え込みの前にクモの巣をくっきりと浮かび上がらせた。(2009/ 9/ 1)

 カラムシの花

カラムシの花 前回も載せたけれどもいまが盛りのようだ。台風で一日中あおられ続け、くたびれた様子だ。(2009/ 9/ 1)

 ルリシジミ

ルリシジミ ルリシジミはこのところ見かけるのだけれど、近づくと逃げてしまうので撮れなかった。今回は午後で時間が遅いために撮れたのかもしれない。(2009/ 9/ 1)

 コオロギ類幼生

コオロギ類幼生 スズムシとかカネタタキなどのコオロギ科の虫のようだ。翅がないように見えたので幼虫としたが、あるいは成虫なのかもしれない。(2009/ 9/ 1)

 緑色のクモ

緑色のクモ このクモはカラムシの葉の上によく見かける。気づかなければ気づかないですんでしまっているのだろう。葉と同じ色で葉の上にじっと動かず、獲物を待っている。保護色なのでけっこう効率がいいのかもしれない。(2009/ 9/ 1)

 オオモンシロナガカメムシ

オオモンシロナガカメムシ 前回のオオホシカメムシの幼生などをよく確かめようといってみたけれど、アカメガシワの種子をつけた穂は塗れていて、オオホシカメムシはちらほらと姿を見かけることができただけだった。
 それでも、アカメガシワの穂が落ちているところを注意して見ていくと、ちょっと引っかかったところがあった。山陰で薄暗いこともあったのだが、それが地味すぎる色をしていて形がよく判別できなかったのだ。じっと見ていると、オオモンシロナガカメムシの形が浮かび上がった。体長10mm。手持ちの図鑑では体長16mmとあるのが気になる。おもしろいもので前回はあれだけ見たオオホシカメムシの影は薄かった。(2009/ 9/ 1)
 近くにはオオモンシロナガカメムシの幼生、体長8mmもいた。
オオモンシロナガカメムシ幼生

 
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