ツバキシギゾウムシ

オオキイロマルノミハムシ

クモの食餌

ラミーカミキリ

イチモンジセセリ

ウシカメムシ

クモの食餌

ゴミムシダマシ

ホホジロアシナガゾウムシ

ダイミョウセセリ

オオスズメバチ

トカゲ

ヒメホシカメムシ

アカジマサシガメ

ルイスコメツキモドキ

オオワラジカイガラムシ

ホバリングするホソヒラタアブ

ハラビロヘリカメムシ

ルリクビボソハムシ

チャバネツヤハムシ

交尾するガ

ゲジ

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くりはま花の国2009年5月GW

くりはま花の国5月

くりはま花の国にて


2009/ 5/ 3

 ツバキシギゾウムシ

ツバキシギゾウムシ 歩道沿いのツツジの植え込みにヨモギの茂みができている。ヨモギの葉の上部の重なりの間にすぐに虫の影を見つけた。ん?はじめはどう見たらいいのか分からなかったけど、ゾウムシだ。長い口と胴体が同じくらいの長さ。体10mm+口10mm。鳥のシギのくちばしと似ているからこの名前なのだろう。わかりやすい。(2009/ 5/ 3)

 オオキイロマルノミハムシ

オオキイロマルノミハムシハムシは種類がいっぱいあっておもしろい。これもよく見るハムシでもう紹介済かと思ったら初めてのようだ。濃いオレンジ色でよく目立つ。体長6mm。このくらいの大きさまで対象を広げると楽しみがいっぱいだ。
 ゴールデンウイークと言うのは、虫撮りにとってもゴールデンウイークだ。連日のよい天気、虫たちは続々と姿を現してくる。きょうはうっすら曇っていてしのぎやすそうだ。(2009/ 5/ 3)

 クモの食餌

クモの食餌 虫を探していると目につくのがクモだ。クモと言うとクモの巣と言うくらい網を張るクモが一般的だけど、じつは網を作らないクモの方がずっと多い。クモはすべて肉食で、獲物はほとんどが昆虫だ。この獲物はアリマキだ。このくらいならすぐ捕まりそう?
 網を張らないで羽を持たず飛ぶことが出来ないクモが昆虫を捕獲できるのかと思ってしまうけれど、実際には生き延びているクモは全て食事ができていると考えていいわけだ。(2009/ 5/ 3)

 ラミーカミキリ

ラミーカミキリ ラミーカミキリはこのあたりではよく見るカミキリだ。麻科の植物を餌にするから、カラムシやヤブマオが茂っているこのあたりにいるのは当たり前か。でも、今年の初見だ。体長15mm、薄い緑色の模様がクールでおしゃれ。(2009/ 5/ 3)

 イチモンジセセリ

イチモンジセセリ よく見る蝶だ。蛾だと思っている人も多いけど、地味だし、羽を開いて止まったりするから無理もない。もともと蝶と蛾を区別するというのもあまり意味はなさそうだし。
 この蝶を見るとジェット戦闘機を思い出す。エンジンの出力が大きく、動体性能が良い。エンジンの大出力で揚力を生み出すので機体そのものの形態で揚力を生み出そうとはしていない。寸胴で見栄えは良くなくても性能がいい。そんな感じだ。一文字と言うのは羽の白い模様が一直線と言うことだ。体長を測ろうとしたらもちろん飛んで行ってしまった。(2009/ 5/ 3)

 ウシカメムシ

ウシカメムシ 4月にも登場しているけれど、きょうはヨモギの上で自然にしているところを撮ることができた。体長8mm、測っても逃げても行かなかったし、風でぶれることもなかった。(2009/ 5/ 3)

 クモの食餌

クモの食餌 前にもクモの食事の場面がある。ウンカを捕らえたのとか、他にもあったのだけれど、ハルシオンの花の上で待ち構え、アブを捕らえたこの1枚がインパクトが大きい。花の模様に溶け込んで獲物を待っているものがいる、という落差が怖い。(2009/ 5/ 3)

 ゴミムシダマシ

ゴミムシダマシ カラムシの葉の上に15mmほどの甲虫。ゴミムシのなかまのよく見る虫だ。物差しを当てたらころっと落ちて見えなくなった。(2009/ 5/ 3)

 ホホジロアシナガゾウムシ

ホホジロアシナガゾウムシ ゾウムシも何回か出てきているけれど、いろいろな形のものがいるものだ。たしかに頬が白いわかりやすい名前だ。体長を測ろうとしたら落下の術で逃れられてしまった。(2009/ 5/ 3)

 ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ 数日前にも見かけた同じ場所に現れた。そのときには一瞬とまってまた飛んで行ってしまったのだけれどきょうはカラムシの葉の上に静止した。色合いと飛び方から見てダイミョウセセリと思っていたのだけれどその通りだった。
 翅を水平に開いて止まるから展翅したように模様は見やすくて分かりやすい。後ろの翅には白い模様がないのでこれは関東型。ダイミョウセセリの名は紋付を開いたようなところから来たのだろうか。(2009/ 5/ 3)

