アカスジカメムシ幼生

ヒメホシカメムシ幼生⇒オオホシカメムシ幼生

オオホシカメムシ幼生

アブラギリ

イヌビワの実

アカスジキンカメムシ幼生

アカサシガメ幼生

ホオズキヘリカメムシ

トケイソウ

カナムグラの花

クズの花

カラタチの実

ランタナ

チャバネアオカメムシ

満開のクサギにモンキアゲハ

アカスジキンカメムシ

クロウリハムシ

キマダラヒカゲ

クサギカメムシ

ワルナスビ

ミズキの実

カイコウズ

ツバキの実

ルリマルノミハムシ

脱皮したアブラゼミ

サンゴジュ

ミズヒキソウ

アカメガシワの実

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セリの花

くりはま花の国8月

くりはな虫の国(page39) 20090826


2009/ 8/26

 アカスジカメムシ幼生

アカスジカメムシ幼生 赤と黒という配色のアカスジカメムシの成虫をこの時期かなり見ることができた。でも、成虫の前の幼生の時期があるはずだ。それはどんなものなのだろうか?成虫が発生しているセリの花のところで幼生も見つけることができた。大きいほうは成虫になる手前の5令4令、体長6mm。小さいものは3令なのか2令なのか、体長3.4mm、より若令だ。幼生は白っぽい色だ。成虫のあの色はどうやって出てくるのだろう。(2009/ 8/26)
 28日の撮影で、より成虫に近い形の幼虫が撮れた。それが、5令幼虫だ。(2009/ 8/30) アカスジカメムシ幼生

 ヒメホシカメムシ幼生⇒オオホシカメムシ幼生

ヒメホシカメムシ幼生⇒オオホシカメムシ幼生 山沿いの落石よけの金網を張った擁壁の上に虫が動いていた。足場があり登れる場所だったので撮ることができた。体が細長いのでナガカメムシかと思ったが、ヒメホシカメムシのようだ。成虫とだいぶ感じが違う。(2009/ 8/26)
 訂正:ヒメホシカメムシではなく、オオホシカメムシの若令幼生だ。(2009/ 8/29)

 オオホシカメムシ幼生

オオホシカメムシ幼生 じつは、上のヒメホシカメムシオオホシカメムシを見つける前にこちらに気がついていた。やはり、擁壁の上にいてそこに張り付いている餌を食べているようだった。上のヒメホシカメムシオオホシカメムシのほうがとりやすいところにいたし、こちらは逃げそうもないので後から見つけたほうを先に撮ることにした。
 近くにいたし、見かけもよく似ていたのでどちらも同じ種類の虫かと思っていた。色が少し違うけれど、令が違うのか個体差かと思ったが、よく見れば違うようだ。(2009/ 8/26)
 訂正:けっきょく令が違うだけだったようだ。(2009/ 8/29)

 アブラギリ

アブラギリ オオキンカメムシの幼生がついていたのはアブラギリの実だった。はじめはツバキだと思ったのだけれど、実の落ちていた場所にはツバキはなかった。見上げてみると実のなっているアブラギリの木があった。その名のとおり、戦争中に代替燃料として使われたそうだ。(2009/ 8/26)

 イヌビワの実

イヌビワの実 イチジクの実に似ているがずっと小さい。ビワには似ていないように思える。熟れると黒っぽくなって崩れていく。虫が寄ってきそうなのに、いまはいなかった。(2009/ 8/26)

 アカスジキンカメムシ幼生

アカスジキンカメムシ幼生 形はアカスジキンカメムシだったけれど色が違う。赤い部分が白いのがアカスジキンカメムシだ。脱皮してそれほど時間がたっていないので赤いのだろうと、勝手に納得した。(2009/ 8/26)

 アカサシガメ幼生

アカサシガメ幼生 アカスジキンカメムシの幼生は葉の上にじっとしていて動かない。これで風さえなければしっかりと撮れるのだけれど。そんなことをしているときに、近くをうろつきはじめた赤茶色っぽい虫がいる。たけの高い草もないのだが、あたりの小さな草を登ったり下りたり、葉から葉へ移動したりせわしない。
 サシガメの仲間であることは体形からわかる。図鑑と対照してアカサシガメの幼生であることがわかった。あまりに動き回るので、少し暗めの場所でもあり、風もあったので写真はみんなぶれていた。(2009/ 8/26)

 ホオズキヘリカメムシ

ホオズキヘリカメムシ ワルナスビについていたホオズキヘリカメムシ。ワルナスビはホオズキとおなじナス科だから納得できる取り合わせだ。油断をしていたらワルナスビの棘に痛い思いをしてしまった。(2009/ 8/26)

 トケイソウ

トケイソウ 栽培種だけれど見ると特別な思いがしてつい撮ってしまう。たぶん、時計の針にあたる部分が大きく立体的なためだろう。蔓の先にたくさんの花をつけ、時期になえば実に変わる。はじめは青かった実も熟れるとビワのようなオレンジ色になり、パッションフルーツとして食べることができる。(2009/ 8/26)
トケイソウパッションフルーツ

 カナムグラの花

カナムグラの花 カナムグラは幼児の手のような形・大きさをした葉がやすりの目のような小さなとげが植え込まれた蔓についているつる性の植物だ。麻の仲間ということでその成長は速く、植物や地を覆う。いまが花期で目立たないけれど小さな花をつけている。(2009/ 8/26)

 クズの花

クズの花 クズはアメリカなどでは猛威を振るっている日本原産の外来植物ということだ。原産地の日本では生態系に組み込まれ、悪さをするようには見えないけれど、その成長は旺盛だ。でも、その花は紫系統ということもあり、なかなか趣がある。(2009/ 8/26)

