おおたわ虫の国 7月
おおたわ虫の国(page81) 2011/ 7/ 2
2011/ 7/ 2
カミキリ
とてもりっぱなカミキリだ。すぐに同定できると思ったのに、どういうわけか図鑑に見当たらない。違う感じで掲載されているのだろうか。(2011/ 7/ 2)
ニジュウヤホシテントウ
珍しい種類ではないのだが久しぶりに見た。(2011/ 7/ 2)
モンシロチョウ
このあたりは半分放置されたようなキャベツ畑がある。モンシロチョウには天国のようなところだ。そして、ドライフラワーのようにかさかさに見えるけれども、蝶がよくとまって吸蜜しているように見える野生化したスターチスもたくさんある。(2011/ 7/ 2)
ヒメシロコブゾウムシ
この虫はほんとうに外骨格という感じだ。白い殻が骨を思わせるのかもしれない。(2011/ 7/ 2)
ゴマダラチョウ幼虫
川沿いに人の背丈よりも小さなエノキの幼木が生えていた。鳥がエノキの実を食べたものが排泄されてこんなところにも生えたんだ、と思うようなことはよくある。表面を見ているとペレット状の排泄物があった。排泄物はあるけれど本体はいなそうだ、というのがいちばん下の写真だ。しげしげと見ていたら、なんだか赤っぽい枝みたいな形に気付いた。それが幼虫の触角で本体がそれに続いているのが眼前に浮かび上がった。
人間の認知というのは不思議なものでいないと思ってしまうとあるものでも見えなくなる。
さて、この幼虫だがゴマダラチョウになるのか、アカボシゴマダラになるのか。背中の角とかちゃんと見れば区別はできるはず。このあたりでは両方とも見かけたことがあるのでどちらの可能性もある。(2011/ 7/ 2)
シオカラトンボ
もう7月だけれど、盛りの過ぎたアジサイがまだ残っている。色のあるところにたまたまシオカラトンボがとまった。アジサイの花びらに見えるところはがくだし、花だって蜜があるようには見えない。だいたい、トンボは肉食で蜜も必要ないだろうし、つまり、たまたまとまっただけだ。写真としては色のあるほうがきれいかな?(2011/ 7/ 2)
セマダラコガネ
久しぶりのセマダラコガネ。背中の模様と開いた触角が魅力的だ。(2011/ 7/ 2)
ハスジゾウムシ
偶然この順番になったけれど、上のセマダラコガネと同じような模様だ。この模様にはどんな意味があるのだろうか。(2011/ 7/ 2)
マルカメムシ交尾
小さいし、成虫なのかと思ってしまうが立派な成虫だ。ちゃんと子孫を残すという成虫の務めを果たそうとしている。(2011/ 7/ 2)
ヨモギハムシ
最近はもう黒くてこのくらいの大きさのつやのあるのはヨモギハムシと言い切れる。(2011/ 7/ 2)
ヤゴの抜け殻
いかにも肉食、という感じの顔つきだ。大きな抜け殻だったのでオニヤンマかもしれない。(2011/ 7/ 2)
マメコガネ
やや小ぶりだが金属光沢のある頭部と胸部の緑、背部の赤褐色はとてもきれいな部類に入る。まだ、それほど数は見ていないが季節になればいやというほどあらわれる。(2011/ 7/ 2)
コチャバネセセリ
セセリチョウの仲間は地味なものが多いが、その中では目立つ方に入るだろう。(2011/ 7/ 2)
ダビドサナエ
この時期見かけるサナエトンボだ。(2011/ 7/ 2)
カタツムリ
調べれば名前もわかるのだろうが調べてはいない。でも、殻の周囲に糸状の突起があるのが変わっている。(2011/ 7/ 2)
クロウリハムシ
珍しくはないけれど証拠写真だ。(2011/ 7/ 2)
キマダラセセリ
セセリチョウの中でもこれはよく目立つ配色だ。(2011/ 7/ 2)
ホソヘリカメムシ
あまり見かけないカメムシなので、逃げないようにプラスチック容器に入れて撮った。逃げ回るのであまりよく映っていない。たぶん、ホソヘリカメムシだと思うけれど。(2011/ 7/ 2)
アオクサカメムシ幼虫
スイバの葉や茎についていた不思議な模様の虫。カメムシの幼虫だとはすぐわかった。でも、これが成虫になると全身薄緑とは思えない。(2011/ 7/ 2)
半夏生
ハンゲショウの葉が白く色づいてくると夏を実感する。水辺のハンゲショウが涼やかだ。(2011/ 7/ 2)
コミスジ
この蝶はほとんどはばたかずに滑空することが多い。このあたりではよく見かける。(2011/ 7/ 2)
ウラギンシジミ
気温があがると活発に飛び回る。この蝶の飛び方は軌跡が稲妻状になるのではないだろうか。鋭角的にジグザグに飛び回る。角度によっては光を反射して金属的に白くきらめく。少し遠いけれどもとまったので撮ってみた。よく見れば翅がだいぶいたんでいる。敵が多いのであの飛び方なのだろうか。(2011/ 7/ 2)