 オオスズメバチ

オオスズメバチ 正面の門から入ってすぐ、魚国食堂の前あたりに干上がることもある、小さな池のような水たまりがある。いまは、少し水がたまった状態でいろいろな植物も茂っていて、そのあいだには濁った水面も見える。
 まわりにはツツジの植え込みがあり、いまはみごとに咲いている。ジャコウアゲハとかカラスアゲハとかが吸蜜に来るのでそれを撮ろうと池の中にある石の上で待っていたら、おとなの親指くらいのオレンジ色の短い棒が徘徊している。ぎんぎんの警告色。大きさの印象は恐怖で誇張されているのだろう。でも、大きい。耳もとで羽音がすると怖い。もちろん物差しなんてあてられない。(2009/ 5/ 3)

 トカゲ

トカゲ 初めての爬虫類の登場。爬虫類とか両生類は少ないよね。考えてみれば哺乳類だって、人間と猫以外はリスを見かけるくらいか。
 水溜りのわきの石の上にひなたぼっこのつもりかそろそろと現れた。尾部が切れて再生している途中で痛々しい。うろこが日に光ってきれいだ。(2009/ 5/ 3)

 ヒメホシカメムシ

ヒメホシカメムシ きょうはもうたくさん撮れたから戻ってもいいかな、と思って帰る途中でも目は虫を探してしまう。葉の上、石の上、コンクリートの擁壁の上。
 いた、赤いカメムシだ。去年よく見たヒメホシカメムシ。こういう派手なのはうれしい。ひとあたり撮影し、体長を計測、10mm。気づいたら手元近くにも別の赤いカメムシがいる。(2009/ 5/ 3)

 アカジマサシガメ

アカジマサシガメ こちらは首の長いサシガメだ。光沢もあり、黒に赤のカラーリングは派手でうれしい。体長は9mm。(2009/ 5/ 3)

 ルイスコメツキモドキ

ルイスコメツキモドキ 赤いカメムシを2種類も撮影してうれしいけれど目は満足せずモデルを探し続ける。カラムシの葉の上に細長い虫が見える。冴えない虫のように見えたけれどレンズを通してみたら金属光沢があるきれいな虫だ。翅の上全面の点刻もおしゃれ。細長いハムシかと思ったけれど図鑑にない。
 頭胸部が長いコメツキモドキだ。体長8mm。(2009/ 5/ 3)

 オオワラジカイガラムシ

オオワラジカイガラムシ 少し前に、カラムシの茂みのあたりで裏返って起き上がれなくなったカイガラムシを撮った。もう、ほんとうに帰る寸前なのだけれど、ヤマモモの幹の上を這う虫を見つけてしまった。昆虫と言う感じもしない虫だ。これもなかなか名前がわからなかった。体長10mm。(2009/ 5/ 3)


2009/ 5/ 2

 ホバリングするホソヒラタアブ

ホバリングするホソヒラタアブ アブが飛んでいる。飛んでいる虫を撮ってもどうせぶれてしまうからどうしようかと思ったけれど、念のためシャッターを切ってみた。翅は高速で上下しているから見えなくなっているけれど、体はみごとに静止している。それだけ正確に同じ場所に居続けることができるということだ。体節ごとにある黒い2重線が特徴、なかなかおしゃれだ。(2009/ 5/ 2)

 ハラビロヘリカメムシ

ハラビロヘリカメムシ カラムシの藪の中にカメムシの影があるのが見えた。葉の端をつまんでみるとこのカメムシ。昨年はよく見たのだけれど、もう名前を忘れてしまっていた。背中に黒い二つの点があるけれど、触角の付け根が太く短いのでホシハラビロヘリカメムシではなく、ハラビロヘリカメムシと判断を訂正(5/4)した。(2009/ 5/ 2)

 ルリクビボソハムシ

ルリクビボソハムシ 葉の上にウシカメムシがいる。いつものようにじっとしているかと思ったらさかさか歩く。あげくのはてにぶーんと音を立てて飛び立ってしまった。着地点を確かめたがその姿はもうわからなかった。いつまでも鈍重とはおもうなよ!ということか。で、ウシカメムシの姿を確かめながら少し離れた葉の上に黒い虫がいるのが見えたのがこれ。
 レンズを通してみたらきれいな暗緑色。点刻がおしゃれ、肩から背にかけて人面にも見える模様がある。体長7mm。(2009/ 5/ 2)

 チャバネツヤハムシ

チャバネツヤハムシ カラムシの葉の上にハムシがいる。近づくと銅色をしている。いろいろなハムシがいたけれど、きれいなつやのある銅色の翅をもつのは初めて見た。体長は5mmほど。(2009/ 5/ 2)

 交尾するガ

白とオレンジの蛾の交尾 イネ科の植物の長細い葉に白とオレンジの色がついていた。よく見ると、垂れ下がった葉の向こう側から蛾が抱え込んでいる。白いガとオレンジの蛾が向こう側にいるのだ。葉の端をそっと持ってよじっても逃げようとはしなかった。翅がかぶっているのでよく分からないけれど、体長は25mmくらい。(2009/ 5/ 2)

 ゲジ

ゲジ 体調が悪くてどうかと思っていたけれど、ちゃんと養生したためか出かけられそうだ。花の国の観察もそこそこに戻ろうとしたところで最後に見つけたのがこれ。カラムシの葉の上に見慣れない形。
 ここではないけれど、ずっと以前に見たことがあるからゲジゲジだとすぐわかった。スケールを当てようとしたけれど、身をよじるのではっきりは測れなかったけれど体長約5cm。調べてみたら、正式名はゲジだそうだ。(2009/ 5/ 2)

 
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