くりはま花の国5月
くりはま花の国にて
2009/ 5/17
ムシヒキアブ捕食
ムシヒキアブとはよくつけた名だ。ふっと飛び立ってハエを捕まえ食べている。食べるとは言っても体液を吸い取っているのかな。(2007/ 5/17)
ムネクリイロボタル
少し前に初めて見つけたと思ったら、気をつけてみれば毎回見ることができる。いままではただ見ていなかっただけなのだろうか。(2009/ 5/17)
ジンガサハムシ
ジンガサハムシもその気になればいつでも見ることができるようになった。いまは時期がいいのかもしれない。今回はこげ茶色のものと金色のものとが並んだ写真を撮れた。このこげ茶色は短時間で薄くなったり濃くなったりしているような気がする。(2009/ 5/17)
ムシヒキアブ交尾
この時期、いろいろな虫が交尾している。成虫までたどり着いたからには子孫を残すのがその使命だ。(2009/ 5/17)
アカスジキンカメムシ成虫
去年のようにまとまっては見ないけれど、歩きまわっていれば何頭かの個体には出会う。最近の対象としては大きな被写体なのでいつもはボケているところもあるけれど、今回は被写界深度も深くピントがかなりの部分で合っている。(2009/ 5/17)
コガタスズメバチの巣
前夜は激しい風雨だた。前日、完成を見たコガタスズメバチの巣だが、雨をよけられないような場所だったので気になっていた。思ったとおり巣はぱっくりと口を開けてしまっていた。親の姿が見えないのであるいは放棄したのかと思ったけれど、内部の写真を見るとちゃんといたんだ。あぶないあぶない。中には卵が見えるけれどもむき出しなので生育は難しいかもしれない。(2009/ 5/17)
シラホシナガタマムシ
約1cmの細長い甲虫。コメツキムシのような形と思ったけれど、少し違う。はじめて気がついた虫だ。(2009/ 5/17)
ヒシモンナガタマムシ
シラホシナガタマムシとはまた違うナガタマムシだ。体形は同じだけれど模様が違う。腹部のひし形模様がカメムシによくあるような形なのではじめはカメムシの仲間かと思ってしまったけれど、それは翅が見えているのではなく模様であることがわかった。(2009/ 5/17)
カタツムリ
エノキの葉の上にいたカタツムリ。殻もきれいだし、中身も隠れることなく見せてくれた。(2009/ 5/17)
マルシラホシカメムシ
足元の葉の中にいたカメムシ。5mmほどの大きさなのではじめはチビタマムシのなかまかと思ってしまったけれど、よく見ればカメムシ。ツチカメムシではなくはじめてみるカメムシであることにもすぐに気づいた。(2009/ 5/17)
キアシドクガ
大きなミズキの木の葉をすっかり筋だけにしてしまうような食欲旺盛な毛虫の成虫だ。よく見れば清楚。足先が黄色なのでこんな名前がついている。ドクガともついているけれど毒はない。飛び方は弱々しくすぐに蝶ではないことがわかる。樹幹を群れ飛ぶ白い蛾は幻想的。(2009/ 5/17)
翅のねじれたハエ
足もとにいたハエを見て違和感を持った。翅がない。写真を撮ってからつついてみたけれどもやはり飛ばない。クモのようにすばしこく移動するけれど飛ぶことはできないのだ。これもまた変異の一つだけれど、昆虫の最大の利点である飛翔が出来ないことは生き残るには不利だろう。(2009/ 5/17)
ゴマダラチョウの翅
草が刈り取られた小道わきのゆるい斜面に翅が落ちていた。特徴のあるこの翅はゴマダラチョウのものだ。今年はまだ見ていないが、樹幹高くを飛ぶゴマダラチョウがいることがわかる。鳥などの外敵に襲われたのだろう。
(2009/ 5/17)
2009/ 5/16
カスミカメムシ
曇り空だ。小道の藪は刈り払われてしまったから久しぶりにポピー園の方に行ってみる。ポピー真っ盛りだ。イベントもあるらしく朝からテント作りなどをしている。ポピー畑に沿ったゆるい坂道の植え込みのノースポールがきょうの目当てだ。ずっと続く白い花の列を見て行くと・・いた。体長5mmの小さなカメムシだ。一つ見つかると続々とみつかる。カスミカメムシのなかまだけれど似ているのがいっぱいだ。まだまだ楽しみは続きそう。(2009/ 5/16)
カスミカメムシの交尾
ノースポールは小さな白い花をたくさんつける。小さい花だが、カスミカメムシはもっと小さい。小さいけれどこどもではなくれっきとした成虫だ。成虫の存在目的は子孫を残すことだから小さいとはいえ当然のように交尾する。目をこらさないと見えないような存在だけど、あちらこちらで交尾している。(2009/ 5/16)
マダラチョウ
数日前にパークゴルフ場の方で白い蝶を見かけた。大きな蝶でゆっくりと飛んでいた。そのまま山の方に行ってしまったので写真を撮ることはできなかった。ミヤマシロチョウとかそんな感じに見えた。
気になっていたのだけれど、たまたまイベントの横須賀総合高校のプラスバンドの演奏をやっているのを見ていたらふうわりと飛んできて降りた。ツツジの茂みの中にエノキが生えているところにとまっていた。ゴマダラチョウかとも思ったけれど、近づくと全然違っていた。
家に帰って図鑑とも引き比べたけれど、わからない。体の模様からはアサギマダラのようなマダラチョウの仲間だ。でも、翅の模様からはアサギマダラには見えない。こんな目立つ蝶で悩むとは思わなかった。
翅の痛みようは長旅のためか。それなら、模様がすり減ったオオゴマダラとも見える。(2009/ 5/16)