 カラタチの実

カラタチの実 こどものころ寺や大きな家にはカラタチの木の生垣があった。カラタチには鋭い棘があり、防犯上の観点もあったのだろう。みかんの仲間で白い清楚な花が咲き、外見は小さなみかんのような球状の実ができる。手入れが面倒なのか、ほかの理由があるのか知らないけれど、いまはカラタチの生垣を見ることはほとんどない。(2009/ 8/26)

 ランタナ

ランタナ ランタナも盛夏に花をたくさんつけ、花期も長く、虫たちには頼りになる花だ。色もいろいろあって目を楽しませてくれる。(2009/ 8/26)

 チャバネアオカメムシ

チャバネアオカメムシ ごく普通に見られるカメムシだ。この写真では羽を開いた後でまだ全部は収納されていない。下は幼生だ。(2009/ 8/26)
チャバネアオカメムシ幼生

 満開のクサギにモンキアゲハ

満開のクサギにモンキアゲハ クサギの花が満開だ。クサギというだけあって特有の香りがある。この時期、花が少ないのでアゲハなどが寄ってくる。けっこう大きな木になり、満開になると壮観だ。(2009/ 8/26)

 アカスジキンカメムシ

アカスジキンカメムシ 久しぶりに成虫に出会った。緑の地に赤い筋という感じでいたけれど、この個体はかなり金色が多い。年を経た個体が金色になるのだろうか。(2009/ 8/26)

 クロウリハムシ

クロウリハムシ 最近、甲虫があまりいない。甲虫だけでなく、虫の数が少ない。厳しい暑さのためだろうか。昼間ではなく、夜間に活動しているのだろうか。そんな中でクロウリハムシだけが数は少ないものの見かけることができる。カラスウリの葉の上だからたしかにウリハムシ。(2009/ 8/26)

 キマダラヒカゲ

キマダラヒカゲ キマダラヒカゲはときどき見かけていたけれど、なかなか撮る機会がなかった。ジャノメチョウの仲間だが、他のジャノメチョウとは違いかなり敏捷に飛ぶ。また、よく似た2種類のキマダラヒカゲ、サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲがいる。この写真の蝶はサトキマダラヒカゲだ。(2009/ 8/26)

 クサギカメムシ

クサギカメムシ よくいるカメムシで、目立つところに平気でいる。また、あまり逃げ回ったりもしないのでよい被写体だ。それでも、今回はピンともぴったりにぶれずに取れた一枚だ。(2009/ 8/26)

 ワルナスビ

ワルナスビ 外来種で牧野富太郎博士が和名をつけたという。繁殖力が強く、棘があるし、きれいでもないのでそんな名前にしたらしい。好き好きだろうが、なかなかかわいい花に見えるが、棘はかなり鋭く、花壇などに繁殖されると迷惑だろう。(2009/ 8/26)

 ミズキの実

ミズキの実 ミズキは大木になる。羽を大きく広げた鳥を思わせる枝振りで、密集した花を上向きにつける。そしていま、その花の結果である実ができた。(2009/ 8/26)

 カイコウズ

カイコウズ 「くりはま花の国」には「県木の広場」がある。それぞれの県の木というのを植えてあるのだけれど、気候が合わないのもありそうだ。そんな中で、鹿児島県の木であるカイコウズは、アメリカデイゴの別名もある、とても目立つ木だ。マメ科の植物で花の形も派手だし、色もよく目立つ。(2009/ 8/26)

 ツバキの実

ツバキの実 今回は久しぶりに「花の国」の上まできた。このごろは下の草むらを歩くだけでいろいろな虫に遭遇してしまうのでこちらまで来る余裕がなかったのだ。今回はこのツバキを見るのも目的のひとつだ。ツバキの実にオオキンカメムシがつくようなので様子を見たかったのだ。実のついているものをいちおう見たつもりだが、オオキンカメムシとは限らず虫を見つけることはできなかった。
 ただ、実の中には明らかに虫が開けたと見られる穴のあいているものもあった。ツバキの種子は硬い殻に覆われているのだけれど、やわらかいうちに穴をうがたれたのだろうか。いちばん下の一枚はツバキではなくサザンカだが、やはり実をつけていた。ツバキもサザンカも茶の仲間だが、チャドクガがつかないように消毒とかされているかもしれない。(2009/ 8/26)
裂けたツバキの実穴の開いたツバキの実実をつけたサザンカ

 ルリマルノミハムシ

ルリマルノミハムシ 盛りの時にはいくらでもいるように思えた虫たちもどこに行ったのか、今はほとんど見えない。そんな中にいたルリマルノミハムシなのでためらわずに撮った。(2009/ 8/26)

 脱皮したアブラゼミ

脱皮したアブラゼミ 昼近くなのに脱皮したばかりでまだ白っぽいセミがいた。脱皮殻は足元にある。細い尾根道の両側には高い木がそびえていて当たりは昼でも薄暗いが、夜と間違えるほどでもない。(2009/ 8/26)

 サンゴジュ

サンゴジュ かなり大きなサンゴジュでその高みに真紅の房状の実がつき、日に照り映えていた。この実のようすが深海サンゴに似ているのでその名がついたのだろうか。(2009/ 8/26)

 ミズヒキソウ

ミズヒキソウ ミズヒキソウはその名のもとになった水引のようなひも状の茎に沿って咲いた花をつけている。花が咲いているときにはわかりやすいが、花がないとき、その葉を見るとやはりミズヒキソウだとわかる。葉の上に特有の模様があるのだ。(2009/ 8/26)

 アカメガシワの実

アカメガシワの実 前回は下に落ちていたアカメガシワの実の写真を載せたが、木についているときに撮れば間違えがない。たしかにアカメガシワの実だった。実のあたりにカメムシがいるのが見える。(2009/ 8/26)

 
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