タシロラン

タシロラン

タシロラン

以前にYRP光の丘公園で見せていただいたことがあります。そのときは時期が外れていたのかもやしのような見かけだけが印象的でした。

それでも貴重なことだけはわかっていました。

もやしのように色素が欠けているということは光合成をしていないことになります。もやしはその能力があるのに光が当てられないためにそうなるのですが、タシロランはもともと光合成をしないのです。

そんな珍しい植物なので、絶滅危惧種に指定もされていてめったに出会えないものと思っていました。

今回は平たんな山沿いの下の道を歩いていた時、土砂崩れを防ぐための目の高さほどの擁壁の上を見たとき変なものが見えました。林立する色が抜けた棒の群れ。タシロランだ!と思いました。でも、まさかね、とも思いました。

写真を撮って確認するとやはりタシロラン以外ではありません。100株を超えるような大群落がそんなにも近くにありました。

タシロラン

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