百日紅

ツバメシジミ

白いガ

イヌビワの実

オオキンカメムシ幼生

ウラギンシジミ

アカメガシワの黒い実

アカボシゴマダラ幼虫

白いクモ

マムシ


白の花園で

コアオハナムグリ

キアゲハ幼虫

アカスジカメムシ

イチモンジセセリ吸蜜

チャバネアオカメムシ幼生

ヤツメカミキリ

カノコガ

オオヒラタシデムシ幼虫

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セリの花

くりはま花の国8月

くりはな虫の国(page38) 20090819


2009/ 8/19

 百日紅

百日紅 正門入り口に続く道路の手前左側に企業の研究所がある。「花の国」に敷地が接している側の広い庭にいろいろな花の昨季が植えられている。季節季節で花を楽しむことができるけれど、この百日紅もそのひとつだ。少し離れた外から見てもとても立派な百日紅だ。(2009/ 8/19)

 ツバメシジミ♀

ツバメシジミ♀ ツバメシジミをよく見かけた原は最近刈り払われてまだ草が茂っていない。道をわたって少し離れたパークゴルフ場側でこの個体を見つけた。少し色が薄い感じだ。すこし翅を開いてくれれば、その色合いで雌雄がわかる。(2009/ 8/19)
ツバメシジミ♀

 白いガ

白いガ カラムシの上で翅を広げている白い蛾がいた。蛾は種類が多く、調べきれないのでいつもは撮らないのだけれど、あまりきれいなのでシャッターを切った。白い地に薄墨で書いたような模様がなかなか味わい深い。(2009/ 8/19)

 イヌビワの実

イヌビワの実 見た目イチジクに似ているけれど、ふた回りほど小さい。味はわからないけれど、熟れると食べられそうなにおいはする。たくさん実をつけるから虫たちにはごちそうではないかと思う。(2009/ 8/19)

 オオキンカメムシ幼生

オオキンカメムシ幼生 前回に引き続きオオキンカメムシの幼生に出会えた。何回見てもきれいだ。今回もじっとしていてくれないのでなかなか撮れなかった。前回はツバキの実についていると書いたけれど、ツバキではなくアブラギリの実のようだ。(2009/ 8/19)

 ウラギンシジミ

ウラギンシジミ お休みモードで茂みの中にいた。近づくと逃げるのだけれど、あまりやる気もなく近くに止まったところを撮影。飛ぶときに翅の表面が見えるが、濃いオレンジ色なら雄、水色なら雌。今回の個体は雄だ。(2009/ 8/19)

 アカメガシワの黒い実

アカメガシワの黒い実 歩道の脇の側溝に見かけないものがあった。最近雨が降っていないので側溝の中は乾いている。そこに落ちていたのだが、なんだろう。黒いのは種子でひとつの実に3個が標準のようだ。実の皮にはひも状の飾りのような部分がついているので目立つ。アカメガシワならたくさんあるのだが、こんなぐあいにたくさんの種子をばらまくのなら繁殖するわけだ。そういえば少し前には赤い花の房をつけていた。(2009/ 8/19)

 アカボシゴマダラ幼虫

アカボシゴマダラ幼虫 大きなエノキの下の刈り払われた地表に生育の速いカラムシが数本生えていて、その葉の上にいた。となりの葉にも別の個体がいた。背中の角が4列あるのでアカボシゴマダラの幼虫だ。角の先が丸みを帯びていないのが少し気になる。ゴマダラチョウの幼虫や成虫を最近あまり見ない。成虫は高みを飛ぶためかもしれない。この夏、見た幼虫はみなアカボシゴマダラだ。(2009/ 8/19)

 白いクモ

白いクモ クモもいろいろな種類がいる。蛾と同じに手が回らないので積極的には撮っていないのだが、あまりにきれいなので撮ってしまった。真っ白な体に隈取のような線が入り、印象的な外見だ。(2009/ 8/19)

 マムシ

マムシ あ、いるな、と思って見ていたらするすると山のほうに戻ってしまった。あわてて撮った一枚。底面の模様がよく見える。(2009/ 8/19)


2009/ 8/24

 白の花園で

白の花園で 盛夏、花は少ない。そんな中でセリが白い花をつけ一面に広がっている。ハナムグリ、キアゲハ幼虫、アカスジカメムシが一枚に入った。(2009/ 8/24)

 コアオハナムグリ

コアオハナムグリ ハナムグリにもいろいろあるけれど、背面の毛は多くコアオハナムグリのようだ。体長12mm。セリのかわいい小さな花をむしゃむしゃ食べているように見えた。(2009/ 8/24)

 キアゲハ幼虫

キアゲハ幼虫 キアゲハの若令幼虫。セリも食草のひとつだ。(2009/ 8/24)

 アカスジカメムシ

アカスジカメムシ セリの実を吸汁するアカスジカメムシ。このところよく見る。この目立つカメムシの幼生はどんなだろう?(2009/ 8/24)

 イチモンジセセリ吸蜜

イチモンジセセリ吸蜜 イチモンジセセリもセリに吸蜜にきた。花が少ない時期なのでセリはかなり頼られている。蜜を吸うのに懸命でかなり近づいても逃げない。(2009/ 8/24)

 チャバネアオカメムシ幼生

チャバネアオカメムシ幼生 ぽつんと葉の上に一頭だけいた。もう幼虫の最後、5令幼虫だ。(2009/ 8/24)

 ヤツメカミキリ

ヤツメカミキリ 今の時期、ほんとうに虫が少ない。盛夏というのは冬と同じで動物の活動にも過酷な季節なのだろう。とくに、甲虫はほとんど見かけない。どこか、涼しい場所に引きこもっているのだろうか。そんな中で、道端の葉の上にいたヤツメカミキリ。以前に見たのは触覚がなかったので、今回のがほぼ完全な形だ。見た目はすすけて感じで洗ってあげたいくらいだが、このすすけた黄色が本来の色のようだ。(2009/ 8/24)

 カノコガ

カノコガ 昼行性の蛾だ。蛾は種類が多く同定がたいへんなのであまり撮らないのだが、きれいなので撮ってしまった。名前を調べなければと思ったが、思い出した。カノコガだ。以前にも同じ思いで撮っていた。忘れてはいても感覚というのは変わらないものだと思った。(2009/ 8/24)

 オオヒラタシデムシ幼虫

オオヒラタシデムシ幼虫 見た目はワラジムシの仲間のようにも思える。でも、脚がずっと少ない感じがする。裏返しては見なかったが、たぶん6本、つまり、昆虫の幼虫だ。感じはシデムシに似ているので調べたら当たり!体長21mm。(2009/ 8/24)

 
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