サルスベリ

クロアゲハ

ムーアシロホシテントウ

ヨツスジトラカミキリ

ハシブトガラス

アカスジカメムシ3頭

オオモモブトシデムシ♀

ナミテントウか

マムシ


ニイニイゼミを捕らえたコスズメバチ

←前のページ

上に↑

次のページ→

アマガエル

くりはま花の国7月

くりはな虫の国(page34) 20090731


2009/ 7/31

 サルスベリ

サルスベリ 梅雨はもうとっくに明けているはずなのに不純な天気が続く。でも、きょうは夏のような空になった。梅雨の中休みのような感じだ。夏空に百日紅がよく似合う。このサルスベリは花の国のではなく、隣の工場のもので、金網越しに花の国に入り込んでいる。ほかに紅と白の百日紅がある。(2009/ 7/31)

 クロアゲハ

クロアゲハ 前回と同じ場所だったのでまたジャコウアゲハかと思ってしまった。飛び方もゆうらりと言う感じだった。でも、体には赤い模様はなく、尾筒もあんなに長くはない。(2009/ 7/31)

 ムーアシロホシテントウ

ムーアシロホシテントウ ひさしぶりに出あった色と模様のかわいいテントウムシ。(2009/ 7/31)

 ヨツスジトラカミキリ

ヨツスジトラカミキリ ここのところ毎回のようだけど、模様の個体差を調査中。この個体は横の筋になっていない。(2009/ 7/31)

 ハシブトガラス

ハシブトガラス 花の国入口の魚国食堂への登り口にとまっていた。カメラを向けても逃げなかったが、少し近付いたら逃げてしまった。(2009/ 7/31)

 アカスジカメムシ3頭

アカスジカメムシ3頭 交尾している2頭から少し離れたセリの上にもう1頭いた。そちらから姿が見えなくなったと思ったら、取り込み中の2頭のセリのところに来ていた。茎を登り、そのまま進んで2頭を踏みつけていったけど、他意はなさそうだった。こんなどぎついのが3頭もまとまると迫力がある。(2009/ 7/31)

 オオモモブトシデムシ♀

オオモモブトシデムシ♀ 魚国食堂近くの頂上への登り口近くには木が生い茂っているのでいつも湿り気がある。そのためかここではシデムシをよく見かける。体長26mm。縦筋が尾の方まで続いているのが雌だ。前胸背についているのはダニだろうか。(2009/ 7/31)

 ナミテントウか

ナミテントウか 模様はナミテントウの変異の一つだと思う。ほかのテントウでもそうなのだが、この個体のように一部が焦げたような黒っぽいことが時々ある。なんだろう。(2009/ 7/31)

 マムシ

マムシ 花の国ではないのだが、マムシには以前に1回だけ出会ったことがある。花の国には「マムシがいます」という警告が随所にある。管理員さんにもそこはマムシが出たから気をつけて、と何回か声をかけられた。
 立札の説明にもあるのだが、マムシの毒は速効性ではない。噛まれてもあわてずに対応すればいいのだ。それに、前回の経験では、マムシは襲ってくるような性質ではなく、人がいればそっと逃げていくおとなしい蛇だった。
 だからといって甘く見てはひどいことになるかもしれない。
  正門から入ったところの駐車場を通りぬけようとしていたところ、山側の側壁の上に鎖模様の縄状のものがある。地味であたりの景色に溶け込んでいるからそのまま見過ごしてしまいそうだが、虫を探しているので目はあたりをサーチしていて、引っかかった。
 ぼくの背丈より高い場所だったので、全体がよく分からない。頭はどちらかもわからなかった。見えているのは太い胴の鎖模様だ。頭部の写真が欲しいのでコンパクトカメラを手に持ち高く掲げて、頭部があるかもしれないほうを向けてシャッターを何回か押した。
 その間全く動かなかったのだが、写っているのかどうかを確認している間に音もなくいなくなっていた。ちょっと怖い。(2009/ 7/31)
マムシ


2009/ 8/ 1

 ニイニイゼミを捕らえたコスズメバチ

ニイニイゼミを捕らえたコスズメバチ 山際の道に沿ったカラムシを主とした生い茂る草々が数日前に刈り払われ、いまは地表がむき出しになった状態だ。植物のない状態だから虫を求めるでもなく歩いていると、突然、上方からジジジジというくぐもった声とともに、落下してきたものがある。ジジジジと音を出しているのはニイニイゼミで土の上に落ちてじたばたしている。
 セミと一体になったような形で黄色のハチも落ちてきていた。ハチがセミを捕らえたのだ。地表に組み敷いたような形で、セミの頭部のやや胴体側に顎を入れて噛み切ろうとしているようだった。
 大顎のせわしない開閉が何回か繰り返されるうちに、セミの動きも緩くなり、止まった。それでもハチの大顎は動きを止めず、ハチがセミから離れたのは頭部が完全に切り離されてからだった。ぱっくりと開いた頭部と胴部の間は白っぽい脂肪分のような感じに見えた。
 ハチは獲物を捕らえると大顎で噛み砕き、肉団子を作るのが常だが、今回はそうではなく、そのまま飛び去って行った。セミには芋虫や毛虫と違い、そんな肉があるようにも見えない。ハチの体と比べればかなり大きなセミをなんのためにハチは捕らえて刻んだのだろうか。下の写真は胴体から切り離された頭部。すぐに小さなアリが寄ってきていた。(2009/ 8/ 1)
頭部が噛切られたニイニイゼミ

 
Copy Right Midorisijimi