くりはな虫の国 5月
くりはな虫の国(page97) 2012/ 5/14
2012/ 5/14
クロアゲハ吸水
蝶を撮るのは意外と難しい。相手は飛ぶという人間以上の能力を持っている。遠く、高く飛ばれたらどうしようもない。アゲハの仲間は大きく目立ち、色形もきれいなものが多い。飛んでいる蝶を撮るのは難しいのでどこかにとまってくれるのがいい。
アゲハが静止状態になるのは、花にとまり吸蜜するとき、そして、地表に降りて吸水するときだ。花にとまるときはバランスをとるためか、翅を動かすのをやめないことが多い。地表で吸水するときは翅の動きはほとんどなくなることもある。
パークゴルフ場の入り口から入ったところに木材チップを集積して堆肥化するところがある。そこが前夜の雨で濡れ、クロアゲハが降り立って給水を始めた。水を吸って暗い表面にやはり黒い蝶が降り立ち目立たない。尻から水滴が滴り落ちるほど吸水してもさらに続けるというのはよほどおいしい水なのだろうか。(2012/ 5/14)
モンキアゲハ
パークゴルフ場の駐車場の大きなハコネウツギにモンキチョウが訪れた。大型のアゲハで、白い大きな模様波間違いようがない。ただ、羽ばたきをやめてくれないのでなかなか思うようには撮れない。花に蝶はほんとによく似合うのだけど。(2012/ 5/14)
カツオゾウムシ
よく見かけるゾウムシだが、拡大してみると外骨格であることがより感じられる。赤い粉はだんだん剥げ落ちるが、この個体は少し剥げてきているのがわかる。(2012/ 5/14)
ムラサキツメクサ
前回も掲載したけれど、見るとつい撮りたくなってしまう。(2012/ 5/14)
アカスジキンカメムシ幼虫
これも前回撮ったけど、模様がよく写っている。逆さで頭部がよく写っていたり珍しいポーズなので掲載してみた。(2012/ 5/14)
ハルジオン
よく似たのが多いので確証は持てない。(2012/ 5/14)
ゴミグモ
以前にもっとはっきり撮れた写真は掲載したけれど、見るとつい撮りたくなる。(2012/ 5/14)
オオモンシロナガカメムシ
このカメムシはぼくがカメムシに興味を持つきっかけになったものだが、今年はまだあまり見ていない。(2012/ 5/14)
ジンガサハムシ開帳
透明、プラスチックのような光沢をもつ翅の金色に輝く虫。飛び立とうとして羽を広げたところを撮ることができた。(2012/ 5/14)
アワフキムシの巣
泡の中に黒っぽい虫のようなものが見えるが、アワフキムシなのか、それともアワフキムシを襲おうとして息絶えたものかわからない。こんどは本体を確かめたい。(2012/ 5/14)
オオアカマルノミハムシ
センニンソウについている虫で、オオキイロマルノミハムシとよく似ている。足が黒いのでオオアカマルノミハムシとした。(2012/ 5/14)