月別アーカイブ: 2017年7月

トラノオ

トラノオ

トラノオ

昨日はしょうぶ園に行きましたが、きょうはその近くの衣笠山公園あに行きました。桜の季節がハイシーズンで近づきがたかったのでそれから足が遠のいていました。

久しぶりの公園歩きでした。山という名の通り、起伏があり、機材を持ち歩くと少ししんどい感じです。

上の広場の下側の斜面に生い茂る草の中に白い花穂がありました。

アオスジアゲハ

アオジアゲハ

アオスジアゲハ

蓮の写真を撮り、少し様子を見ましたがカワセミは来ません。周りのカメラマンに尋ねると私が着く少し前には来たけれど茂みに中に入ったかどこかに行ってしまった、ということです。

あまり込み合っているところは好きではないので園内に入り別のものを撮ることにしました。切り替えは早いほうです。

しょうぶの時期が終わったのでたぶんきれいにした後のしょうぶ田でしょう。少し水気があります。近づくとアオスジアゲハが舞うのが見えました。私が近づいたために舞い上がったのです。しばらくじっとしていると土の上に降りました。舞い上がり舞い降り水分を吸っています。よく見ると尾の先から水滴を出しているものもいました。

ルリシジミの群の写真を以前に紹介しましたが、それよりもずっと大きなアオスジアゲハの群の様子は壮観です。

ハス

ハスの花

横須賀のしょうぶ園に行きました。しょうぶの時期には有料なのですがいまはもう無料期間になっています。

入り口近くに池があり、蓮や水連が盛りです。ピンクの蓮の花は神々しい感じです。この蓮のつぼみの上にカワセミがとまっている写真を撮った人がいました。

そんなブログを見たらだれでも自分でも撮りたいと思うでしょう?

しょうぶ園について機材を準備して池に近づくと人だかりがあります10人を超えるカメラマンが三脚を立てて長いレンズをずらっと並べています。ちょっとびっくりしましたが、考えるまでもありません。誰でもあんな写真は撮りたいでしょう。

ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ

ヒメウラナミジャノメ

羽を閉じたときに見える面を裏面と呼んでいます。

ヒメウラナミジャノメは裏面に波模様があり、蛇の目模様があるジャノメチョウです。ジャノメチョウの仲間としては小さいほうです。

明るいところではあまり見かけない印象を持ちますが、明るいところにいないわけでもありません。太田和のほたるの里の川沿いの草原で吸蜜していました。

 

 

ハンゲショウ

ハンゲショウ

ハンゲショウ

古くは夏至後 10日目から小暑の前日までを半夏とか半夏生と呼んだそうです。現在では夏至から11目を言い、7月2日のようです。小暑は7月7日なので古い呼び方でも今の呼び方でも半夏生は過ぎてしまったようです。

というわけで、遅れてしまいましたがそれほどかけ離れてはいないので太田和、ほたるの里の池のハンゲショウです。

半夏生の時期に咲くからハンゲショウという名と言うという説と、葉が白く色づくから半化粧という説があるそうです。

植物の花は葉が変化したものという成り立ちがよくわかるような気がします。

ニワハンミョウ

ニワハンミョウ

ハンミョウと言えばあの極彩色のハンミョウしか思い浮かばなかったのですが、図鑑を見ると20種類ほどのものが載っています。

タイワンヒメハンミョウやトウキョウヒメハンミョウ以外にどんなのがいるのだろうと思っていました。

野比海岸から奥に入ったところにくりはま花の国の山に裏側から登って入るところがあります。川の流れがありじめじめしていて薄暗い感じです。

久しぶりに入ってみると何か飛んだものがいました。降りたところを見るとハンミョウの仲間であることはすぐわかりました。軽やかな飛び方からしてハンミョウでした。大きな目も特徴的です。でも、色がハンミョウではありません。

大きさはハンミョウくらいですが、色合いが全く違います。

調べるとニワハンミョウでした。一般的な種類のようですが、初めて認識しました。

ハンミョウ

ハンミョウの大きな顎

ハンミョウの大きな顎

ハンミョウの美しさは言うまでもありません。

ハンミョウは肉食でその大きな顎を見れば哺乳類で言う猛獣に当たることがわかります。

なんのためにあんなに美しい外見なのでしょう。