くりはま花の国7月
くりはな虫の国(page28) 20090716
2009/ 7/16
前回で在庫一掃したと思ったらまたためてしまった。きょうからカメラとレンズを替えている。写りはどうだろう?
アカスジカメムシ腹側
図鑑では背から見た様子を載せるのだけれど、実際に遭遇するのはいろいろな角度からのものだ。たまには腹側からはこんなに見えるというところも。下にはまあ、ふつうの写真を。(2009/ 7/16)
ヒゲナガカメムシ
この前とは違う場所で見つけたのではじめは思い出さなかった。形を見てああ、あのときのと思った。前回もイネ科の植物の茎についていたけれど今回も同じだ。人影を見るとその反対側に回り込み、なかなかいいポーズで撮らせてくれない。イネ科植物と言えば、ウズラカメムシもイネ科植物につく。両方がついているものもいた。(2009/ 7/16)
コチャバネセセリ
このデルタ翼が撮影意欲をそそる。でも、被写界深度の関係でピントを全体にはあわせにくい。(2009/ 7/16)
徳利型の巣
細長い葉の下部に泥でつくられたような直径20mmくらいの球状の構造物。たぶんハチの仲間の仕事だろう。数日したら口が塗り固められていた。(2009/ 7/16)
ツヤマルシラホシカメムシ幼生
何頭もの成虫といっしょのところにいたし顔つき、体形からもそう言っていいだろう。体長は約3mm。(2009/ 7/16)
ツバメシジミ♂
先日紹介したヤマトシジミやルリシジミと似ているところは灰色を基調とし、黒い斑点の散っている裏面。違うところと言えば、尾部の筒状の突起、その付け根付近の赤い色。雄は表面が空色だ。(2009/ 7/16)
ツバメシジミ♀
ツバメシジミの雌も雄と形は変わらない。表面の色がヤマトシジミと同じで雄は空色、雌は黒い。尾部の突起と赤い着色がチャームポイントだ。(2009/ 7/16)
ウラギンシジミ♂
ウラギンシジミの裏面はほんとうに銀色がかった白だ。シジミチョウにしては大柄だ。飛び方は敏捷だ。雄は濃い橙色の表面で飛ぶときには白と赤がちらちらと燃える炎のようだ。脚は白いタイツを履いたこびとさんのようだ。(2009/ 7/16)
クチブトカメムシ
初めはもっと金属光沢が強く赤っぽく感じた。でも、目が慣れてくると少し赤っぽいかな?くらいか。尾部先端が長いところが同定には自信が持てないところだ。(2009/ 7/16)
ルリクチブトカメムシ幼生
ルリクチブトカメムシの成虫は見ていない。でも、この緑の金属光沢を帯びた幼虫はやはりルリクチブトカメムシのような気がする。(2009/ 7/16)
オオビロウドコガネ
感じのいい触感の生地を思わせる表面だ。(2009/ 7/16)
2009/ 7/17
イモサルハムシ
クズの葉の上にいたサルハムシ。脚は黄色がかっている。背は赤みがかった光沢見える。体長3mm。(2009/ 7/17)
クロバヒメナガハムシ
見た目はクロウリハムシに似ている。でも、大きさが一回り小さくほっそりしている。背側の尾部あたりに赤みが見える。体長4mm。(2009/ 7/17)
ウズラカメムシ幼生
イネ科植物が枯れていても、よく見ればその先端の実の付いているあたりにたくさんの虫がついている。ウズラカメムシは成虫と幼虫が見える。体長8mm。(2009/ 7/17)
ヒゲナガカメムシ幼生
ウズラカメムシとヒゲナガカメムシは生活の場がいっしょだ。ヒゲナガカメムシは小さくて細いのでいままでは見逃していたのかもしれない。不完全変態とはいえ成虫と幼虫はそっくりだ。体長8mm。(2009/ 7/17)
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