くりはま花の国7月
くりはな虫の国(page31) 20090720
2009/ 7/20
ブチヒゲヘリカメムシ幼生
ハルジオンの花の上にいた体長3mmの小さな虫。カメムシだということはわかった。気をつけないと見逃してしまう大きさだからカスミカメムシのなかまかと思った。頭部の模様などからブチヒゲヘリカメムシと判断した。(2009/ 7/20)
下はさらに小さく2.5mmほどの大きさ。近くのハルジオンの上にいたし、頭部の模様も似ているからもっと若令の幼虫と判断した。
ルリクビボソハムシ
クワの葉の上にいた。前回も掲載しているけれど、このごろよく見かける。時期なのだろうか。(2009/ 7/20)
ヒメヒゲナガカミキリ
ヒメヒゲナガカミキリと最近掲載したヒゲナガヒメカミキリは当然違う種だ。それにしてもまぎらわしい。体長15mm。図鑑と比べると白帯の位置が少し上部にあるような感じで気になる。ほかの小斑は黄色。(2009/ 7/20)
クサギカメムシ幼生
クサギカメムシはよく見るカメムシだ。必然的に幼生もよく見る。でも、いままでもたくさん出会っているはずなのになんで気づかなかったのだろう。下は成虫、納得できる似方だ。(2009/ 7/20)
メンガタカスミカメ
初めは甲虫かと思った。でも、脚がいままで見ているカメムシに似ているものがいる。人間でいえば胸板がかなり分厚い。カメムシでこんなのは見たことがなない。さんざん図鑑やネットを探して見つけたのがメンガタカスミカメ。体長6mm。(2009/ 7/20)
当初メンダカカスミカメとしていたが、図鑑で確認してメンガタカスミカメに訂正した。ネットで検索をかけると混用されているようだ。
ダニにつかれたカミキリ
これだけ取りつかれていれば生活の質はかなり悪いと思われる。以前に載せた死んだカミキリもこんなのが原因なのかもしれない。(2009/ 7/20)
セマダラコガネ
最近見かけないと思ったらでてきた。体長9mm。(2009/ 7/20)
ヒメカメノコハムシ
道端の草をよく見れば意外といる虫だ。ジンガサハムシと同じで葉に円形の食痕を残しているのだろう。体長5mm。(2009/ 7/20)
ハナダカカメムシ
最近よく見るけれどきれいに撮れたので載せておく。体長6mm。ついている草はヤブジラミ、この実が服などにつくことから名前が付けられたらしい。。(2009/ 7/20)
クモの狩
クモの網にアリが迷い込んだ。網の上をふつうに歩いていたけれど、クモが素早く近寄ってあっという間に捕らえてしまった。投網をかけるような感じで一気に全身がクモの糸に覆われた。さらに糸をくわえ、ぐるぐる巻きにしたようだ。その間数秒。一連の作業はぼくの目には瞬間にしか見えなかった。(2009/ 7/20)
ハナダカカメムシ交尾
ハナダカカメムシの写真を撮っているときに、上のクモの出来事があった。そちらを優先したので間があいてしまったけれど、ヤブジラミの上のハナダカカメムシの撮影を続ける。小さいけれどもう成虫なのでもちろん交尾もする。(2009/ 7/20)
コクワガタ♀
前回も路面をコクワガタが歩いているところだったけれど、今回も同じシチュエーションだ。違いは樫類の落ち葉などのたまりが近くにあり、その中に隠れたりしたことだ。隠れると撮影できないので葉をどけて撮らせてもらった。(2009/ 7/20)
2009/ 7/25
クサギカメムシ
このページの上部にもクサギカメムシ幼生と成虫の組み合わせの写真があるけれど、日が違うので載せた。成虫はいつも脚を見栄を張る歌舞伎役者みたいにしている。6本も脚があれば1本はそうなるのかな。(2009/ 7/25)
トモエガ
最近よく見かけるガだ。前羽についている紋が巴型。夜行性のガだけれどぼくが昼行性で草むらを歩き回るものだからその進路近くにいればバタバタと飛び立つ。足元から飛び立ち、それほど遠くに行かなくても近付くとまた飛び立つ。おそろしく警戒心の強い蛾だ。飛び立った時に翅の裏の濃いオレンジ色が魅力的だが、近づけないので撮ることができない。トモエガの仲間は何種類かいるけれど、2枚の写真は種類が違うのか、雌雄の差なかのか分からない。(2009/ 7/25)
ホシハラビロヘリカメムシ
最近いつでも見るカメムシだけれど、葉の上にいるのを撮影すると微妙に揺れ動いている。今回はガードレールと言うかっちりした構造物にとまっているのでぶれはない・・はず。体長13.5mm。(2009/ 7/25)
ウズラカメムシ
これもいつでも見るカメムシになてしまったけれど、ガードレール上なので撮る。体長10mm。(2009/ 7/25)
ツバメシジミ♂
クズの葉にとまったツバメシジミ♂。尾部にピントが合っていないのが残念。(2009/ 7/25)
ルリクチブトカメムシ幼生
色合いから言うとルリクチブトカメムシなのだが、成虫を見かけたことがないので自信がない。幼虫のときにはこんな色のほかのカメムシかもしれない。(2009/ 7/25)
カラスアゲハ
カラスアゲハと言わず、アゲハの仲間は吸水のために地面に降りることがる。今回もそうだが、警戒してなかなか近くに降りてくれない。でも、あの青緑色の表面が垣間見える。(2009/ 7/25)
ヨツスジトラカミキリ
このごろ見かけるカミキリだ。筋の具合が個体差がありそうなのでいくつか撮ってから比べて見る。体長16mm。(2009/ 7/25)
アカボシゴマダラ
少し前にゴマダラチョウの幼虫の写真として紹介したけれど、その写真を撮った小さなエノキの葉の上に孵化したばかりといった風情のアカボシゴマダラがいた。近くを見たけれどさなぎの殻は見つからなかった。以前の幼虫もアカボシゴマダラなのかもしれない。
アカボシゴマダラは日本にはいないはずの蝶だが、昨年も見ているのでもう自然繁殖しているのかもしれない。ツマグロヒョウモン同様に珍しい蝶ではなくなる日も近いのだろうか。
頭部の細かい突起が目立ち、背中の突起は4対、尾端がくっついて尖っている、は、アカボシゴマダラの幼虫の特徴。7月11日に掲載した幼虫はアカボシゴマダラだった。(2009/ 7/25)
ヤマトシジミ♂
ごくふつうの蝶だがきれいだ。模様には個体差はないような気がする。(2009/ 7/25)
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